万葉集朗読。現代語訳付き|BGM

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  • Опубликовано: 6 сен 2024
  • 万葉集から抜粋した和歌の朗読です。
    BGM付きの観賞用です。
    和歌を覚える、楽しむきっかけになれば幸いです。
    万葉集と各歌の詳しい解説は下記のページをご覧下さい。
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    shikinobi.com/...
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    [訂正]
    ・志貴皇子の「石走る〜」を”いしばしる”と読んでいますが、正しくは”いわばしる”です。
    ・大伴家持の「新しき〜」を”あたらしき”と読んでいますが、正しくは”あらたしき”です。
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    ◯全文
    あかねさす紫草野行き標野行き
    野守は見ずや君が袖振る
    【意味】
    (あかねさす)紫草の咲く野を行き、標を張った野を行って、野守が見ているではないかしら。あなたが袖をお振りになるのを。
    紫草のにほへる妹を憎くあらば
    人妻故に我恋ひめやも
    【意味】
    紫草のように美しくにおいたつあなたを憎いと思うならば、人妻と知りながら、こんなにも恋しく思うものだろうか。
    天の原振り放け見れば大君の
    御寿は長く天足らしたり
    【意味】
    天空を振り仰いで見ると、大君のお命は永久に、大空いっぱいに満ち満ちていることよ。
    石走る垂水の上のさわらびの
    萌え出づる春になりにけるかも
    【意味】
    岩の上をほとばしり流れる滝のほとりのさわらびが、萌え出る春になったことよ。
    飛ぶ鳥の明日香の里を置きて去なば
    君があたりは見えずかもあらむ
    【意味】
    (飛ぶ鳥の)明日香の古京を後にして行ってしまったなら、あなたのいる辺りは見えなくなってしまうのではないか。
    春の野にすみれ摘みにと来し我そ
    野をなつかしみ一夜寝にける
    【意味】
    春の野にすみれを摘もうと思ってやってきた私は、野に心ひかれて、そこで一夜寝てしまったことだ。
    愛しき人のまきてししきたへの
    我が手枕をまく人あらめや
    【意味】
    いとしい我が妻が枕にして寝た(しきたへの)わたしの腕枕を、再び枕にする人があろうか。
    いや、もうけっしていはしないのだ。
    吉野なる夏実の川の川淀に
    鴨そ鳴くなる山陰にして
    【意味】
    吉野の夏実の川の流れのゆるやかなところで、鴨が鳴いているのが聞こえる。あの山の影に隠れて。
    秋萩の散りのまがひに呼び立てて
    鳴くなる鹿の声の遥けさ
    【意味】
    秋萩が華やかに散り乱れている辺りで、妻を呼び立てて鳴く鹿の声の、なんと遥かなことよ。
    夕月夜心もしのに白露の
    置くこの庭にこほろぎ鳴くも
    【意味】
    月のある夕べ、胸がせつなくなるほどに、白露に濡れたこの庭に、こおろぎが鳴いていることよ。
    君が行く道の長手を繰り畳ね
    焼き滅ぼさむ天の火もがも
    【意味】
    あなたの行く長い道のりを手繰り寄せ畳んで、焼き滅ぼして行けないようにしてくれる天の災火が欲しい。
    命あらば逢ふこともあらむ我が故に
    はだな思ひそ命だに経ば
    【意味】
    命さえあれば、また逢うこともありましょう。私のためにひどく心を痛めないでください。命だけでも無事でさえあったら。
    我が妻はいたく恋ひらし飲む水に
    影さへ見えてよに忘られず
    【意味】
    わたしの妻はひどく私を恋しがっているらしい。飲む水に影まで映って現れ、まったく忘れられない。
    春の苑紅にほふ桃の花
    下照る道に出で立つ娘子
    【意味】
    春の園が紅色に輝いている。桃の花が下を照らす道にたたずむ乙女よ。
    朝床に聞けば遥けし射水川
    朝漕ぎしつつ唱ふ舟人
    【意味】
    朝の寝床で聞けば、遥かに遠い。射水川で朝、舟を漕ぎながら歌う船頭の声は。
    春の野に霞たなびきうら悲し
    この夕影にうぐいす鳴くも
    【意味】
    春の野に霞がたなびいて、もの悲しい。この夕暮れの光の中で、うぐいすが鳴いているよ。
    うらうらに照れる春日にひばり上がり
    心悲しもひとりし思へば
    【意味】
    うららかに照っている春の日にひばりが舞い上がり、心は悲しいことだ。独りもの思っていると。
    新しき年の初めの初春の
    今日降る雪のいやしけ吉事
    【意味】
    新たな年の初めの新春の今日降る雪のように、ますます積もり重なれ、喜ばしいことが。
    #万葉集 #古典 #日本文学

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