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「アドルフに告ぐ」のすごい所は、その抜群のストーリー展開にある。仮にテーマに共感できなくても、そのストーリーの面白さは誰も否定できない。手塚治虫以降、様々な漫画家が世に輩出されたが、未だに手塚を超えるストーリーテラーはいないと思う。それほどに秀逸。
@@PanoramaSilkotton中学生の時に初めて読んだ際に、最初は「舞台やメインの人物が何度も切り替わって落ち着かない話だな」なんて思ったけど、バラバラの糸が次第に寄り集まって太い綱が出来上がるような構成に引き込まれて一気に読み終えてしまった。
カウフマンが「俺の人生は何だったんだ。世界のあちこちで国の振りかざす正義とやらに付き合って友達も家族も自分も失ってしまった。俺は愚かな人間だ」と死の直前に悟ったのに、直後に現れたカミルを「ユダヤの豚」と呼んでるあたり、妻子の仇であることを差し引いても一度植え付けられた人種憎悪は最期まで抜けなかったんだなと思って可哀想でした。あと、ドラマCD版があるようで、いつか復刻してほしいです。
そうなんですよ。ドラマCDがあるんですよね。マジで復刻して欲しい。今ならサブスク?
未回収の伏線がほぼ無いのが凄いと思う
表面的な平和讃歌漫画ではなく、本物の歴史、正義と戦争の矛盾。戦争はなくならない。人間と正義の葛藤。本物の文学です。ノーベル文学賞に値します。
待ってました!!!一番好きな作品です!子どもの頃、親のハードカバーで読み、今は文庫版を持っています。解説ありがとうございます!これを読んで、悪い人間が戦争をするのではなく、戦争が悪い人間をつくるのだと知ったと思います。
2万円もする「オリジナル版」を購入するほど、個人的に大好きな手塚治虫作品です。
オリジナル版すごい!あのサイズで読むのはまた格別の読後感を味わえますよね
最初に読んだのは幼少期ですが、今に至るまで一番印象的な手塚漫画です。子供の頃は峠弟が跡形もなく消されたところが本当に恐ろしく思え、終盤の本多大佐の「承知した!」がとても印象的でした。今はカウフマンが環境に翻弄されて思想心境が変遷しつつ足掻き続けて生き抜いた事に心を動かされます。
ナチスからパレスチナ問題にシフトするのが秀逸すぎる!終盤の展開はもう少し長くなる予定で、大人の事情でカットしたと聞いた時は、本来の展開をプロットだけでも読みたいと思いました
まさに。当たり前ですがヒトラーが倒れた後にも歴史がある。そこを描くことで本質がより明確化されるという構成。見事です。
わたしが最もこの作品で感銘を受けたのは、最後半部分で、アドルフの妻のセリフです。彼女はナチのホロコーストを正当化し、ユダヤ人を組織的に効率良く殺すのは正しいと言っています。彼女のセリフにはちゃんとバックグランドがあって、彼女がそう思うのも無理がないほど、ユダヤ人のパレスチナ人への虐殺が酷いからです。このような発想は、先進国に住んでいると全く出てきません。もちろんユダヤ人にも言い分はあるでしょう。
アラブ人からしたら今のイスラエルもそうですね、、、。
これ、ストーリー、台詞回し、構成、人間模様がすごいのはそうなんだけど、俺はこの作品の空気感が何より好きだった。夏の焦土の焼けるような暑さ、一等地の静謐、敦賀の吹雪、不穏に包まれる異国の空気の匂いとか。行った事ないんだけどその場にいたかのように感じられるような感覚。これこそ手塚先生の御業だと思う。
アドルフに告ぐはドイツ国内の町の図書館でもドイツ語版を読むことができます。
ええ!すごい。それは知りませんでした。貴重な情報ありがとうございます。
これ週刊文春で連載されてるのをリアタイで読んでて、毎週楽しみにしてたんですよ。終盤で手塚さんの健康がおもわしくなくなったせいか、休載が増えて、さらにラストははしょってしまってて、後にハードカバー版で読んで、めちゃくちゃ書き足されてるわ〜とか思いました。
そうなんです。後半は体調不良のため休載が続き復帰してもページの制限により連載では中途半端な形で終了してしまいました。しかし単行本版では大幅な書き足しががなされ今のようなラストになっています。完璧な修正だと思います。
その、ハードカバー版ってどうしたら買えますか?うちには文庫版しかないので是非買いたいです。
@@小松英子-g7sここで言ってるハードカバー版は、文春連載のすぐ後に、文藝春秋社が出した最初の版になります。古い物なので、入手は難しいかもしれません。文藝春秋社に問い合わせても在庫があるかどうか?…ちょっと分かりません。古本屋に当たるしか無いかも😅
@@小松英子-g7s ここで言ってるハードカバー版は、文藝春秋社が連載後にまとめて出した物です。古い物なので、なかなか入手は難しいと思います。文藝春秋社に在庫が無いか確認するか、古本屋を当たるかぐらいしかないかもしれません。
@@小松英子-g7sハードカバー版は、連載が終わってすぐぐらいのタイミングで、文藝春秋社が出した最初の版です。古い版なので、古本屋を漁るしか? 文藝春秋社にも在庫があるかどうか? 入手は難しいかもしれません😅
もう、映画と同じレベルです。それも、C級映画でなくアカデミー賞を取るレベルの映画です。これと同じレベルの映画といえば、「シンドラのリスト」「戦場のピアニスト」「ライフ イズ ビューティフル」くらいかな。しかも、この漫画には、日本も大きく関わっています。軍国日本を、擬似体験できます。読んだ後、感動の余り、涙が出て、深く考えさせられました。こんな漫画は、これ以外なかった。まだ、未読の人は、ぜひ読んでください。手塚治虫先生が、いかに天才かということを、思い知らされます。
タイトルがいいですよね!このタイトルが出てくる時のカタルシスたまりません
まるで手塚先生が当時のナチスドイツにいて取材したかのような、とんでもなくリアルな考証なんだよねこの漫画。
複雑に絡み合う、多数の登場人物。二転三転して、最後まで着地点が見えないストーリー。「ネオ・ファウスト」もそうだったが、深刻な体調不良に悩まされても、手塚作品の構成力は他者の追随を許さなかったですね。ナイスガイだったアドルフ・カミルまで、性格が一変する結末は驚きです。
これは超名作!読み終わった後、放心状態になりました。ただアニメ化にあたっては、「ヒットラーの秘密」に対する海外からの評価がどうなるかわからないので、少し危ういと思ってはいますね。
思わず天を仰ぐ読後感…。分かるわぁ
あまりにも凄すぎるからか、映画化もドラマ化もされていないのが不思議です!!きちんと映像化したら歴史的超名作になると思います!!!
