三之助 オール品川で応援!ホッケー女子日本代表さくらジャパン

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  • Опубликовано: 30 май 2024
  • オリンピックの正式競技、ホッケー。
    今回は、ホッケータウン品川から、パリオリンピックに出場するホッケー女子日本代表、さくらジャパンにエールを贈ります!
    三之助「今日もご覧いただきありがとうございます。噺家の柳家三之助でございます。今日私は大井ホッケー競技場に来ておりまして、もうピッチの上に立っているんですよ。なんだかとっても気持ちが良いのですが、こちらは「東京2020オリンピック競技大会」の会場になったところでございまして、もう聖地じゃないかと思うんですよ」
    藤尾「そうなんです。ここは国際試合が開催できる素晴らしいピッチになります」
    三之助「お二人はここでプレーしたことがあるのですよね?どうですか、ここの印象というのは?」
    浅野「見ての通り、青色が映えているグラウンドで解放感のある良いグラウンドだと思います」
    三之助「素晴らしいですよね。そう言えば、パリオリンピックが始まりますよね」
    藤尾「そうなんです。パリオリンピックに出場を決めたホッケー女子日本代表さくらジャパンの情報もこの後お知らせしますので、楽しみにしてください」
    三之助「今日はよろしくお願いします」
    早速、大井ホッケー競技場で、お話をうかがいます。
    オリンピックには3度出場している藤尾さんと浅野さん。
    お二人はホッケー教室でコーチを務めるなど、品川区でのホッケーの普及にも尽力しています。
    三之助「品川という場所がホッケーという競技の中でも少しずつ地位が上がるというか、そんな感じもあるんじゃないですか?」
    藤尾「「しながわホッケー地域応援プロジェクト」というのが立ち上がりまして、地域のお祭りにホッケー体験ブースを設置させていただいたり、「U―10・ホッケー品川カップ」という新しい大会をつくりまして、小学校3・4年生をメインとした新しい事業も展開しています。そういった活動が評価されて、昨年はスポーツ庁からスポーツでまちを活性化させた地方自治体を表彰することがあるのですが、その表彰をされたのと、日本ホッケー協会に「ホッケータウン」ということで認定証をいただきました」
    三之助「じゃあ、品川はもうホッケーのまちって言っちゃって良いってことですよね」
    藤尾「言って大丈夫です」
    三之助「そうなると、このまちから世界レベルの選手が出てきて、それをみんなで応援できたら最高だなって思いません?」
    浅野「三之助さん、います、います」
    三之助「いるの?もう?」
    浅野「あそこを見てください」
    三之助「ここにいるの?あ、いる」
    藤尾・浅野「栞(しほり)~!」
    ホッケー女子日本代表、さくらジャパンのメンバーとして、今年2度目のオリンピックに挑む 及川栞(しほり)さん。
    海外のクラブチームでもプレーした及川さんは、現在、品川区を拠点とする東京ヴェルディホッケーチームに所属。
    ゼネラルマネージャーの藤尾さん、選手兼ゴールキーパーコーチの浅野さんとともに日本のホッケーを盛り上げています。
    三之助「あまり聞かれたことがないかもしれませんけど、及川さんは自分をどんな選手だと思っています?」
    及川「粘り強い選手だと思っています。それを自分の強みだと思っていて。オランダでプレーした時に、結構ヨーロッパ人って短気なんですよね、ずっと自分のマークの対象に対してその人がどこに行こうと、私はずっとついていったんですよね。そうしたら、敵のチームが私のチームメイトに「あの人のディフェンスは粘り強過ぎて嫌い」と言われました」
    三之助「嫌がられる、相手に」
    及川「これが私の強みの1つなのかなと思いました」
    浅野「プレー自体に安定感があるのと、試合の運び方が良く分かっているので、ゲームコントロールができるというので、チームにとっては柱的な存在の選手です」
