He grabbed me by the arm.(彼は私の腕を掴んだ)と「彼は(彼の腕で)私を掴んだ」はどう区別するのでしょうか。grabbed me with his arm.でしょうか?。それから1:57から始まる1問目と3問目のテロップ(私は彼の〜)と先生の字幕(彼は私の〜)と異なっている様です。
他の方もおっしゃっていますが、robbed her of her bagのパターンは全体と一部で考えると「全体」 がカバンで「一部」が人になりますよね。このof は全体と一部では説明できていないと思います。 そもそも、ネイティブは全体が持ち物で人が一部という感覚なのでしょうか? どうやっても納得いく解説が見つからないのでロイさんどうかお願いします。
とても示唆的な授業でした。 I wash my hands. は普通ですね。 I wash myself the hands. とは言いませんね? 動詞が他動詞、自動詞であるかの違いがこの問題にどう関係するのか知りたいところです。或いは動詞の意味の自明性がどう係るのかも気になります。また、自分に対する行為と他者に対する行為による違いもあるのか? 因みにフランス語の場合を紹介します。 Je l’ai frappé à la tête. 私は彼の頭を叩いた。 l’(le)が「彼を」を意味する直接目的語で、aiはhaveに相当する助動詞、frappéが他動詞「叩く」の過去分詞、àが場所を表す前置詞で、la têteは頭です。逐語的に訳せば「私は彼を叩いた頭の所で」となります。これに対して、 Je me brosse les dents. 私は歯を磨く。 これは英語では動詞+〜selfに相当する表現で、原形はse brosserで、代名動詞と言います。この場合、meは「私に」を意味する間接目的語として扱われ、brosse「磨く」の直接目的語はles dents歯です。一つの文に直接目的語が二つあるのは論理的ではないということかも知れません。この代名動詞はフランス語の極めてありふれた動詞の用法です。決して Je brosse mes(私の)dents. とは言いません。 例は挙げませんが、ドイツ語の同種の表現の再帰動詞ではこの間接目的語を「所有の3格(間接目的格)」と言っています。つまり部分の所属先ということになるのでしょう。 こうしたことを勘案すると、この問題は奥が深いようですね。
なるほど、フランス語では、代名動詞に付随する人称代名詞は間接目的語の扱いになるんですね。ニ外でドイツ語を取ってたんですが、再帰動詞の用法をまどろっこしく思ったのを覚えてます。 仰る通り英語では "I wash my hands" が普通ですね。"I wash myself the hands" とは言いません。ただ、一昔前のドラマや映画によくある家庭内のシーンで、母親が外から帰ってきた子供たちに "Dinner is ready. Go wash yourselves" と言うのは耳にします。夕飯だから手を洗って来なさい、という意味ですね。再帰代名詞の後に "the hands" は続きません。現在だったら恐らく "Dinner is ready. Go wash your hands" になりそうな気がします。実際、自分もそう言ってましたし。
@@tosuchino6465 ところが、 wash yourself に相当する se laver ですと、 Je me lave les mains. もJe me lave. も普通に成立します。 前者は、私は手を洗う、という意味で、歯を磨くと同一構造です。 後者は les mains 両手という身体の部分を示す言葉が無いので、me は直接目的語となり(同形です)、自分を洗う、つまり全身を洗う、という意味になります。 brosserブラシで磨くは身体の一部les dents を意味として前提とするのに対し、laver は手や足を前提とはせずに使えるという違いがあり、これは動詞の意味がある身体部分を当然視しているか否かの問題なのかも知れません。 見たことも聞いたこともないのですが、論理的には Je me brosse.も成り立つはずで、その場合は体をブラシでこすることになるのかと思います。何だか異様な行為ですが。 英語は柔軟ですね。 さらに深掘りした次の動画を楽しみにしています。
本日もご視聴ありがとうございます!
