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非常に興味深い調査結果、公開ありがとうございます。3点質問があります。・全体の調査数から、「大手8社」と「準大手」を除いた調査数は、「工務店」ということになりますか。・「不具合」あるいは「指摘事項」と判断されたものは、是正措置が行われるんでしょうか。 行われる場合、施主の費用負担は発生しますか?・「 配筋検査」や「型枠検査」で問題が発見された場合、基礎の打ち直しなどが発生する可能性もあるんでしょうか。(相当コストがかかるような気がします)
ご質問ありがとうございます、お答えさせていただきますね。・全体調査数から「大手」「準大手」を除いたものは、=工務店とはなりません。分譲住宅をメインとされているビルダーさんの注文住宅や準大手に継ぐようなハウスメーカーさんなどが含まれているためです。ただ、明確な分類は難しいので(工務店兼ビルダーのような会社さんも数多くあるためです)、大手・準大手以外をおおまかに分類するとしたら「中規模の注文住宅メーカー」「小規模の工務店」といった区分けになるかな、と思います。・工事中に指摘・確認が必要となった箇所は、是正していただくことが多いです。是正が無い場合は、なぜ是正しなくても問題ないのか施工会社様からの見解をいただけることが多いです。また、竣工検査・内覧会立会い時に指摘した内容が是正されているかは、弊社ではすべてを確認できておりません(竣工検査・内覧会立会いまでのサービス実施が多いためです)。・配筋検査や型枠検査で発見される問題のほとんどは、基礎の打ち直しをする必要が無い範囲で是正が可能な内容です。例えば、鉄筋のかぶり厚不足や、コンクリート打設前にホールダウン金物の位置がずれている、といったことが代表的です(打ち直し不要とはいえ、正しく性能を発揮するには是正が必要です)。そのため、基礎の打ち直しが必要となることは極めて稀です。少し長くなってしまいましたが、回答は以上です。他に気になることなどありましたら、遠慮なくご質問ください。
断熱の差は出るでしょうね。建材による施工難易度の違いが出ているように思います。大手が繊維系グラスウールやロックウールを使うと断熱欠損に注意を払わなければならないと思います。大手は施工精度を上げるだけの目的のために吹き付け断熱をメインで使わず、グローバルな目線で解体時の資材のリサイクルを考えて分別しやすい資材を選んでいるからです。吹き付け断熱がへばり付いた建材を剥がすのは手間も掛かり人件費も掛かるためまとめて産廃にせざるを得ないからです。処分処理に掛かるエネルギーでCo₂削減に逆行してたり…ロックウールの生産工場が廃業するまでは壁の断熱にロックウールを使っているメーカーもありました。ロックウールは水分(結露)すると重みで下方へズレたりするので、床の吸音材として重みのズレのリスクを抑えた平置きにして適材適所に使われたりしています。断熱材別のデータがあると更に興味深い結果になると思いますよ。そこまで言及するとインスペクションの範疇を超えるかもしれませんが、このデータだけで項目の有意性を引き出すのは誤解を生みそうに感じます。
ご見解ありがとうございます、たしかに断熱材の仕様で不具合の差が出る可能性はありそうですね。今後機会がありましたら、分析してみようと思います
ローコスト系の戸建デベロッパーの数値が気になりますね。
より細かく分析すると、さらに興味深い結果が出るかもしれませんね
非常に興味深い調査結果、公開ありがとうございます。
3点質問があります。
・全体の調査数から、「大手8社」と「準大手」を除いた調査数は、「工務店」ということになりますか。
・「不具合」あるいは「指摘事項」と判断されたものは、是正措置が行われるんでしょうか。 行われる場合、施主の費用負担は発生しますか?
・「 配筋検査」や「型枠検査」で問題が発見された場合、基礎の打ち直しなどが発生する可能性もあるんでしょうか。(相当コストがかかるような気がします)
ご質問ありがとうございます、お答えさせていただきますね。
・全体調査数から「大手」「準大手」を除いたものは、=工務店とはなりません。分譲住宅をメインとされているビルダーさんの注文住宅や準大手に継ぐようなハウスメーカーさんなどが含まれているためです。ただ、明確な分類は難しいので(工務店兼ビルダーのような会社さんも数多くあるためです)、大手・準大手以外をおおまかに分類するとしたら「中規模の注文住宅メーカー」「小規模の工務店」といった区分けになるかな、と思います。
・工事中に指摘・確認が必要となった箇所は、是正していただくことが多いです。是正が無い場合は、なぜ是正しなくても問題ないのか施工会社様からの見解をいただけることが多いです。また、竣工検査・内覧会立会い時に指摘した内容が是正されているかは、弊社ではすべてを確認できておりません(竣工検査・内覧会立会いまでのサービス実施が多いためです)。
・配筋検査や型枠検査で発見される問題のほとんどは、基礎の打ち直しをする必要が無い範囲で是正が可能な内容です。例えば、鉄筋のかぶり厚不足や、コンクリート打設前にホールダウン金物の位置がずれている、といったことが代表的です(打ち直し不要とはいえ、正しく性能を発揮するには是正が必要です)。そのため、基礎の打ち直しが必要となることは極めて稀です。
少し長くなってしまいましたが、回答は以上です。他に気になることなどありましたら、遠慮なくご質問ください。
断熱の差は出るでしょうね。
建材による施工難易度の違いが出ているように思います。
大手が繊維系グラスウールやロックウールを使うと断熱欠損に注意を払わなければならないと思います。
大手は施工精度を上げるだけの目的のために吹き付け断熱をメインで使わず、グローバルな目線で解体時の資材のリサイクルを考えて分別しやすい資材を選んでいるからです。
吹き付け断熱がへばり付いた建材を剥がすのは手間も掛かり人件費も掛かるためまとめて産廃にせざるを得ないからです。
処分処理に掛かるエネルギーでCo₂削減に逆行してたり…
ロックウールの生産工場が廃業するまでは壁の断熱にロックウールを使っているメーカーもありました。
ロックウールは水分(結露)すると重みで下方へズレたりするので、床の吸音材として重みのズレのリスクを抑えた平置きにして適材適所に使われたりしています。
断熱材別のデータがあると更に興味深い結果になると思いますよ。
そこまで言及するとインスペクションの範疇を超えるかもしれませんが、このデータだけで項目の有意性を引き出すのは誤解を生みそうに感じます。
ご見解ありがとうございます、たしかに断熱材の仕様で不具合の差が出る可能性はありそうですね。今後機会がありましたら、分析してみようと思います
ローコスト系の戸建デベロッパーの数値が気になりますね。
より細かく分析すると、さらに興味深い結果が出るかもしれませんね