カーペットのデメリットを解消する秘訣は◯◯◯を使用すること。「間違いだらけのカーペット選び」について解説。
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- Опубликовано: 15 ноя 2024
- 欧米の技術を柔軟に取り入れながら独特な「調和」の生活文化を確立した日本の住まい。素足文化にマッチし、触れる人を優しく癒すカーペットは和洋折衷の生活様式にすっかり定着し、ピーク時(1989年)ではロールカーペット年間生産量が約3200万m2に達し、新築住宅に占める床面積の約20%にまで及んでいます。「応接間」と呼ばれる来客専用の部屋はもちろん、ベッド形式の寝室や子供部屋においても必ずといっていいほどカーペットが敷かれた時代があったのです。生産効率を格段に飛躍させたのは「化学繊維」と「タフテッドマシーン(刺繍)」による新たな製造手法でした。大量生産による廉価品は一般家庭にも浸透し、長い歴史をもつ「ウール(羊毛)」による伝統的な織カーペットの需要は低迷していきます。
ローコスト住宅の大量供給、RC造による公団住宅などの住環境の悪化に伴い、健康被害も続出します。結露によるカビ・ダニによるアレルギー症状、化学物質によるシックハウスアレルギーは社会問題にまで発展しました。この時カーペットは「汚れやすく湿気が溜まり、カビ・ダニの温床となり、不衛生である」というレッテルが貼られ、カーペット離れの風潮へと一変してしまいます。高断熱化による温熱環境の改善や冷暖房技術の向上によって、フローリング主体の生活様式がさらに進み、需要低迷に歯止めがかかりません。現在の需要はピーク時の約8分の1(2019年ロールカーペット生産量約400万m2)になってしまいました。
本当に住環境悪化の原因はカーペットに起因するのでしょうか? そもそもカーペットは永いウールの歴史と共にあります。太陽の光と草原によって育まれた羊毛は毎年新しい毛を育む再生可能な100%の天然繊維です。その特徴は何といってもサラッとした肌触りです。冬暖かく、夏もサラッと気持ちいい素材であるということ。調湿効果にもすぐれ「天然のエアコンディショナー」と呼ばれているのです。ハウスダストによるアトピーの発症率とカーペットの供給量の因果関係は全くなく、「不潔で不衛生」というレッテルは全くの誤解なのです。むしろウールの特性を深く知れば、室内環境をクリーンに清潔に保ってくれることは明白です。いいものを永く使うということは、ものを大切にし、暮らしの質そのものが高まる。丁寧に住まう日本人本来の暮らしに通じるのです。
羊さんの毛の上で寝そべる気持ちのいい贅沢なひとときを感じる。そして理屈ではなくそれを体感すればあなたも必ず口ずさむでしょう「さわってごらんウールだよ」と。
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■建築会社(株)三和木について
「東濃ヒノキ」のふるさと岐阜県白川町に製材工場を所有し、全国各地の銘木を取り扱っています。自然素材と伝統工法による「匠の技」にこだわり、建築家による自由設計をモットーとした「オーダーメイドの家づくり」を実現します!
▼愛知県、岐阜県、三重県(一部地域は除く)で木造住宅をお考えの方はコチラのHPまで↓
www.miwaki.co.jp
▼(株)三和木の施工実例を見るなら
三和木インスタグラム「miwaki official」はコチラ↓
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「建築士の住宅営業」芦原康夫の自己紹介
【年齢】1970年(昭和45年)生まれ
【出身地】京都市
【学歴】1993年 京都工芸繊維大学 卒業
【経歴】(株)サンゲツ 入社
商品企画で17年勤務し、退職
2010年(株)三和木に入社
2015年 一級建築士 取得
現(株)三和木大府展示場 店長
【好きなもの】「読売ジャイアンツ」
(関西生まれで名古屋に住
み着いてるのに!?)
アニメ「ワンピース」
【趣味】料理とファスティングにハマり中
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こんにちは。今、リビングに敷くラグを探しています。ウールカーペットの良さは伝わりました。汚れたときのメンテナンス性が気になります。コーヒーなどこぼした時?すぐ拭き取ったとしても、、。そこについてはどのようにお考えですか。ウールはとれやすいとは聞きますが、高価なウールラグをかったとして、シミができたらショックです。
あくまで繊維ですから、コーヒーなどの染色性の高い液体をこぼした時は、確かに色がついてしまうでしょうね。
ただウール繊維はミクロでみても、人間の髪の毛のようにキューティクルがウロコのように層になった構造ですので、他の天然繊維と比較しても撥水性が高く、染まりにくく汚れにくいという特徴を持っています。
さらに動画でもお伝えしたように、「遊び毛」の効果で、一旦色がついてもブラッシング効果によって経年で色がどんどん薄くなっていくという特徴もあります。
意外とタフな素材ですよ。
知りたい情報を知ることができました。今フローリングなのですが、ほこりが舞うところが気になってまして、、
やはり、カーペットのほうが舞いませんよね。
カーペットにします‼️
カーペットの良さを理解いただき嬉しいです!少しお高めですが、ウール素材100パーセントで目付の多いものを選べば耐久性が格段に上がります。
是非ご検討なさって下さい。