舞台化はされているんですけどね。
出来れば映画より、連続もののドラマにして欲しい。映画だと時間の関係でかなりカットされて内容も薄くなりそう。
@@youbari55 NHKは陳腐な韓流ドラマなんぞを放送せずに、こういう作品を日独合作のドラマとして製作するべき。でも「ヒトラー=ユダヤ人説」が完全に否定されてる時点で難しいのかな。ヒトラーの地位を揺るがす全く別な文書をキーアイテムにする改変だったらドラマ化の可能性も上がる気がするけど。
学生の時、一晩で読んだが時空を超えた旅をしたような読後感があった。未だにそんな体験はこの作品以外思い出せない
高畑勲氏にジブリでアニメ化してほしかった‥「火垂るの墓」と「アドルフに告ぐ」は同時代ほぼ同じ場所を舞台にしてるんだよな。
確かに三人のアドルフの内の二人は幼少の時は神戸に住んでいたし、アドルフ・カミルはイスラエル建国まで神戸に住んでいたし、主人公の峠もアドルフ・カウフマンの母親と結婚後は神戸に住んでいた。
初めて読んだ時心臓めっちゃバクバクした。ど名作
それぞれの正義!ブラックジャックでもよく取り上げられたテーマでした。
エリザが夢見た「ユダヤ人の国に住みたい」って願い→カウフマンとカミルの決闘ってのが空しいし、カウフマンも「あいつのこと嫌いになりたくないよ」ってドイツ入国嫌がってたのがすっかりバリバリのヒトラー信者になっていき、カミルは柔軟で落ち着いた感じの子で物語の希望って感じだったのが一転して…ってのがショックだったなぁユダヤ人マジで可哀想ってなるけどラストに出てくるパレスチナとの戦争でどんでん返しなのがエグイ 周囲が特定思想一色社会において個人が良心を維持することの難しさ…
アドルフ・カミルをもっと掘り下げて欲しかったなぁとは思います。母ちゃんの跡を継いで神戸一のパン屋を復活させてくれるって信じてたのに次に出てきた時はイスラエル軍人って、何があったの…。
手塚治虫が苦手な私も、この作品は日本漫画史レベルで傑作だと思ってる。
それは興味深いコメントです。ありがとうございます。
手塚が苦手って宮崎駿かな笑
私も手塚治虫あまり好きでないけどこの作品は例外です。おふざけと非現実的要素が少ないのが良いのかも
手塚作品で一番好きな作品はブラックジャック一番感動した作品は火の鳥一番衝撃を受けた作品はアドルフに告ぐ自分にとってはそんな作品です。
タイトル回収という概念を初めて知ったのはこれかもしれない鮮やかすぎる
手塚作品はタイトルも一撃で記憶してしまいますよね唸ります
昔、子供ながらにこのマンガのおかげで中東戦争の根本、根っこが分かった気がしました。未だに終わらないアラブ、イスラエルの対立、なるほどなと思います。
未だに続いていますものね。未だに…。
好きな漫画ベスト5挙げろと言われたら必ず入れます
うーん。話はスゴいと思うんですが、絵柄は手塚治虫らしさが抜けてきている気がしています。線に勢いが無いというか、魅力がないというか…。いや、好きなんですけどね。これと陽だまりの樹。
当作と「陽だまりの樹」は私の個人的最高傑作です。手塚作品としても日本漫画のなかでも。最終巻のあとがきの日付が1988年の10月。お亡くなりになる4ヶ月前までこの作品に関わってらしたのは大いに感銘を受けました。「由季江どの誠に失礼する。」と今際の際の由紀江にキスをする本多のシーンで涙腺崩壊。
手塚作品といえばそれ以前はブラックジャックくらいしか読んでなかったけど、この作品で衝撃を受けたのをきっかけに、多くの手塚作品を読むようになりました。自分にとっては手塚治虫を深く知りたくなるきっかけとなった大切な作品です。
イスラエルの領土問題のエピソードの有無でこの作品の印象は大きく変わっていたと思います。戦争は憎しみの連鎖を生み出すもの、その連鎖の中での被害者と加害者の境界線は本来曖昧なものと言うテーマに強い説得力が生まれている。
ヒトラー&差別&戦争と言う人類史に残る最もセンシティブな題材に正面から向き合った神の傑作。通っていた歯医者で初めて読んで(ハードカバー版)、好きでもない歯医者にアドルフに告ぐを読みたいが為に通いつめたw
ボクはブラックジャックを読みたくて散髪屋に行くのが楽しみでした
@@gaczogaczo3125 俺の叔父が入院して世話になった病院の待合室に「アドルフに告ぐ」の文庫本全巻を寄贈した。半年後に定期検診でその病院に行ったら、文庫本が手垢まみれになってて明らかに多数の人が読み込んでいたそうな(検診にいったその日も中学生くらいの子が熱心に読んでて喜んでた)。
もし私の好きな手塚作品を3つ挙げるとすれば火の鳥、ブッダそしてこのアドルフに告ぐです。それぞれに読んだときの自分の背景と密接に繋がっています。
中学生の頃に読んでとても衝撃的だったのを覚えています。しかし、未だに終盤の展開には納得が行かない所(急にカミルが虐殺をする側の人物として描かれ、カウフマンの妻子を殺したにもかかわらず、決闘後に父に謝ってこいと話すなど被害者側の立場のみにある部分)があり、嘗てのカミルには言う資格が有ったであろう被害者としての言葉をカウフマンと同じ虐殺者に落ちぶれたカミルに言わせるという部分が特にモヤモヤします。もし宜しければ終盤のシーンをどのように解釈されたか教えて頂きたいです
人は環境次第でどのような姿にも変わってしまうという事だと思います。
横からですが・元々カミルは正義感溢れる少年であり、行動力もある男だった。 大人になると正義の対象が狭くなっただけで、やってることの本質は変わらない。・カミルは自分がカウフマンの妻子を殺したと認識していなかった。 面識があったカミルの父親を処刑しておきながら、何食わぬ顔で自分に会い利用しようとした男を許す事は出来なかった。決闘の時、妻子を殺したと批判されても、カミルはその相手の顔すら想像できなかっただろう。
主人公が走り続ける場面に感動しました
序盤から散りばめられていた数々の伏線が一本の線で繋がった時身震いがしました。ヒトラーやゾルゲといった実在の人物の絡め方も秀逸でした。父親の仇を討ったカミルがテロに巻き込まれて命を落としたラストに手塚先生の「どんな理由があれ、人の命を奪った者は必ずその報いを受ける」といったメッセージが込められているように感じました
お恥ずかしながらこの作品を初めて読んだのはほんの7年前でした。ナチスドイツにはとても興味があって沢山の書籍を読んだりドキュメンタリーを観ました。ヒトラーを単純に独裁者、悪の権化とみなすのではなく、当時の様々な要因によるものと手塚先生も考えられていたのでしょうか。大好きな作品の一つです。先日イスラエル人の友人に何故紛争は終結しないのか尋ねたところ、国自体が紛争の支持派反対派、政府の支持派反対派等々でまとまらないからだと言っていました。まさにそれぞれの正義の衝突ですね。
ゴルゴ13ではイスラエルではヨーロッパ出身のユダヤ人は優遇されて、それ以外は差別されているという闇深い話がある。
さらには宗教右派に対する過度な優遇に対する不満、インフレ、人材の海外流出など問題山積です。 イスラエルをユートピア視する変な動画が一時流行ってましたが、日本人はムードに弱いですね。
手塚治虫がすごいのは後年になってもというか後年になるにつれよりすごい作品が生まれてるところ
高校の時お小遣いで購入して内容が難し過ぎて分からず居ると親がドハマリして、今でも親の寝室の本棚に鎮座してます。久しぶりに読んでみようかなw
是非親の本棚から盗み出して自分の本棚にシレ~っと並べておきましょう。ボクが親なら我が子の成長に半笑いになります。
手塚先生の偉大なのはナチス悪い・ユダヤ人可哀そうという当時の西欧の風潮に流されず、反戦と人種偏見の愚かさを描いた事。ドラマ化かアニメ化期待したいが、今日の状況(特にラストの2人のアドルフの対決)では難しいだろうな。
この作品の凄いのは、アドルフ・ヒトラーがぶつくさつぶやいてるセリフもちゃんと当時の状況をつぶやかせてるのが凄い。
「お前らの中にもユダヤ人はおるやろ!最後に地獄の炎で焼かれるのは貴様らやぞ!」のセリフがとても強烈な印象でした。
中学生の頃、難しかったけれど一気読みした思い出があります。特高警察に扮したハムエッグの怪演が印象的。
大人になって映画「ヒトラー最後の12日間」を見るまで、総統秘書のトラウドルはてっきり男なんだと思ってた。手塚先生の描くトラウドルは軍服姿の若い男だったから。
