アルプスの高原の花(Alpine plants)

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  • Опубликовано: 24 сен 2024
  • チェロ、オーボエなどを使って、ゆったりとした曲を作りました。
     オーストリア、イタリア、ドイツ、スイス、フランスなどの国にまたがって、東西、総延長1200kmにも伸びる、アルプス山脈。ヨーロッパの多くの河川の水源地となっており、ドナウ川・ライン川・ローヌ川・ポー川といった大河川が、黒海・北海・地中海・アドリア海へと注いでいます。
     アルプスの峠や渓谷では、雪融けの頃から夏にかけて、たくさんの高山植物が鮮やかな色の花々を咲かせて、命を謳歌します。
     高山植物は、厚い雪の下で越冬し、過酷な環境で生きないといけないため、比較的小型で、葉が厚い毛で覆われているものが多いです。冬が長いため、春から秋にかけての短い期間に、さまざまな種類が次々と開花し、美しいお花畑を現出させます。
     特にスイスで咲く花の中で、エーデルワイス、アルペンローゼ、チャボリンドウが、「三大名花」とされているそうです。
    ◆エーデルワイス(edelweiss)
     先端に白い綿毛に包まれた星形の花を咲かせます。ドイツ語の「edel」(高貴な、気高い)と 「weiß」(白)に由来します。有名な『サウンド・オブ・ミュージック』でこの題の曲が歌われ、日本でも一気に有名になりました。
    ◆アルペンローゼ(Alpenrose)
     釣鐘型で、ピンクがかった赤い花が咲きます。ドイツ語で「アルプスのバラ」という意味ですが、実際はバラではなく、ツツジ科の植物です。英語では「snow-rose」(雪のバラ)と呼ばれています。
    ◆チャボリンドウ(和名:矮鶏竜胆)
     草原に生える小型のリンドウで、トランペット状の大きな青紫色の花が、地面を覆うようにマット状に広がって咲きます。

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