2016中心市街地探訪056・・島根県松江市

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  • Опубликовано: 2 дек 2024
  • 山陰のほぼ中央で島根県の東部に位置し、面積572.99㎢、人口204,446人(2016年4月末)の施行時特例市で、島根県の県庁所在地。江戸時代、堀尾吉晴が亀田山に築城を始めた頃からこの地が松江と呼ばれるようになり、領主が、堀尾氏、京極氏、松平氏へと引き継がれ、城下町として栄えた。明治の廃藩置県により県庁が置かれ、明治22年(1889年)には全国初の市制となる人口35,513人(1889年4月)の松江市が誕生した。近年では、2012年4月特例市に指定され、現在、2018年4月1日の中核市移行に向けて準備が進められている。
    静岡県からのアクセスは、東海道山陽新幹線で岡山まで行き、「特急やくも」に乗り換え、岡山から松江まで約2時間40分。寝台特急の「サンライズ出雲」では、熱海を23時23分、沼津23時40分、富士23時54分、静岡0時20分、浜松を1時12分に出発すれば松江には9時30分に到着する。
    中心市街地は、南はJR松江駅、北は松江城、西は「一畑電車」松江しんじ湖温泉駅を結んだエリア。
    大橋川により、松江駅がある南側と松江城周辺の北側に分かれているが、実際松江駅から松江城までの約2kmの道のりを歩いてみると、美しい市街地の景色がその距離感を忘れさせてくれた。
    【JR松江駅】
    山陰本線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員(2013年度)は県下最大の4,722人。駅は高架駅で、1階の南北自由通路が北口と南口を結び、その通路を挟むように駅ナカ商業施設の「シャミネ松江」が入っている。南口のロータリーには、一般乗降用スペースと時間貸し駐車場のほかタクシー乗り場があり、周辺にはビジネスホテルが集まっていた。表玄関である北口の広々としたロータリーは、観光案内所とバスターミナルがあり、シャミネの西側には高架下店舗が続いている。
    【シャミネ松江】
    店舗面積4,650㎡、地上1階部分に44店が集まる駅ナカ商業施設で、自由通路の東側にはファッション関係から専門店、西側には土産物店やレストランなどが入っている。
    【一畑百貨店】
    店舗面積13,823.90㎡、地下1階から地上6階までが売場となっている百貨店で、松江駅前のほか出雲店もあり、百貨店事業全体の2014年度売上高は82億円。
    【松江テルサ】
    【伊勢宮町(歓楽街)】
    【新大橋商店街】
    【ボートピア松江】
    【天神町商店街】
    【本町商店街】
    【NHK松江放送局】
    【スティックビル】
    【山陰合同銀行本店】
    【京町商店街】
    【茶町商店街】
    【松江地方合同庁舎】
    【カラコロ工房】
    【南殿町商店街】
    【山陰中央ビル】
    【松江地方裁判所】
    【松江法務合同庁舎】
    【日本銀行松江支店】
    【松江城】
    関ヶ原の戦いの後、出雲、隠岐の国の領主となった「堀尾吉晴」によって築城が始められ、1611年に完成した平山城。高さ30mを誇る天守閣は、全国に現存する12天守の一つで、2015年7月国宝に指定された。国宝指定前の2014年の松江城の利用者数は376,825人。
    【島根県庁】
    島根県は、日本海側の中国地方の北部に位置し、面積6,707.96㎢、松江市を含む8市10町1村で構成されている。明治4年の廃藩置県では、松江県、広瀬県、母里県の3県が成立したが、同年11月には3県が合併し島根県となった。その後の明治9年(1876年)から鳥取県を編入した時期もあったが、1881年に分県し現在に至っている。世界遺産の石見銀山、国宝の出雲大社や松江城、山陰の小京都と呼ばれる津和野など、観光資源が豊富な県であると同時に、韓国の不法占拠から60年以上経つ竹島問題に立ち向かう我が国の重要な外交上の要でもある。
    【島根県民会館】
    【松江歴史館】
    【島根県警察本部(島根県尋常中学校跡地)】
    島根県尋常中学校の跡地で、英語教師として教鞭をとった小泉八雲ゆかりの地。ギリシャ出身の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、耳なし芳一や、雪女の作者として知られている文学者で、日本に滞在していた14年間の内1年3か月を松江で過ごした。
    【松江市役所】
    【一畑電車松江しんじ湖温泉駅】
    北松江線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員(2013年度)は1,162人。北松江線は、当駅と電鉄出雲市駅までの22駅を普通電車で約1時間で結ぶ。

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