ん十年前の高校時代に自分のこの時代はまだ高校生にもなるとマンガなんか読んでないで小説などをどんどん読みなさいとされた時代(マンガは読むとバカになるからと散々言われたり成績の妨げになるからと迫害された時代)でもなぜか自分が通っていた高校の図書室には「火の鳥」と「アドルフに告ぐ」だけが全巻揃って置いてあって昼休みとかでよく読んでいましたねそういえばマンガではないがSF小説とかもあって「クラシャージョウ」とかも置いてありましたね
峠が拷問されて、意識を失いながら、早稲田の校歌を歌っている場面が印象的です。ランプの部下が「妙な歌を歌っています」というのが面白いです。ドイツ人にとっては"妙な歌"なんでしょうね。
日本の漫画の発展は手塚治虫から始まったことは衆目の一致するところだが、そのテーマ性において手塚治虫に追いついたものは未だ現れない。だから彼は神と呼ばれるのだと思う。
雰囲気は似てますが警察の横暴っぷりが戦前が舞台のアドルフに告ぐと戦後が舞台の奇子では全然違ってて見比べると面白いですねこれ戦前なら天外二郎ここで峠草平みたいにフルボッコにされてそうってシーンがいくつもあります😂
そうなんです。手塚先生はあえて戦前の「アドルフに告ぐ」を描いています。「奇子」時代には戦後思想の混乱と葛藤を表現しており連綿と連なる日本の歴史を描いているのが分かります。
手塚先生の作品はそんなに知りませんが、この作品に触れることが出来たのは幸せです
中学生の時にハードカバーで買って以来、この年まで何度も読み返しています。皆さん仰るように一言では言い尽くせないほどの、超大河ドラマ。極限の状態での人間の残酷さ、逞しさ、美しさもそれぞれに描写されています。この歳になって思うのは、手塚先生はかくも様々な視点にたった世界観を描けること。特高刑事、自由主義者、ナチス、ユダヤ人、パレスチナ人、神戸の山の手と外交官身分の人々、神戸の下町の人々、軍人、追ヶ浜の人々、、、時代背景も含めてそれぞれの目線、からの世界観を映し出せていること。一義的な正義のベクトルに沿ってではなく、様々な視点から「正義」を浮き彫りにしています。こんな作品を世に送り出してくれた手塚先生に脱帽です。
比喩表現としての「蛇の丸呑み」を見た読者のなかには拗らせた性癖を思春期に刻まれた少年も居るんじゃないかなぁイスラエルvsアラブ社会という現在進行形の紛争を知るキッカケとして優秀な作品なのは確かだけど
このユーチューブで、言われているように、鉄腕アトムの大きなテーマは差別だと思います。手塚治虫は、上手い漫画家を見ると、僕ならもっと上手くできると言い、嫉妬心とか、人間の悪い部分も手塚自身も普通に持っていて、手塚はそれに向き合ったていたのだと思います。正義とか、愛とか、かっこよく言っても、結局自分ファーストです。立場が変われば正義も変わる。手塚自身の、嫉妬心の強さなど、葛藤というか、矛盾というか、そんなものが手塚の苦悩になってすべての作品に表現されていると思う。差別を嫌う自分が、差別しているのでないか。分からないですけど。アドルフに告ぐも大作ですが、ほのぼのした、雨降り小僧も泣きました。何気なく、ユーチューブをみていたら、ワンダースリーの解説にあたり、チャンネル登録しました。その次は、トリトンについて。丁寧で、分かりやすです。何十年ぶりに亡くなった母の買ったハードカバーのアドルフに告ぐを読み返そうと思いました。
チャンネル登録ありがとうございます。お母さまが買ったハードカバーですか。素晴らしい。是非読み返してみてくださいね。きっと今だからこそ案じる感想があると思います。再読に耐え得るマンガこそ手塚作品の醍醐味です。「雨ふり小僧」もありますので是非→ruclips.net/video/8FWgTCvHZMY/видео.html
本作では峠草平という人物、手塚先生は上手く狂言回しとして使っているなと感じましたね。終盤のパレスチナ問題も当時はまだ大っぴらにイスラエル批判が出来なかったのに、よく踏み込んで描けたなと感心しました。実際、ユダヤ疑惑の記事を載せて廃刊に追い込まれた雑誌もありましたし。ところで今日、某さんに勧められた「陽だまりの樹」を図書館で取り寄せ予約しました。届くのが楽しみ♪
後半はかなりデリケートなところにも踏み込んでいますよね。でもそこが他と違うところ。図書館上手く利用されていますね。
報告した
トーゲさんの存在があって、ちりぢりな各々のドラマがまとまっていますよね
続きが気になりすぎて一気見した思い出。読後の感想が「凄かった」だった数少ない作品。
この漫画は多彩な人物が登場したが、なかでも大佐の息子ながら、自らの信念のもとでスパイ活動に身を投じ、父の手にかかって果てるケンペルこと本多芳雄がなぜか好きだった。登場する場面が比較的少なかったのが残念だったが…
一銭定食 おつきあいされたお嬢様が最後に女将と働いている姿に安心しました
すべての高校生、大学生に読んで欲しい作品。
主人公が殺し合うのが、切なくて悲しかった思い出があります。
あんなに仲の良い2人がねぇ。環境に影響される恐ろしさを知りました。
単行本が発売されたリアルタイムで買っていました。今こそ、より多くの人に読んでもらいたい傑作と思います!
これと「陽だまりの樹」を同時に描いてたとか天才すぎる映画化とかドラマ化とかしたらいいのにな 難しいのかな?
業とか呪いとか亡霊とか、そう言う陰鬱なものを軸に回っている作品だからこそ、愛とか情とか希望が織りなす人間模様がより一層光り輝くのだと思った。
Netflixで実写化してくれ!
無茶苦茶面白い漫画でした。晩年の作品とは信じられません。もうタイトルからして出来過ぎです。
ヤン・ウエンリーがこれについて興味深いことを言ってたな「ある正義に対して別の側面からのアンチテーゼを示す」
ヒトラーは本当にユダヤ人なんじゃないか?と思って当時、何度も資料を調べた記憶があります。それ程引き込まれる。
小学5年の頃、入院した時に(滅多に漫画を買ってくれない)親が買ってくれた。当時(80年代半ば)、小学生の間では「手塚先生の漫画は過去のモノ」という認識だったけど読み進めていくうちに、そんな認識が吹っ飛んだ。カウフマンが、ユダヤ人の少女を逃がすルートを探すため地図を広げるシーンはドキドキしたな。中高生になってミリヲタになったのは、この漫画と同級生のナチス君(あだ名)の影響かもしれん。
手塚治虫の作品の中でも最高傑作です。ホント様々な世代に読んでほしい!お薦めです
最近読みましたが現在でもニュースで報道されるイスラエルパレスチナ問題につながるところに驚きました。初めはナチス、ユダヤ人のことだけのお話と思っていました。
ストーリーも、構成も全て忘れています。ただひとつ、娘を失ったゲシュタポ(だったかな)の手塚作品お馴染みのランプが仇の(誰だったか)と殴り合いで打ちのめされ、かつ「お前を絶対許さない」と睨みつけるカッコよさ。それだけは忘れられない。自分は生涯一度もカッコよくなかった。
今年で50になりますが、自分の感覚として手塚治虫のすごいところを感じるのは、とても難しそうな道徳感や、この物語のような正義への「疑問」、愛、理不尽、生命の誕生、死、人間の狡猾さや大切なものへの考え方などを当時小学生であった自分に何のことはなく楽しみ、ワクワクさせながら理解させた事だと思っています。説教された感、教えられた感は当時全く感じていませんでした。単純に毎回楽しんで読んでいました。それほど振り返ると、あ、これは手塚治虫が教えてくれてたな、ということが人生において多かったです。
語りがめちゃめちゃ上手いですね!引き込まれました
当時読んでいたが読みやすくて良かったまとまりがありスキな作品だった。
手塚作品にしては上手くまとまっていますよね(笑)
19歳のときに読んでめっちゃおもしろかったちょうど30年すぎて、自分の思想もはっきりしてきた今、この作品を改めて読んでみたい
最近、戦後70年以上が経過してやたらと日本人はすばらしくて他の民族は騎馬民族だからひとごろしを平気でする民族だ。など人間を区分けする内容を言っている動画を見ました。正義が狂気になる前に今一度この作品を全世界に届けたい。
漫画も文学である、ということをわかりやすく示してくれる名作
何時も動画見てます初めてコメントさせて頂きます。m(__)m今更過ぎますが先生のネタの範囲の凄さ幼児向けの描いたかと思えばこんな魔逆の話まで何で描けるの?もう凄すぎますね(;^_^A
これまでの作家の中でも最もレンジの広い作家であろうと思います。驚きですよね。初コメありがとうございます。
やっぱり凄い作品ですよねー!!手塚治虫最高峰、それはもう世界最高峰ですっ!!!
