サンドコンパクションパイル工法ってナニ?安定した地盤を築く大切な工事
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- Опубликовано: 28 дек 2024
- 和歌山下津港北港地区防波堤(南)地盤改良工事
和歌山下津港北港地区の防波堤(南)は、多目的公共岸壁(-10m)と関西電力が建設予定のLNG火力発電所の燃料を搬入する専用施設の静穏度※1を確保するために整備を行っています。
この工事で採用したサンドコンパクションパイル工法は、専用船によりケーシングパイプと呼ばれる鋼管を海底地盤(柔らかい地盤)の中へ押し込み、ケーシングパイプ内に砂を投入し、振動させながら地中に押し出す方法で砂の柱を造ります。これにより軟弱な粘土層を強制的に置き換えることで地盤強度を増加させ、砂の柱による支持力で防波堤本体を支えます。
※1 港内における航路(船の道)、泊地(船が停泊する水域)の静穏の度合いのこと。風、潮流等様々な要因によって変化し、船舶の操船・停泊・係留(綱などでつなぎ止める)の安全性を判断する指標。