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窯業サイディングの歴史からその不具合を説明する。古くは天然スレートを真似て、アスベストとセメントを混ぜて紙抄きのように透いて重ねてプレスして硬化させて製造した。性能が良く塗装せずとも工場の屋根や壁に使われた。駅のプラットホームの屋根にも使われていた。塗装して古いプレハブ住宅の屋根や外壁にも使われた。それは問題になっていない。ところが、アスベストの発癌性が社会問題になるとメーカーはアスベストに替えてパルプを使うようになった。仕方ないとは言え、これが大失敗であった。この現場の窯業サイディングはその時代の物である。 アスベストは鉱物なので吸水しないが、パルプは紙の原料で吸水すると膨張する。アスベスト製は塗装しなくても問題無いが、パルプ製は塗装しないと吸水して使えない。逆に言えば塗装がダメになると劣化する。紙抄きで作られているので層間剥離して膨らんでくる。そうなると更に劣化が進む。パルプ製は吸水と乾燥で長手方向に伸び縮みする。それを釘打ちで施工したら釘の回りが割れて水が入る。またシール部分がヒビ割れして水が入る。吸水した水が凍ると膨張して内部破壊が進む。この問題を解決するために、塗装しなくても良いスレート基材を造らねばならない。製造方法と補強材料を変更した。紙抄き方法にするからパルプが必要なので、ノズルから押し出す押出方法ならば補強は合成繊維で良い。押出方法は繊維が絡まるので層間剥離が起きない。ならば最初からそうすれば良いのに、アスベスト製と同じ製造設備を使いたかったのだ。押出方法の製品は強度が低くて釘が打てない。だから金具で留めている。薄いと割れるので厚くせねばならない。だから最近の窯業サイディングは厚くなっている。昔のように安くは造れないのだ。それでも外壁通気工法が一般的になるとモルタル外壁に比べ施工が簡便であることから値段が高くなっても使われた。塗装品だけではなく、塗壁の下地にも使われる。それは基材が良くなったからだ。しかし過去のイメージが悪くて毛嫌いする人もいる。問題なのは昔の窯業サイディングが今だに売られている。値段が安くて釘打ちできるので建売住宅への需要が根強いからだ。しかし、通気工法になっているので壁内が腐ることはない。塗装がダメになると早く再塗装しなければならない。
@@ハマちゃん-c9t なるほど、昔の物を使っている業者も中にはいるけど、基本的には物が良くなっていて、工法も改善されたということでハズレの業者に当たらなければ安心して良いわけですね。
窯業サイディングって30年でこんなになっちゃうんですね。メンテナンスは大切ですね。
この時期の施工法で施工された窯業系サイディングは色々と深刻な欠陥がある。
@@ももやましゃん井卜 日進月歩、今はサイディング自体良くなり、施工方法も確立されているから、あとは職人さんの腕次第ってところですかね。
窯業サイディングの歴史からその不具合を説明する。古くは天然スレートを真似て、アスベストとセメントを混ぜて紙抄きのように透いて重ねてプレスして硬化させて製造した。性能が良く塗装せずとも工場の屋根や壁に使われた。駅のプラットホームの屋根にも使われていた。塗装して古いプレハブ住宅の屋根や外壁にも使われた。それは問題になっていない。
ところが、アスベストの発癌性が社会問題になるとメーカーはアスベストに替えてパルプを使うようになった。仕方ないとは言え、これが大失敗であった。この現場の窯業サイディングはその時代の物である。
アスベストは鉱物なので吸水しないが、パルプは紙の原料で吸水すると膨張する。アスベスト製は塗装しなくても問題無いが、パルプ製は塗装しないと吸水して使えない。逆に言えば塗装がダメになると劣化する。
紙抄きで作られているので層間剥離して膨らんでくる。そうなると更に劣化が進む。パルプ製は吸水と乾燥で長手方向に伸び縮みする。それを釘打ちで施工したら釘の回りが割れて水が入る。またシール部分がヒビ割れして水が入る。吸水した水が凍ると膨張して内部破壊が進む。
この問題を解決するために、塗装しなくても良いスレート基材を造らねばならない。製造方法と補強材料を変更した。紙抄き方法にするからパルプが必要なので、ノズルから押し出す押出方法ならば補強は合成繊維で良い。押出方法は繊維が絡まるので層間剥離が起きない。ならば最初からそうすれば良いのに、アスベスト製と同じ製造設備を使いたかったのだ。
押出方法の製品は強度が低くて釘が打てない。だから金具で留めている。薄いと割れるので厚くせねばならない。だから最近の窯業サイディングは厚くなっている。昔のように安くは造れないのだ。それでも外壁通気工法が一般的になるとモルタル外壁に比べ施工が簡便であることから値段が高くなっても使われた。塗装品だけではなく、塗壁の下地にも使われる。それは基材が良くなったからだ。しかし過去のイメージが悪くて毛嫌いする人もいる。
問題なのは昔の窯業サイディングが今だに売られている。値段が安くて釘打ちできるので建売住宅への需要が根強いからだ。しかし、通気工法になっているので壁内が腐ることはない。塗装がダメになると早く再塗装しなければならない。
@@ハマちゃん-c9t
なるほど、昔の物を使っている業者も中にはいるけど、基本的には物が良くなっていて、工法も改善されたということでハズレの業者に当たらなければ安心して良いわけですね。
窯業サイディングって30年でこんなになっちゃうんですね。メンテナンスは大切ですね。
この時期の施工法で施工された窯業系サイディングは色々と深刻な欠陥がある。
@@ももやましゃん井卜
日進月歩、今はサイディング自体良くなり、施工方法も確立されているから、あとは職人さんの腕次第ってところですかね。