「アドルフに告ぐ」名作だとは聞いていました。隣の市の図書館にある様です。先日の「海のトリトン」もありました。見に行く価値がありそうですね。
私も「ヒットラーは悪人」と言うだけのものではないと思っています。ちょうど「正しいとは何ぞや?」を本日、話題にしていましたので、貼っておきます。
『「正しい」の定義とは?』誰でも分かる質問でありながら、相当な難問です。
『正しい』:真っ直ぐである。”道理”にかなっている。”道徳”にかなっている。「道理」 :”正しい”すじみち。「道徳」 :”正しい”為をなすための規範の総体。 「はい、クルクル回っております。いつもより長めに回っております」
「正しい」は会話において、 主にその「定義不明」の方で使われます。結論:これが「独裁者を生む構図」だと思っています。「自分が想う”道理”は正義である」には、歯止めがかかりません。
もちろん価値観は人それぞれなので私がとやかく言うことではないのもしれませんが「まずは図書館で試し読み」は必要ありません。1巻が気に入ったら順次買い足し…も野暮なくらい。全巻一気に揃えないと読み進めを中断せねばならない事態に発狂しそうになります
憲兵大佐の家庭の話が好きでした。
大佐の父とは正反対に、本当の正義を求めてスパイ活動を行うも、露見して父にピストルで殺されてしまう悲劇的な息子がすきでした。
突然「手塚漫画が読みたい」の衝動にアドルフを購入。全巻完読してTVを付けたら「先生の訃報(フホウ)」
良いですよね、アドルフに告ぐ。手塚漫画で一番好きです。やなせ先生が一番完成度が高いと評すのもよく分かります。
最も考えさせられたマンガですね。。イデオロギーや正義というものは、時代や立場や境遇でコロコロと変わります。変わらないものは何なのか?本当に大事にすべきものは何なのか?
自分が読んだのが三十数年前の高校生の頃だったので、今読むと捉え方が違ってくるのかなと思うので、改めて読んでみたいですね。当時はなんか消化不良というか理不尽な思いでした。最後まで読むと納得できた部分ももちろんあるのですが。
間違いなく歳を重ねてから読むことで違う感想を抱くと思います。手塚作品にはそうさせる深みもあります。是非再読なさってみてください。きっと新たな発見があると思いますよ。
学生の頃、手塚治虫よく読んでいて、一番好きなのがアドルフに告ぐでした。読んだ後の衝撃は忘れられず、正義なんてないのだなあと学びました。
「アドルフに告ぐ」は現在こそ若者達に読んで欲しい作品です……峠の「正義というモノの正体を少しでも考えて欲しい……」が心に残ります……
某さんの話し方、説明も分かりやすくサラサラっと聞けて言葉のチョイスが好きです👏✨読んだ事が無いのですがとても読んでみたくなりました🍀
言葉のチョイス。おお最高の誉め言葉(めちゃ嬉しい)励みになります。是非読んでと言わず即全巻買ってください。一家に一冊鉄板です。
すごいです!すごいとしか言いようのない作品です。世界中の人に読んでほしい!
この作品は、今から35年ほど前に読んで以来、善悪が人生に於ける最も重要で難解なテーマとなりました。以来、歴史を学び、哲学を学び、宗教を学び、科学を学び、この大宇宙に存在する人類という生物について、今日まで熟慮を重ね続け、ようやく一つの結論に達しました。それは、分からない、という事。人の知恵程度では理解しえないコトである、という事が分かりました。恐らく、人類の歴史がこれより後、数千数億年続こうとも、答えは出ないであろうと考えます。人の思考や倫理には常に限界があるが故に、自身の心でさえ、上手に扱えないが故に、社会全体が同じ規範の元に永遠に存在し続ける事が不可能であると言い切れるからです。善悪について、分からない事が分かった。つまらないコメントを大変失礼致しました。m(__)m
いえ、大変興味深いコメントありがとうございます。
こんな素晴らしい人道的メッセージを知らない外国人はたくさんいます。状況的にこの漫画を世界に出したら大問題になりそうですが、本当は必要なメッセージであり、知的な内容でもあり、もったいないことだと思います。
これリアルで週刊文春で読んでたわ。あのころは「零戦燃ゆ」もあったし、レベル高かったな。
普段小説ばかり読んでいてあまり漫画は読まないのですが、「私の人生を変えた三冊」の一つがこの作品なので、皆さんに絶賛して頂けてとても嬉しいです😌また読みたいとずっと思っているのですが、大切にしまいこんでしまったようで、どこにも見つからないのです😔
この漫画は、人間が作ったモノとは思えません。漫画がどこまで到達できるのか示した作品だと思います。本当に素晴らしい。
あー…学生時代に読んじゃって衝撃を受けた作品だわ……今思うと何で中学校の図書室にあったんだこれw高校には火の鳥とブッダあったしw
いい時代ですね。私の時代は学校に漫画はもってのほかでした。
@@早川眠人 小学校の図書館に至っては何故かはだしのゲンが全巻あった…そんな地域です。
あまり言及する人はいないが、「アドルフに告ぐ」はアクション描写も魅力的。峠草平の特高警察からの逃走、峠とアセチレン・ランプの勝負、潜水艦の戦闘など、思い出すだけでもハラハラする。一方で、ヒトラーの父方の祖父がユダヤ人という主張が、この作品の連載開始よりずっと前に否定されていたと知った時は、正直に言って失望した。また、終盤(大戦後)のアドルフ・カミルの経歴や視点がほとんど描かれなかったのは消化不良に感じた。加えて、序盤に峠がローザ・ランプを(実質的に)強姦した展開は、今でも納得できない。
なにがしさん声に力入りすぎて冒頭音割れしてる笑
(笑)失礼しました。
今のご時世、即バンされるのではないかとヒヤヒヤものの傑作の解説お見事でした!多面的に物事を見なくてはならない今こそ必読の書だと思います。
当時父親の本棚から見つけて読んでました。ハードカバーの装丁でまさしく文学作品という感じでした。
ボクもハードカバー4冊揃えましたが本棚に並んでいるとマンガとは思えない威圧感がありましたね。
某さんの評も熱意にあふれ、読み直したいと思わせる、とてもよいものですが、やなせさんの評の切れ味たるや恐ろしいほどですね。
高校の時に先生に勧められて読みました。正直にいうと当時の自分には難しすぎて途中で挫折しましたが、あまりにもその先生が勧めてくるので仕方なく最後まで読みました。今では好きな作品の一つです。😊
素晴らしい先生です。教師の鑑ですな。
…ランプの終焉が知りたかった…蛇足になろうとも
ハードカバー版持ちの自分だが、この作品はイスラエルに贈ってあげるべきだと思う😂
「アドルフに告ぐ」のすごい所は、その抜群のストーリー展開にある。
仮にテーマに共感できなくても、そのストーリーの面白さは誰も否定できない。
手塚治虫以降、様々な漫画家が世に輩出されたが、未だに手塚を超えるストーリーテラーはいないと思う。
それほどに秀逸。
@@PanoramaSilkotton
中学生の時に初めて読んだ際に、最初は「舞台やメインの人物が何度も切り替わって落ち着かない話だな」なんて思ったけど、バラバラの糸が次第に寄り集まって太い綱が出来上がるような構成に引き込まれて一気に読み終えてしまった。
カウフマンが「俺の人生は何だったんだ。世界のあちこちで国の振りかざす正義とやらに付き合って友達も家族も自分も失ってしまった。俺は愚かな人間だ」と死の直前に悟ったのに、
直後に現れたカミルを「ユダヤの豚」と呼んでるあたり、妻子の仇であることを差し引いても一度植え付けられた人種憎悪は最期まで抜けなかったんだなと思って可哀想でした。
あと、ドラマCD版があるようで、いつか復刻してほしいです。
そうなんですよ。ドラマCDがあるんですよね。マジで復刻して欲しい。今ならサブスク?
