【📣散策物語】美川おかえり祭り 2024 第2部 ~石川県白山市~
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- Опубликовано: 1 дек 2024
- ※令和6年のおかえり筋は「美川浜町」
藤塚(ふじつか)神社の春祭り「おかえり祭り」は、700年前にはその原型があったとされ、今日のような姿で行われるようになったのは、美川が北前船で栄えた江戸中期の頃ではないかと言われています。
毎年5月の第3土・日曜日に催行され、お神輿と13台の台車(だいぐるま)が町を巡行します。初日は藤塚神社を出発して高浜御旅所に到着し、そのまま一泊して2日目の夜に御旅所を出発し、おかえり筋の町内を通り、翌朝未明に藤塚神社に戻ります。
初日の土曜日は、早朝にラッパ手による「招集ラッパ」が鳴り響きます。そして、若衆に担がれた神輿が、ラッパ手と13基の台車(だいぐるま)と悪魔祓いの獅子の先導で神社を出発し、町内を練り歩きます。ラッパ手も、台車の引手も、神輿の担ぎ手も、紋付・袴姿のいでたちです。台車は土曜日の19時ごろに御旅所である高浜に到着。神輿が到着するのは21時半頃です。
2日目の日曜日は、19時以降にお旅所を立ち、10年毎に巡ってくる「おかえり筋」と呼ばれる通り筋(神輿や台車をもてなす通り)を練り歩きます。台車は3輪の曳山で、美川仏壇の技術の粋を集めたものです。
漆や蒔絵で彩られた13台の台車と、鮮やかな金色の神輿が練り歩く2日間は、美川のまちが祭り一色に彩られます。