絵本 読み聞かせ 知育動画|カブトムシの角(かぶとむしのつの)/かぶと虫の秘密がわかる夏のお話

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  • Опубликовано: 3 ноя 2024
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    ▼絵本のあらすじ…
    カブトムシのオスのツノについての、ゆう君とお父さんとの会話が物語となっています。
    オスのツノの秘密のあれこれを、ほかの昆虫との力関係や体の仕組みを上手に例に挙げながら話すお父さん。
    ゆう君は、その一つ一つに納得し、お父さんとのカブトムシのお世話に夢中です。ゆう君はオス、メスの性差をどちらもカッコいい、と感じます。
    そんな説明ができるお父さんから学ぶことが、私達には沢山あるのではないでしょうか。
    【絵本】カブトムシのつの【読み聞かせ】
    シトシト雨が降る6月。
    ゆう君はおウチの虫かごの中をじーっと眺めていました。虫かごの中ではカブトムシの幼虫が土の中でサナギになり始めていました。
    「この子、角がみえないからメスかなー。」ゆう君はパパに聞きました。
    するとパパは「ん〜まだどっちかわからないな〜。今、角は見えてないけど、オスのカブトムシは、幼虫の頃から身体の中に角を折りたたんでこっそり持っているんだよ。だからサナギになってしばらくすると、オスのカブトムシは急に角が生えたように見えるんだ。」と教えてくれました。
    「へー!!すごい!!じゃあ、このサナギはオスかもしれないんだ!」
    それからゆう君は、オスなのかメスなのかわからないサナギを、「どっちかな〜」と、うれしそうに毎日観察しました。
    ある日サナギのカブトムシに角が生えはじめました。
    「パパみて!角が生えてきた!この子オスだったよー!」ゆう君はとっても嬉しそうにパパに報告しました。「おー!オスだったのかー!」パパは「どれどれ」と虫かごの中をのぞきました。
    それから1ヶ月が過ぎた暑い夏の夜。
    虫かごから「ブゥゥゥゥン!!!ブゥゥゥゥン!!!」と大きな羽音が聞こえてきました。カブトムシがサナギから大人になって羽ばたき始めた音でした。
    「パパー!!!カブトムシがー!!大人になったよー!!」朝はやく起きて、虫かごを覗いたゆう君は、急いでパパを起こしました。「ん〜?そうかそうか…」パパはまだ眠そうな顔をしながらゆう君に連れられて虫かごへと案内されました。
    「おー!立派なカブトムシじゃないか!」カブトムシを手に乗せると、なんだかパパもうれしそうな顔になりました。「そうでしょ!?」ゆう君は得意げに言いました。
    「カブトムシって、どうしてオスには角があるんだろう…?」ゆう君はカブトムシの角をなでながら不思議そうにしていました。
    「カブトムシって、ご飯は何を食べているか知ってる?」パパがゆう君に聞くと、「木から出てる蜜だよ!」とゆう君は得意げに答えました。
    「その蜜は、樹液と言ってね、蝶やカナブンも食べに来るんだ。蝶やカナブンはカブトムシより強いと思うかい?」
    するとゆう君はまた得意げに「カブトムシには敵わないよ!」と答えました。
    「その通り。カブトムシは、蝶やカナブンと一緒だったら、1番蜜が出ているところでゆっくり食事ができるんだ。じゃぁ、クワガタや他のカブトムシが同じ蜜のところに来たらどうだろう?誰が強いと思う?」するとゆう君は「この子が1番強いよ!!」と嬉しそうに虫かごの中のカブトムシをなでました。「はっはっは。確かにそうだね。」パパは笑いながらゆう君をなでました。
    それから「カブトムシはね、蜜を吸っているところに他のカブトムシやクワガタが来た時に、この角を使うんだよ。」と続けました。「どうやって使うの?」ゆう君はパパの話をジッと聞きました。
    「角をひくくして、相手の体の下に入れるんだ。それからグイっと持ち上げて、相手をはね飛ばす。相手は足で踏ん張ってはね飛ばされないようにする。この力比べに勝った方が美味しい蜜を食べれるんだ。」「へー!!かっこいいねー!!」ゆう君はカブトムシの角をじーっと見つめました。
    「じゃぁ、なんでメスは角がないの?」ゆう話は不思議そうに聞きました。
    「それはね、メスの一番大切なことは卵を産むことなんだ。力比べをして怪我をしちゃったら、卵が産めなくなってしまうかもしれない。だからメスは力比べをしない。力比べをしないから、角はいらないんだよ。」ゆう君は「メスもなんだかかっこいい!」と言い、より一層カブトムシが好きになったようでした。
    それから夏の間、ゆう君とお父さんは毎日カブトムシのお世話をしました。
    ご飯にはカブトムシのゼリーをあげました。土がかわかないように、霧吹きでシュッシュッと濡らしてあげました。
    ゆう君とお父さんは公園に行くと、必ずカブトムシのお嫁さんを探し、ようやく1匹見つけるとかごに一緒に入れてやりました。
    何日か経つと、そのお嫁さんは土の中に新しい卵を産みました。
    ゆう君とお父さんは、卵を見つけると、新しい虫かごに移し、「次はオスかな、メスかな?♪」と、楽しみに次の夏を待ちました。
    おしまい
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