未回収の伏線がほぼ無いのが凄いと思う
表面的な平和讃歌漫画ではなく、本物の歴史、正義と戦争の矛盾。戦争はなくならない。人間と正義の葛藤。本物の文学です。ノーベル文学賞に値します。
待ってました!!!一番好きな作品です!子どもの頃、親のハードカバーで読み、今は文庫版を持っています。解説ありがとうございます!
これを読んで、悪い人間が戦争をするのではなく、戦争が悪い人間をつくるのだと知ったと思います。
2万円もする「オリジナル版」を購入するほど、個人的に大好きな手塚治虫作品です。
オリジナル版すごい!あのサイズで読むのはまた格別の読後感を味わえますよね
最初に読んだのは幼少期ですが、今に至るまで一番印象的な手塚漫画です。
子供の頃は峠弟が跡形もなく消されたところが本当に恐ろしく思え、終盤の本多大佐の「承知した!」がとても印象的でした。
今はカウフマンが環境に翻弄されて思想心境が変遷しつつ足掻き続けて生き抜いた事に心を動かされます。
ナチスからパレスチナ問題にシフトするのが秀逸すぎる!
終盤の展開はもう少し長くなる予定で、大人の事情でカットしたと聞いた時は、本来の展開をプロットだけでも読みたいと思いました
まさに。当たり前ですがヒトラーが倒れた後にも歴史がある。そこを描くことで本質がより明確化されるという構成。見事です。
わたしが最もこの作品で感銘を受けたのは、最後半部分で、アドルフの妻のセリフです。
彼女はナチのホロコーストを正当化し、ユダヤ人を組織的に効率良く殺すのは正しいと言っています。
彼女のセリフにはちゃんとバックグランドがあって、彼女がそう思うのも無理がないほど、ユダヤ人のパレスチナ人への虐殺が酷いからです。
このような発想は、先進国に住んでいると全く出てきません。
もちろんユダヤ人にも言い分はあるでしょう。
アラブ人からしたら今のイスラエルもそうですね、、、。
これ、ストーリー、台詞回し、構成、人間模様がすごいのはそうなんだけど、俺はこの作品の空気感が何より好きだった。
夏の焦土の焼けるような暑さ、一等地の静謐、敦賀の吹雪、不穏に包まれる異国の空気の匂いとか。
行った事ないんだけどその場にいたかのように感じられるような感覚。これこそ手塚先生の御業だと思う。
アドルフに告ぐはドイツ国内の町の図書館でもドイツ語版を読むことができます。
ええ!すごい。それは知りませんでした。貴重な情報ありがとうございます。
これ週刊文春で連載されてるのをリアタイで読んでて、毎週楽しみにしてたんですよ。終盤で手塚さんの健康がおもわしくなくなったせいか、休載が増えて、さらにラストははしょってしまってて、後にハードカバー版で読んで、めちゃくちゃ書き足されてるわ〜とか思いました。
そうなんです。後半は体調不良のため休載が続き復帰してもページの制限により連載では中途半端な形で終了してしまいました。しかし単行本版では大幅な書き足しががなされ今のようなラストになっています。完璧な修正だと思います。
その、ハードカバー版ってどうしたら買えますか?うちには文庫版しかないので是非買いたいです。
@@小松英子-g7sここで言ってるハードカバー版は、文春連載のすぐ後に、文藝春秋社が出した最初の版になります。古い物なので、入手は難しいかもしれません。文藝春秋社に問い合わせても在庫があるかどうか?…ちょっと分かりません。古本屋に当たるしか無いかも😅
@@小松英子-g7s ここで言ってるハードカバー版は、文藝春秋社が連載後にまとめて出した物です。古い物なので、なかなか入手は難しいと思います。文藝春秋社に在庫が無いか確認するか、古本屋を当たるかぐらいしかないかもしれません。
@@小松英子-g7sハードカバー版は、連載が終わってすぐぐらいのタイミングで、文藝春秋社が出した最初の版です。古い版なので、古本屋を漁るしか? 文藝春秋社にも在庫があるかどうか? 入手は難しいかもしれません😅
もう、映画と同じレベルです。それも、C級映画でなくアカデミー賞を取るレベルの映画です。これと同じレベルの映画といえば、「シンドラのリスト」「戦場のピアニスト」「ライフ イズ ビューティフル」くらいかな。しかも、この漫画には、日本も大きく関わっています。軍国日本を、擬似体験できます。読んだ後、感動の余り、涙が出て、深く考えさせられました。こんな漫画は、これ以外なかった。まだ、未読の人は、ぜひ読んでください。手塚治虫先生が、いかに天才かということを、思い知らされます。
タイトルがいいですよね!
このタイトルが出てくる時のカタルシスたまりません
まるで手塚先生が当時のナチスドイツにいて取材したかのような、とんでもなくリアルな考証なんだよねこの漫画。
複雑に絡み合う、多数の登場人物。二転三転して、最後まで着地点が見えないストーリー。「ネオ・ファウスト」もそうだったが、深刻な体調不良に悩まされても、手塚作品の構成力は他者の追随を許さなかったですね。ナイスガイだったアドルフ・カミルまで、性格が一変する結末は驚きです。
これは超名作!
読み終わった後、放心状態になりました。
ただアニメ化にあたっては、「ヒットラーの秘密」に対する海外からの評価がどうなるかわからないので、少し危ういと思ってはいますね。
思わず天を仰ぐ読後感…。分かるわぁ
あまりにも凄すぎるからか、
映画化もドラマ化もされていないのが不思議です!!
きちんと映像化したら歴史的超名作になると思います!!!
舞台化はされているんですけどね。
出来れば映画より、連続もののドラマにして欲しい。映画だと時間の関係でかなりカットされて内容も薄くなりそう。
@@youbari55
NHKは陳腐な韓流ドラマなんぞを放送せずに、こういう作品を日独合作のドラマとして製作するべき。
でも「ヒトラー=ユダヤ人説」が完全に否定されてる時点で難しいのかな。
ヒトラーの地位を揺るがす全く別な文書をキーアイテムにする改変だったらドラマ化の可能性も上がる気がするけど。
学生の時、一晩で読んだが時空を超えた旅をしたような読後感があった。未だにそんな体験はこの作品以外思い出せない
高畑勲氏にジブリでアニメ化してほしかった‥「火垂るの墓」と「アドルフに告ぐ」は同時代ほぼ同じ場所を舞台にしてるんだよな。
確かに三人のアドルフの内の二人は幼少の時は神戸に住んでいたし、アドルフ・カミルはイスラエル建国まで神戸に住んでいたし、主人公の峠もアドルフ・カウフマンの母親と結婚後は神戸に住んでいた。
初めて読んだ時心臓めっちゃバクバクした。ど名作
それぞれの正義!
