『正体』について語る！

[@mayuoct14]

監督にフォーカスした映画評なのは以前からのスタイルと認識していて、それは天野くんの持ち味と思っています。でも「正体」については、藤井道人と『デイアンドナイト』を作った盟友、山田孝之の抑制の効いた演技とキャラクター造形なしには成り立たなかったと思います。
なので、山田孝之の評価も少しして欲しかったかな…という、映画オバさんの独り言でした。

[@ls.FieldChannel]

コメントありがとうございます！
確かに今回は山田孝之の素晴らしさへの言及を一切していなかったと思いました。おっしゃる通り山田孝之の抑えがなければこの映画は成り立っていないですね。
こうした冤罪ものは権力側に葛藤の末に自身の保身もメンツもかなぐり捨てるキャラクターがいてこそ輝くわけなので、そこには言及すべきでした。正義のため、正しさのために静かに立ち向かう彼の心情がひしひしと伝わってきましたね。
中平康『その壁を砕け』にしても長門裕之がそのポジションだったなぁと思い出し、その重要性を再認識しました。