今回解説した、なぜ「彼は私の頭を叩いた」が「Hi hit me in the head.」になるのかなどについてご感想や気づきなどコメントでお待ちしております✨
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She helped my homework.とは言わずに、She helped me with my homework.と言うのと同じような感じなのかな?と思いました。
コメントありがとうございます。確かに!
この話題を取り上げて下さってありがとうございます。凄く勉強になりました。こう言う見方や捉え方を解説出来る方って本当にロイ先生しかいませんね。
He grabbed my arm. 的な表現をネイティブの方がどう捉えるのかについても、すごく興味があります。
コメントありがとうございます。お役に立てて嬉しいです!
なるほど!今回も参考になりました。前置詞の選択に多少難ありですが、イメージを考え、定着出来ればと思います。🤗
コメントありがとうございます。お役に立てて嬉しいです^^
He grabbed me by the arm.(彼は私の腕を掴んだ)と「彼は(彼の腕で)私を掴んだ」はどう区別するのでしょうか。grabbed me with his arm.でしょうか?。それから1:57から始まる1問目と3問目のテロップ(私は彼の〜)と先生の字幕(彼は私の〜)と異なっている様です。
コメントありがとうございます。by が「掴んだ場所」を表しています。
結局、grabもhitもshootも、その対象はまず人で、その後に補足説明として身体部位がくるってことなんでしょうね。
でも仮に、私の外した義手が机の上にあり、それを掴んだら「grab my arm」になりそう🤣
コメントありがとうございます。いい感覚ですね!
He shot me at the footかと思ったら違ってましたね。直感的にはshot me atでした
コメントありがとうございます。なるほどです^^
自分も、at かと思いました。ちなみにロイ先生、やっぱり、at はダメなんですか?
ダメかどうかは分かりませんが、聞いたことないですね~。ネイティブに尋ねてみますか^^
これまでのロイ先生の動画で一番勉強になり長年の疑問が解決できました。因みに大昔通っていた当時の某有名予備校講師はこの手の表現にまともな解説ができず「目の中の私を見るんや〜英語ではこんな風に言うんや〜」とか言って誤魔化してましたね(笑)
コメントありがとうございます。ChatGPT先生のおかげも大きいですね^^
robbed her of her bag だけは釈然としません。昔から理解できませんでした。絶対に言いませんが、robbed her bag of herなら論理的に理解できます。robbed 部分 of 全体となり、「彼女のうち彼女のカバンを奪った」という訳になりますから。
全く同感です。
コメントありがとうございます。なるほど、確かに逆と言うこともできますね。
ただ、of は点線であり、その線を辿っているだけだと緩く捉えてみてはいかがでしょうかね?
おもしろーい
なるほど、言いたいことの主題は「彼は私を殴った」ことであり、「彼は頭を殴った」ではないってことかー
使役動詞とかも同じような感覚な気がする
コメントありがとうございます。英語ではそういう考え方をすることが多いみたいですね^^
あれ?もしかしてサムネ変わりましたか…?個人的に「この表現間違ってます!」「これは使っちゃダメ」みたいなタイトルやサムネは見ないように避けていました(無意識のうちに誤用の例を覚えてしまったら嫌なので…)。ですので、今回の変更はとても有り難いです!
コメントありがとうございます。サムネは複数種類でテストしています^^
そういうサムネでも、僕の動画はそれでは終わらせないので、ぜひ遠慮なくご覧いただけたら嬉しいです^^
とても良く理解できました。
ありがとうございますm(_ _)m
読める文章が広がりました。
I have a productive day.
コメントありがとうございます。お役に立てて嬉しいです^^
ネイティブさんの感覚を知るのが楽しみです。
コメントありがとうございます!
good!!
コメントありがとうございます。
chatgptは
He grabbed my arm
って言いますね。。
コメントありがとうございます。それも正しいですよ^^
他の方もおっしゃっていますが、robbed her of her bagのパターンは全体と一部で考えると「全体」
がカバンで「一部」が人になりますよね。このof は全体と一部では説明できていないと思います。
そもそも、ネイティブは全体が持ち物で人が一部という感覚なのでしょうか?