ブラックジャックでもよく取り上げられたテーマでした。
エリザが夢見た「ユダヤ人の国に住みたい」って願い→カウフマンとカミルの決闘ってのが空しいし、カウフマンも「あいつのこと嫌いになりたくないよ」ってドイツ入国嫌がってたのがすっかりバリバリのヒトラー信者になっていき、カミルは柔軟で落ち着いた感じの子で物語の希望って感じだったのが一転して…ってのがショックだったなぁ
ユダヤ人マジで可哀想ってなるけどラストに出てくるパレスチナとの戦争でどんでん返しなのがエグイ 周囲が特定思想一色社会において個人が良心を維持することの難しさ…
アドルフ・カミルをもっと掘り下げて欲しかったなぁとは思います。母ちゃんの跡を継いで神戸一のパン屋を復活させてくれるって信じてたのに次に出てきた時はイスラエル軍人って、何があったの…。
手塚治虫が苦手な私も、この作品は日本漫画史レベルで傑作だと思ってる。
それは興味深いコメントです。ありがとうございます。
手塚が苦手って宮崎駿かな笑
私も手塚治虫あまり好きでないけどこの作品は例外です。おふざけと非現実的要素が少ないのが良いのかも
手塚作品で
一番好きな作品はブラックジャック
一番感動した作品は火の鳥
一番衝撃を受けた作品はアドルフに告ぐ
自分にとってはそんな作品です。
タイトル回収という概念を初めて知ったのはこれかもしれない
鮮やかすぎる
手塚作品はタイトルも一撃で記憶してしまいますよね
唸ります
昔、子供ながらにこのマンガのおかげで中東戦争の根本、根っこが分かった気がしました。未だに終わらないアラブ、イスラエルの対立、なるほどなと思います。
未だに続いていますものね。未だに…。
好きな漫画ベスト5挙げろと言われたら必ず入れます
うーん。話はスゴいと思うんですが、絵柄は手塚治虫らしさが抜けてきている気がしています。線に勢いが無いというか、魅力がないというか…。
いや、好きなんですけどね。これと陽だまりの樹。
当作と「陽だまりの樹」は私の個人的最高傑作です。手塚作品としても日本漫画のなかでも。
最終巻のあとがきの日付が1988年の10月。お亡くなりになる4ヶ月前までこの作品に関わってらしたのは大いに感銘を受けました。
「由季江どの誠に失礼する。」と今際の際の由紀江にキスをする本多のシーンで涙腺崩壊。
手塚作品といえばそれ以前はブラックジャックくらいしか読んでなかったけど、この作品で衝撃を受けたのをきっかけに、
多くの手塚作品を読むようになりました。自分にとっては手塚治虫を深く知りたくなるきっかけとなった大切な作品です。
イスラエルの領土問題のエピソードの有無でこの作品の印象は大きく変わっていたと思います。
戦争は憎しみの連鎖を生み出すもの、
その連鎖の中での被害者と加害者の境界線は本来曖昧なもの
と言うテーマに強い説得力が生まれている。
ヒトラー&差別&戦争と言う人類史に残る最もセンシティブな題材に正面から向き合った神の傑作。
通っていた歯医者で初めて読んで(ハードカバー版)、好きでもない歯医者にアドルフに告ぐを読みたいが為に通いつめたw
ボクはブラックジャックを読みたくて散髪屋に行くのが楽しみでした
@@gaczogaczo3125
俺の叔父が入院して世話になった病院の待合室に「アドルフに告ぐ」の文庫本全巻を寄贈した。
半年後に定期検診でその病院に行ったら、文庫本が手垢まみれになってて明らかに多数の人が読み込んでいたそうな(検診にいったその日も中学生くらいの子が熱心に読んでて喜んでた)。
もし私の好きな手塚作品を3つ挙げるとすれば火の鳥、ブッダそしてこのアドルフに告ぐです。それぞれに読んだときの自分の背景と密接に繋がっています。
中学生の頃に読んでとても衝撃的だったのを覚えています。しかし、未だに終盤の展開には納得が行かない所(急にカミルが虐殺をする側の人物として描かれ、カウフマンの妻子を殺したにもかかわらず、決闘後に父に謝ってこいと話すなど被害者側の立場のみにある部分)があり、嘗てのカミルには言う資格が有ったであろう被害者としての言葉をカウフマンと同じ虐殺者に落ちぶれたカミルに言わせるという部分が特にモヤモヤします。もし宜しければ終盤のシーンをどのように解釈されたか教えて頂きたいです
人は環境次第でどのような姿にも変わってしまうという事だと思います。
横からですが
・元々カミルは正義感溢れる少年であり、行動力もある男だった。
大人になると正義の対象が狭くなっただけで、やってることの本質は変わらない。
・カミルは自分がカウフマンの妻子を殺したと認識していなかった。
面識があったカミルの父親を処刑しておきながら、何食わぬ顔で自分に会い利用しようとした男を許す事は出来なかった。
決闘の時、妻子を殺したと批判されても、カミルはその相手の顔すら想像できなかっただろう。
主人公が走り続ける場面に感動しました
序盤から散りばめられていた数々の伏線が一本の線で繋がった時身震いがしました。ヒトラーやゾルゲといった実在の人物の絡め方も秀逸でした。父親の仇を討ったカミルがテロに巻き込まれて命を落としたラストに手塚先生の「どんな理由があれ、人の命を奪った者は必ずその報いを受ける」といったメッセージが込められているように感じました
お恥ずかしながらこの作品を初めて読んだのはほんの7年前でした。ナチスドイツにはとても興味があって沢山の書籍を読んだりドキュメンタリーを観ました。ヒトラーを単純に独裁者、悪の権化とみなすのではなく、当時の様々な要因によるものと手塚先生も考えられていたのでしょうか。大好きな作品の一つです。
先日イスラエル人の友人に何故紛争は終結しないのか尋ねたところ、国自体が紛争の支持派反対派、政府の支持派反対派等々でまとまらないからだと言っていました。まさにそれぞれの正義の衝突ですね。
ゴルゴ13ではイスラエルではヨーロッパ出身のユダヤ人は優遇されて、それ以外は差別されているという闇深い話がある。
さらには宗教右派に対する過度な優遇に対する不満、インフレ、人材の海外流出など問題山積です。
イスラエルをユートピア視する変な動画が一時流行ってましたが、日本人はムードに弱いですね。
手塚治虫がすごいのは後年になっても
というか後年になるにつれ
よりすごい作品が生まれてるところ
高校の時お小遣いで購入して内容が難し過ぎて分からず居ると親がドハマリして、今でも親の寝室の本棚に鎮座してます。久しぶりに読んでみようかなw
是非親の本棚から盗み出して自分の本棚にシレ~っと並べておきましょう。ボクが親なら我が子の成長に半笑いになります。
手塚先生の偉大なのはナチス悪い・ユダヤ人可哀そうという当時の西欧の風潮に流されず、反戦と人種偏見の愚かさを描いた事。ドラマ化かアニメ化期待したいが、今日の状況(特にラストの2人のアドルフの対決)では難しいだろうな。
この作品の凄いのは、アドルフ・ヒトラーがぶつくさつぶやいてるセリフもちゃんと当時の状況をつぶやかせてるのが凄い。
「お前らの中にもユダヤ人はおるやろ!最後に地獄の炎で焼かれるのは貴様らやぞ!」のセリフがとても強烈な印象でした。
中学生の頃、難しかったけれど一気読みした思い出があります。
特高警察に扮したハムエッグの怪演が印象的。
大人になって映画「ヒトラー最後の12日間」を見るまで、総統秘書のトラウドルはてっきり男なんだと思ってた。手塚先生の描くトラウドルは軍服姿の若い男だったから。
ん十年前の高校時代に
自分のこの時代はまだ高校生にもなるとマンガなんか読んでないで小説などをどんどん読みなさいとされた時代
(マンガは読むとバカになるからと散々言われたり成績の妨げになるからと迫害された時代)
でもなぜか自分が通っていた高校の図書室には「火の鳥」と「アドルフに告ぐ」だけが全巻揃って置いてあって
昼休みとかでよく読んでいましたね
そういえばマンガではないがSF小説とかもあって「クラシャージョウ」とかも置いてありましたね
峠が拷問されて、意識を失いながら、早稲田の校歌を歌っている場面が印象的です。ランプの部下が「妙な歌を歌っています」というのが面白いです。ドイツ人にとっては"妙な歌"なんでしょうね。