    藤尾「栞は日本代表でもヴェルディでも、ディフェンスといってゴールの近くで守備をするプレーヤーではあるのですが、彼女の特長は正確で強いストロークを持っているというところが、魅力的なところの1つであって、強いストロークが打てるということは、相手にとっては取りづらいパスになるのですよね。ディフェンスの能力としては、必ずなきゃいけない。もう1つは、ホッケーはペナルティーコーナーという特殊なセットプレーがあるのですが、そこで得点が入る可能性が非常に高くなるのですね。栞は、ディフェンスではあるのですが、強いストロークが打てるというところで、得点源のキープレーヤーになります」
    三之助「ディフェンスなのにシュートが強いというのは、売りですよね」
    藤尾「今から見せてもらってもいいんじゃないですか」
    三之助「やってくれるの?いいじゃない、見せていただきましょうか」
    及川「お見せしましょう」
    というわけで、師匠には特等席をご用意しました。
    三之助「さあ、来い~・・うぉっ来た、すごいなぁ」
    攻守に渡って、チームを牽引する及川栞さん。
    東京2020大会では全試合に出場しました。
    初めて参加したオリンピックからは多くのことを学んだそうです。
    及川「勝つことの難しさ。オリンピックでの勝つことの難しさ、ほかの大会とは違うとすごく感じて、無観客な上に1勝もできなかったという悔しさというのはありますね。結果というのが全てだと、勝負の世界は思っていて、いろいろな人の目にふれたり、いろいろな人が体験してもらえるような環境づくりというのは、結果でしか変えられない、アスリートとしての価値はそれかなと思っているし、それがもっと品川区の人たちがホッケーにふれる機会を増やせることにもなるのかなと思っているので、そうですね、結果ですね」
    三之助「頼もしいね。どうですか、先輩たちが聞いて、彼女の意気込みは?」
    浅野「昔からずっと知っている人なので、いろいろ経験してますます頼もしくなったなと思うんですけど、一緒に頑張ってきた仲間がオリンピックの舞台で戦うのを見るのもすごく楽しみです」
    見事6大会連続でオリンピック出場を決めたさくらジャパン。
    及川さんは最終予選でも
    大活躍をされました。
    三之助「死闘と称されるインドでの最終予選ですが、浅野さんと藤尾さんは生で観戦していたんですよね?」
    藤尾「北品川の交流館にみんなで集まって試合を見ていました」
    浅野「毎回、10~15人ぐらいで試合観戦をしていたのですけど、周りの人たちは「わー、行け~」って感じで見ているんですけど、ホッケーやっていた側は、わぁっ・・・みたいな」
    三之助「そういう見ている人たちに、いろいろ説明したりもするのですか?」
    藤尾「最初、何でも聞いてください、みたいなことを言っていたんですけど、状況が状況なので、「今の何の反則?」って言われても、「分かりません」みたいな」
    三之助「ちょっと今話しかけないで、みたいな。その予選の最終試合ではMVPみたいな選手に選ばれたんでしょ?」
    及川「そうなんです、ありがたいことにいただいて。試合が終わったあと、直後に、POM、プレーヤー・オブ・ザ・マッチをいただく選手はすぐ呼ばれて、インタビューをするのですけど、みんなとお祝いをしていて。こっちでイエーイってやっているから。イッツ・OK、イッツ・OKとか言って」
    ホッケー女子日本代表、さくらジャパンはパリオリンピックの壮行試合を開催します。
    会場は、もちろん大井ホッケー競技場です。
    三之助「及川さんは「東京2020」と別の景色を見に行かなきゃいけないんだよね」
    及川「そうです」
    三之助「どういうふうに考えていますか?」
    及川「予選を突破するというのは、自分たちの中でもイメージができていて、一個ずつ、目の前の相手をしっかり見て、そこにしっかり戦って向き合うことによって、最後のメダル獲得のところまで、一つひとつステップをつなげていけるかなというふうに、自分たちは思っていますし、私自身も今のさくらジャパンならできるなと思っているので、そこまで行きたいと思っています」
    三之助「及川さん、頑張ってくださいね。みなさん応援しましょう。さて、次回のとっておきの品川、どうぞお楽しみに」

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