【特集】なぜそこにダチョウ牧場が?~ポツンと一軒うまい店~(8月1日放送)

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  • Опубликовано: 10 сен 2024
  • 衛星写真を拡大すると見えてくる!
    人里離れた場所にある、隠れた名店を調査!
    ポツンと佇む、知る人ぞ知る「うまい店」を紹介しました。
    今回の舞台は…インバウンド観光が人気のニセコです。
    なぜそこにダチョウ牧場が…?感謝と愛情が詰まったお菓子
    人里離れた場所にポツンとたたずむウマイ店!
    ニセコにある、今回の目的地は一体どんなところにあるのでしょうか?
    地元の人に聞いてみると…
    地元民:「(周りには?)何もない、一面草。三ノ原の青看板を右に曲がる」
    地元民:「黄色い家のお店」 手掛かりは「青看板」と「黄色の店」…さらに!
    地元民:「いっぱいいたから、びっくりした」 その場所には子ども達が怖がる何かがいるそうです。
    地元の声を頼りに早速、ニセコ駅を出発地点として捜索開始!
    駅周辺の観光地、さらに道の駅を通過し、車を走らせること約5分…。
    スタッフ:「青看板ありますね、ここ右曲がってみますか!」 不安な気持ちの中、道を進んでいると…そこに!
    スタッフ:「”スピード落とせ”なんの動物ですかね」
    スタッフ:「あ!黄色い建物!」 早速車を止めて外を確認してみると…
    スタッフ:「ダチョウいますよ!」 ついに見つけました!
    ニセコの牧場の中でのびのびと過ごす動物!
    子ども達が怖がっていたのは、ダチョウでした!
    そのダチョウがいる牧場の向かいの建物でお客さんが買い求めていたのは一体!?
    客:「重厚感がある」
    客:「どら焼きを買いました」
    一般的などら焼きの約1.5 倍もある、ダチョウの卵を使った「どらやき」です。
    やってきたのは、ニセコにある「第二有島だちょう牧場」
    40ヘクタールの敷地に60羽のダチョウがいます。
    こちらではその卵を使ったお菓子を販売しているんです。
    その名も「だちょう屋さん」。
    店主兼牧場経営をしている氏家健太さん。
    ダチョウのお世話からお菓子の製造まで この地のすべてを管理しています。
    ダチョウの卵は地球上でもっとも大きい卵といわれ、その重さは鶏の約25倍、1,500グラム!
    その大きさを表現するように、どら焼きにはずっしりと餡が詰まっているんです。
    販売するお菓子に使用しているのは、牧場で一日に60羽から3,4個しか産まれない貴重な卵なんです!
    それが撮影中に!!
    スタッフ:「産んだ!卵卵」 産まれたばかりの貴重な卵!
    特別にその回収作業に付いていくと…。
    スタッフ:「ダチョウがついてきてますよ…」 スタッフも近くまで行って撮影するつもりでしたが…
    スタッフ:「怖いかも…近くに来ると大きい」
    ダチョウの身長は約2メートル、体重は100キロ。
    歯は無く、比較的穏やかな性格だそうですが、近づくと迫力は想像以上です!
    こちらでは、そんなダチョウにエサやりができる場所として道外海外からの観光客も多いんです。
    大阪から:「こんなにダチョウがいっぱいいるところは無い」
    インドネシアから:「かわいいけど餌を食べようとするときは攻撃的」
    人気の理由は、貴重な体験ができる事に加え北海道らしい雄大な景色。
    ダチョウと羊蹄山のコラボは圧巻の美しさ。
    この景色に惚れ込んだのは、実は健太さんの祖父でした。
    氏家健太さん:「羊蹄山の景色が、祖父が生まれ育った富士山の景色に似ていると思ったらしく一目ぼれしたそうです」
    ダチョウ牧場が生まれたワケ…
    1996年、健太さんの祖父・高橋 (ひらく)さんは当時60歳で何をするかも決める前に、まず土地を購入しました。
    「何を始めようか」と考えていた時、ダチョウが世界に輸出を始めるというニュースを見て、勢いと直感でダチョウ牧場を開拓しました。
    しかし…ダチョウの飼育は温度管理が難しく、苦戦。
    そんな中、追い打ちをかけるようにさらなる危機が…。
    信頼していた牧場スタッフが体調不良により辞職。
    牧場存続の危機が訪れたのです…。
    そんな時に立ち上がったのが孫の健太さんでした。
    内定していた農業関係の転職先を断り、6年前にダチョウ牧場を引き継ぎました。
    氏家健太さん:「30年前に道内にたくさん牧場ができたが、私が始めた時には周りはもう誰もやってなかった。当時はどうやって続けようかな…と」
    それまでは牧場経営だけだったこの場所で、カフェを始めることにしたのは健太さんの時代から。
    カフェを続ける上で卵はなくてはならないものに。
    ダチョウへの感謝と愛情は常に持って接しています。
    店主にとってダチョウとは…?
    氏家健太さん:「仲間。最初は産業動物だと思っていた。今がお互いにこの人といると安心するという感覚。敬意を持つっていうことを大事にしたい」
    こちらの牧場では、多くの修学旅行生や子ども達を農業体験に迎え、愛情を持って接する姿を見てもらい、命について考える機会を設けています。
    担当教員:「いただきますの気持ちを学べる」
    氏家健太さん:「いい卵を産んでもらってるから、おいしくないものを作ったら申し訳ない。ダチョウの卵がおいしいということを伝えたい」
    ダチョウへの濃厚な想いと味を広めたいという牧場が ニセコにポツンとありました。
    【第二有島だちょう牧場】
    住所:ニセコ町豊里239-2
    ※掲載の内容は番組放送時(2024年8月1日)の情報に基づきます。

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