日本の漫画の発展は手塚治虫から始まったことは衆目の一致するところだが、
そのテーマ性において手塚治虫に追いついたものは未だ現れない。
だから彼は神と呼ばれるのだと思う。
雰囲気は似てますが警察の横暴っぷりが戦前が舞台のアドルフに告ぐと戦後が舞台の奇子では全然違ってて見比べると面白いですね
これ戦前なら天外二郎ここで峠草平みたいにフルボッコにされてそうってシーンがいくつもあります😂
そうなんです。手塚先生はあえて戦前の「アドルフに告ぐ」を描いています。「奇子」時代には戦後思想の混乱と葛藤を表現しており連綿と連なる日本の歴史を描いているのが分かります。
手塚先生の作品はそんなに知りませんが、この作品に触れることが出来たのは幸せです
中学生の時にハードカバーで買って以来、この年まで何度も読み返しています。皆さん仰るように一言では言い尽くせないほどの、超大河ドラマ。極限の状態での人間の残酷さ、逞しさ、美しさもそれぞれに描写されています。この歳になって思うのは、手塚先生はかくも様々な視点にたった世界観を描けること。特高刑事、自由主義者、ナチス、ユダヤ人、パレスチナ人、神戸の山の手と外交官身分の人々、神戸の下町の人々、軍人、追ヶ浜の人々、、、時代背景も含めてそれぞれの目線、からの世界観を映し出せていること。一義的な正義のベクトルに沿ってではなく、様々な視点から「正義」を浮き彫りにしています。こんな作品を世に送り出してくれた手塚先生に脱帽です。
比喩表現としての「蛇の丸呑み」を見た読者のなかには拗らせた性癖を思春期に刻まれた少年も居るんじゃないかなぁ
イスラエルvsアラブ社会という現在進行形の紛争を知るキッカケとして優秀な作品なのは確かだけど
このユーチューブで、言われているように、鉄腕アトムの大きなテーマは差別だと思います。手塚治虫は、上手い漫画家を見ると、僕ならもっと上手くできると言い、嫉妬心とか、人間の悪い部分も手塚自身も普通に持っていて、
手塚はそれに向き合ったていたのだと思います。正義とか、愛とか、かっこよく言っても、結局自分ファーストです。
立場が変われば正義も変わる。手塚自身の、嫉妬心の強さなど、葛藤というか、矛盾というか、そんなものが手塚の苦悩になってすべての作品に表現されていると思う。差別を嫌う自分が、差別しているのでないか。分からないですけど。
アドルフに告ぐも大作ですが、ほのぼのした、雨降り小僧も泣きました。何気なく、ユーチューブをみていたら、ワンダースリーの解説にあたり、チャンネル登録しました。その次は、トリトンについて。丁寧で、分かりやすです。
何十年ぶりに亡くなった母の買ったハードカバーのアドルフに告ぐを読み返そうと思いました。
チャンネル登録ありがとうございます。お母さまが買ったハードカバーですか。素晴らしい。是非読み返してみてくださいね。きっと今だからこそ案じる感想があると思います。再読に耐え得るマンガこそ手塚作品の醍醐味です。
「雨ふり小僧」もありますので是非→ruclips.net/video/8FWgTCvHZMY/видео.html
本作では峠草平という人物、手塚先生は上手く狂言回しとして使っているなと感じましたね。
終盤のパレスチナ問題も当時はまだ大っぴらにイスラエル批判が出来なかったのに、よく踏み込んで
描けたなと感心しました。実際、ユダヤ疑惑の記事を載せて廃刊に追い込まれた雑誌もありましたし。
ところで今日、某さんに勧められた「陽だまりの樹」を図書館で取り寄せ予約しました。届くのが楽しみ♪
後半はかなりデリケートなところにも踏み込んでいますよね。でもそこが他と違うところ。図書館上手く利用されていますね。
報告した
トーゲさんの存在があって、ちりぢりな各々のドラマがまとまっていますよね
続きが気になりすぎて一気見した思い出。読後の感想が「凄かった」だった数少ない作品。
この漫画は多彩な人物が登場したが、なかでも大佐の息子ながら、自らの信念のもとでスパイ活動に身を投じ、父の手にかかって果てるケンペルこと本多芳雄がなぜか好きだった。登場する場面が比較的少なかったのが残念だったが…
一銭定食 おつきあいされたお嬢様が最後に女将と働いている姿に安心しました
すべての高校生、大学生に読んで欲しい作品。
主人公が殺し合うのが、切なくて悲しかった思い出があります。
あんなに仲の良い2人がねぇ。環境に影響される恐ろしさを知りました。
単行本が発売されたリアルタイムで買っていました。今こそ、より多くの人に読んでもらいたい傑作と思います!
これと「陽だまりの樹」を同時に描いてたとか天才すぎる
映画化とかドラマ化とかしたらいいのにな 難しいのかな?
業とか呪いとか亡霊とか、そう言う陰鬱なものを軸に回っている作品だからこそ、愛とか情とか希望が織りなす人間模様がより一層光り輝くのだと思った。
Netflixで実写化してくれ!
無茶苦茶面白い漫画でした。晩年の作品とは信じられません。もうタイトルからして出来過ぎです。
ヤン・ウエンリーがこれについて興味深いことを言ってたな
「ある正義に対して別の側面からのアンチテーゼを示す」
ヒトラーは本当にユダヤ人なんじゃないか?と思って当時、何度も資料を調べた記憶があります。それ程引き込まれる。
小学5年の頃、入院した時に(滅多に漫画を買ってくれない)親が買ってくれた。
当時(80年代半ば)、小学生の間では「手塚先生の漫画は過去のモノ」という認識だったけど
読み進めていくうちに、そんな認識が吹っ飛んだ。
カウフマンが、ユダヤ人の少女を逃がすルートを探すため地図を広げるシーンはドキドキしたな。
中高生になってミリヲタになったのは、この漫画と同級生のナチス君(あだ名)の影響かもしれん。
手塚治虫の作品の中でも最高傑作です。ホント様々な世代に読んでほしい!お薦めです
最近読みましたが現在でもニュースで報道されるイスラエルパレスチナ問題につながるところに驚きました。初めはナチス、ユダヤ人のことだけのお話と思っていました。
ストーリーも、構成も全て忘れています。ただひとつ、娘を失ったゲシュタポ(だったかな)の手塚作品お馴染みのランプが仇の(誰だったか)と殴り合いで打ちのめされ、かつ「お前を絶対許さない」と睨みつけるカッコよさ。それだけは忘れられない。自分は生涯一度もカッコよくなかった。
今年で50になりますが、自分の感覚として手塚治虫のすごいところを感じるのは、とても難しそうな道徳感や、この物語のような正義への「疑問」、愛、理不尽、生命の誕生、死、人間の狡猾さや大切なものへの考え方などを当時小学生であった自分に何のことはなく楽しみ、ワクワクさせながら理解させた事だと思っています。説教された感、教えられた感は当時全く感じていませんでした。単純に毎回楽しんで読んでいました。
それほど振り返ると、あ、これは手塚治虫が教えてくれてたな、ということが人生において多かったです。
語りがめちゃめちゃ上手いですね!引き込まれました
当時読んでいたが
読みやすくて良かった
まとまりがありスキな作品だった。
手塚作品にしては上手くまとまっていますよね(笑)
19歳のときに読んでめっちゃおもしろかった
ちょうど30年すぎて、自分の思想もはっきりしてきた今、この作品を改めて読んでみたい
最近、戦後70年以上が経過してやたらと
日本人はすばらしくて他の民族は騎馬民族だから
ひとごろしを平気でする民族だ。など
人間を区分けする内容を言っている動画を見ました。
正義が狂気になる前に今一度この作品を
全世界に届けたい。
漫画も文学である、ということをわかりやすく示してくれる名作
何時も動画見てます初めてコメントさせて頂きます。m(__)m
今更過ぎますが先生のネタの範囲の凄さ幼児向けの描いたかと思えばこんな魔逆の話まで
何で描けるの?もう凄すぎますね(;^_^A
これまでの作家の中でも最もレンジの広い作家であろうと思います。驚きですよね。初コメありがとうございます。
やっぱり凄い作品ですよねー!!