どうやっても納得いく解説が見つからないのでロイさんどうかお願いします。
コメントありがとうございます。なるほど、確かに逆な感じですよね。
ただ、of は点線であり、その線を辿っているだけだと緩く捉えてみてはいかがでしょうかね?
手足がバラバラの時は、I grabbed his leg.と言いそう。(個人の感想です。)
コメントありがとうございます。はい、言えるでしょうね^^
@@englishdoctor_roy 返信ありがとうございます。義手で同じようなコメントをしている方がいましたね。
次の動画でのネイティブの解説をぜひ楽しみにしていてください!
とても示唆的な授業でした。
I wash my hands. は普通ですね。
I wash myself the hands. とは言いませんね?
動詞が他動詞、自動詞であるかの違いがこの問題にどう関係するのか知りたいところです。或いは動詞の意味の自明性がどう係るのかも気になります。また、自分に対する行為と他者に対する行為による違いもあるのか?
因みにフランス語の場合を紹介します。
Je l’ai frappé à la tête.
私は彼の頭を叩いた。
l’(le)が「彼を」を意味する直接目的語で、aiはhaveに相当する助動詞、frappéが他動詞「叩く」の過去分詞、àが場所を表す前置詞で、la têteは頭です。逐語的に訳せば「私は彼を叩いた頭の所で」となります。これに対して、
Je me brosse les dents.
私は歯を磨く。
これは英語では動詞+〜selfに相当する表現で、原形はse brosserで、代名動詞と言います。この場合、meは「私に」を意味する間接目的語として扱われ、brosse「磨く」の直接目的語はles dents歯です。一つの文に直接目的語が二つあるのは論理的ではないということかも知れません。この代名動詞はフランス語の極めてありふれた動詞の用法です。決して Je brosse mes(私の)dents. とは言いません。
例は挙げませんが、ドイツ語の同種の表現の再帰動詞ではこの間接目的語を「所有の3格(間接目的格)」と言っています。つまり部分の所属先ということになるのでしょう。
こうしたことを勘案すると、この問題は奥が深いようですね。
なるほど、フランス語では、代名動詞に付随する人称代名詞は間接目的語の扱いになるんですね。ニ外でドイツ語を取ってたんですが、再帰動詞の用法をまどろっこしく思ったのを覚えてます。
仰る通り英語では "I wash my hands" が普通ですね。"I wash myself the hands" とは言いません。ただ、一昔前のドラマや映画によくある家庭内のシーンで、母親が外から帰ってきた子供たちに "Dinner is ready. Go wash yourselves" と言うのは耳にします。夕飯だから手を洗って来なさい、という意味ですね。再帰代名詞の後に "the hands" は続きません。現在だったら恐らく "Dinner is ready. Go wash your hands" になりそうな気がします。実際、自分もそう言ってましたし。
コメントありがとうございます。フランス語の情報もありがとうございます^^
@@tosuchino6465 ところが、 wash yourself に相当する se laver ですと、
Je me lave les mains. もJe me lave. も普通に成立します。
前者は、私は手を洗う、という意味で、歯を磨くと同一構造です。
後者は les mains 両手という身体の部分を示す言葉が無いので、me は直接目的語となり(同形です)、自分を洗う、つまり全身を洗う、という意味になります。
brosserブラシで磨くは身体の一部les dents を意味として前提とするのに対し、laver は手や足を前提とはせずに使えるという違いがあり、これは動詞の意味がある身体部分を当然視しているか否かの問題なのかも知れません。
見たことも聞いたこともないのですが、論理的には Je me brosse.も成り立つはずで、その場合は体をブラシでこすることになるのかと思います。何だか異様な行為ですが。
英語は柔軟ですね。
さらに深掘りした次の動画を楽しみにしています。