第67回 土屋敦さんインタビュー『医学が子どもを見出すとき〜孤児、貧困児、施設児と医学をめぐる子ども史』

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  • Опубликовано: 13 дек 2024
  • 今回は2023年に勁草書房より出版された『医学が子どもを見出すとき〜孤児、貧困児、施設児と医学をめぐる子ども史』の編者のお一人である土屋敦さんにお話を伺いました。インタビュアーは野崎祐人さんです。
    【著作概要】貧困階層における生殖・再生産への医療的介入、子ども司法や貧児、孤児などの処遇に医療はどのようにかかわってきたのか。フロイト派の展開や知能検査などの心理学・児童精神医学上のツールの展開は「逸脱児」のラベリングにどう寄与したのか ─ 子どもと発達に介在する医学のあり方の編年史を子ども史の視座から解き明かす。
    【ゲスト:土屋敦プロフィール】関西大学社会学部教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程修了。歴史社会学、子ども社会学、家族社会学、福祉社会学。単著に『はじき出された子どもたち〜社会的養護児童と「家庭」概念の歴史社会学』(勁草書房)、『「戦争孤児」を生きる〜ライフストーリー/沈黙/語りの歴史社会学』(青弓社)、共編著に『孤児と救済のエポック〜十六~二〇世紀にみる子ども・家族規範の多層性』(勁草書房)、共著に『多様な子どもの近代〜稼ぐ・貰われる・消費する年少者たち』(青弓社)、論文に「『保護されるべき子ども』と親権制限問題の一系譜〜児童養護運動としての『子どもの人権を守るために集会』(1968-77年)」(『子ども社会研究』第23号)など。
    【インタビュアー:野崎祐人プロフィール】京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。家族社会学、歴史社会学。分担執筆に『社会的養護の社会学〜家庭と施設の間にたたずむ子どもたち』(青弓社)、論文に「草創期の近江学園における知能検査の実施とその影響 〜子ども観の社会史の視座から」(『フォーラム現代社会学』20号)、「<展望>日本の社会学領域における『代替養育』の研究状況と今後の展望」(『人間・環境学』31号)、「1970~90年代における養護施設の職員論の変遷〜保母・児童指導員自身による語りから」(『フォーラム現代社会学』22号)。
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