手塚治虫最高峰、それはもう世界最高峰ですっ!!!
「アドルフに告ぐ」
名作だとは聞いていました。隣の市の図書館にある様です。
先日の「海のトリトン」もありました。
見に行く価値がありそうですね。
私も「ヒットラーは悪人」と言うだけのものではないと思っています。
ちょうど「正しいとは何ぞや?」
を本日、話題にしていましたので、貼っておきます。
『「正しい」の定義とは?』
誰でも分かる質問でありながら、
相当な難問です。
『正しい』:真っ直ぐである。”道理”にかなっている。”道徳”にかなっている。
「道理」 :”正しい”すじみち。
「道徳」 :”正しい”為をなすための規範の総体。
「はい、クルクル回っております。いつもより長めに回っております」
「正しい」は会話において、
主にその「定義不明」の方で使われます。
結論:これが「独裁者を生む構図」だと思っています。
「自分が想う”道理”は正義である」には、歯止めがかかりません。
もちろん価値観は人それぞれなので私がとやかく言うことではないのもしれませんが「まずは図書館で試し読み」は必要ありません。
1巻が気に入ったら順次買い足し…も野暮なくらい。全巻一気に揃えないと読み進めを中断せねばならない事態に発狂しそうになります
憲兵大佐の家庭の話が好きでした。
大佐の父とは正反対に、本当の正義を求めてスパイ活動を行うも、露見して父にピストルで殺されてしまう悲劇的な息子がすきでした。
突然「手塚漫画が読みたい」の衝動にアドルフを購入。
全巻完読してTVを付けたら「先生の訃報(フホウ)」
良いですよね、アドルフに告ぐ。手塚漫画で一番好きです。やなせ先生が一番完成度が高いと評すのもよく分かります。
最も考えさせられたマンガですね。。イデオロギーや正義というものは、時代や立場や境遇でコロコロと変わります。
変わらないものは何なのか?本当に大事にすべきものは何なのか?
自分が読んだのが三十数年前の高校生の頃だったので、今読むと捉え方が違ってくるのかなと思うので、改めて読んでみたいですね。当時はなんか消化不良というか理不尽な思いでした。最後まで読むと納得できた部分ももちろんあるのですが。
間違いなく歳を重ねてから読むことで違う感想を抱くと思います。手塚作品にはそうさせる深みもあります。是非再読なさってみてください。きっと新たな発見があると思いますよ。
学生の頃、手塚治虫よく読んでいて、一番好きなのがアドルフに告ぐでした。
読んだ後の衝撃は忘れられず、正義なんてないのだなあと学びました。
「アドルフに告ぐ」は現在こそ若者達に読んで欲しい作品です……
峠の「正義というモノの正体を少しでも考えて欲しい……」が心に残ります……
某さんの話し方、説明も分かりやすくサラサラっと聞けて言葉のチョイスが好きです👏✨読んだ事が無いのですがとても読んでみたくなりました🍀
言葉のチョイス。おお最高の誉め言葉(めちゃ嬉しい)励みになります。是非読んでと言わず即全巻買ってください。一家に一冊鉄板です。
すごいです!すごいとしか言いようのない作品です。世界中の人に読んでほしい!
この作品は、今から35年ほど前に読んで以来、善悪が人生に於ける最も重要で難解なテーマとなりました。以来、歴史を学び、哲学を学び、宗教を学び、科学を学び、この大宇宙に存在する人類という生物について、今日まで熟慮を重ね続け、ようやく一つの結論に達しました。それは、分からない、という事。人の知恵程度では理解しえないコトである、という事が分かりました。恐らく、人類の歴史がこれより後、数千数億年続こうとも、答えは出ないであろうと考えます。人の思考や倫理には常に限界があるが故に、自身の心でさえ、上手に扱えないが故に、社会全体が同じ規範の元に永遠に存在し続ける事が不可能であると言い切れるからです。善悪について、分からない事が分かった。つまらないコメントを大変失礼致しました。m(__)m
いえ、大変興味深いコメントありがとうございます。
こんな素晴らしい人道的メッセージを知らない外国人はたくさんいます。状況的にこの漫画を世界に出したら大問題になりそうですが、本当は必要なメッセージであり、知的な内容でもあり、もったいないことだと思います。
これリアルで週刊文春で読んでたわ。あのころは「零戦燃ゆ」もあったし、レベル高かったな。
普段小説ばかり読んでいてあまり漫画は読まないのですが、「私の人生を変えた三冊」の一つがこの作品なので、皆さんに絶賛して頂けてとても嬉しいです😌
また読みたいとずっと思っているのですが、大切にしまいこんでしまったようで、どこにも見つからないのです😔
この漫画は、人間が作ったモノとは思えません。漫画がどこまで到達できるのか示した作品だと思います。本当に素晴らしい。
あー…学生時代に読んじゃって衝撃を受けた作品だわ……今思うと何で中学校の図書室にあったんだこれw高校には火の鳥とブッダあったしw
いい時代ですね。私の時代は学校に漫画はもってのほかでした。
@@早川眠人
小学校の図書館に至っては何故かはだしのゲンが全巻あった…そんな地域です。
あまり言及する人はいないが、「アドルフに告ぐ」はアクション描写も魅力的。峠草平の特高警察からの逃走、峠とアセチレン・ランプの勝負、潜水艦の戦闘など、思い出すだけでもハラハラする。
一方で、ヒトラーの父方の祖父がユダヤ人という主張が、この作品の連載開始よりずっと前に否定されていたと知った時は、正直に言って失望した。また、終盤(大戦後)のアドルフ・カミルの経歴や視点がほとんど描かれなかったのは消化不良に感じた。加えて、序盤に峠がローザ・ランプを(実質的に)強姦した展開は、今でも納得できない。
なにがしさん声に力入りすぎて冒頭音割れしてる笑
(笑)失礼しました。
今のご時世、即バンされるのではないかとヒヤヒヤものの傑作の解説お見事でした!多面的に
物事を見なくてはならない今こそ必読の書だと思います。
当時父親の本棚から見つけて読んでました。
ハードカバーの装丁で
まさしく文学作品という感じでした。
ボクもハードカバー4冊揃えましたが本棚に並んでいるとマンガとは思えない威圧感がありましたね。
某さんの評も熱意にあふれ、読み直したいと思わせる、とてもよいものですが、やなせさんの評の切れ味たるや恐ろしいほどですね。
高校の時に先生に勧められて読みました。
正直にいうと当時の自分には難しすぎて途中で挫折しましたが、あまりにもその先生が勧めてくるので仕方なく最後まで読みました。
今では好きな作品の一つです。😊
素晴らしい先生です。教師の鑑ですな。
…ランプの終焉が知りたかった…蛇足になろうとも
ハードカバー版持ちの自分だが、この作品はイスラエルに贈ってあげるべきだと思う😂