ゴアテックスの防水透湿機能性は、表生地が撥水している状態で正常に機能します。表生地が水分を含みすぎると、透湿機能が劣化して内部結論が生じます。ウェッティングアウトといわれる現象です。ゴアテックスメンブレンは、多孔質で、蒸気は透湿し水は通さない微細な穴があるイメージですが、実際には、ナイロンもゴアテックスメンブレンも、水分を吸収しますので、濡れると、生地自体も保水してしまいます。ということは、生地に含まれた水分が蒸発して発散されることも含めた透湿機能性なのです。表生地が多量に保水してしまうと、内部結露も多くなるので、表生地が撥水している状態が正常な防水透湿機能性なのです。なので、防水剤を塗布することを勧められたのだと思います。表生地の素材はナイロンです。ナイロンは揮発性溶剤で劣化します。たとえば、クライミングロープもナイロン製で、揮発性溶剤を含む油性ペンでのマーキングは、部分的にロープの強度を著しく劣化させてしまうので有機溶剤系油性ペンによるマーキングは禁止されています。防水剤は、揮発性溶剤の入ったスプレーだと、長期的には、生地の劣化が顕著になります。 アークテリクス社てゴアテックス社が公式に推奨している防水剤は、GRANGER'Sの製品です。水性撥水剤なので、有機溶剤は含まれません。 製品は、洗剤として洗濯機投入して、洗濯と同時に撥水も回復するタイプの、2 in 1という製品。洗濯機の濯ぎの段階で洗濯機に投入するタイプと、洗濯後に塗布するスプレー式撥水剤もあります。
![[ARC'TERYX] RUSH SK 42 Check backpack packing and operability](http://i.ytimg.com/vi/hdy_pu7ywQ4/mqdefault.jpg)
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ダンゾーさん、いつも拝見させてもらってます。 この動画とは内容が違いますが
店でゴアテックス素材に防水スプレーを塗った方が良いと聞きましたが ゴアテックスに必要なのか？もし、必要ならばオススメはありますか？？
ゴアテックスの防水透湿機能性は、表生地が撥水している状態で正常に機能します。表生地が水分を含みすぎると、透湿機能が劣化して内部結論が生じます。ウェッティングアウトといわれる現象です。ゴアテックスメンブレンは、多孔質で、蒸気は透湿し水は通さない微細な穴があるイメージですが、実際には、ナイロンもゴアテックスメンブレンも、水分を吸収しますので、濡れると、生地自体も保水してしまいます。ということは、生地に含まれた水分が蒸発して発散されることも含めた透湿機能性なのです。表生地が多量に保水してしまうと、内部結露も多くなるので、表生地が撥水している状態が正常な防水透湿機能性なのです。なので、防水剤を塗布することを勧められたのだと思います。表生地の素材はナイロンです。ナイロンは揮発性溶剤で劣化します。たとえば、クライミングロープもナイロン製で、揮発性溶剤を含む油性ペンでのマーキングは、部分的にロープの強度を著しく劣化させてしまうので有機溶剤系油性ペンによるマーキングは禁止されています。防水剤は、揮発性溶剤の入ったスプレーだと、長期的には、生地の劣化が顕著になります。
アークテリクス社てゴアテックス社が公式に推奨している防水剤は、GRANGER'Sの製品です。水性撥水剤なので、有機溶剤は含まれません。
製品は、洗剤として洗濯機投入して、洗濯と同時に撥水も回復するタイプの、2 in 1という製品。洗濯機の濯ぎの段階で洗濯機に投入するタイプと、洗濯後に塗布するスプレー式撥水剤もあります。
追伸です。撥水剤も、実は、相性があります。それは、DWR耐久撥水加工に使われる撥水剤も、ゴアテックス社以外にも、パーテックス社などがあります。
各社が採用しているDWR耐久撥水加工にも、相性がありますので、グランジャーズが推進されていることもあります。
コメント失礼します。スノーボードの装着は問題なくできるのでしょうか？
全く問題無しです。過去動画で、RUSH SK 42にスノーボードやスノーシューを装置した動画をアップしています。