【現役設計者が語る】生分解性プラスチックってなに?【材料学】

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  • Опубликовано: 1 дек 2024
  • НаукаНаука

Комментарии • 24

  • @takenokoLab
    @takenokoLab  4 года назад +1

    動画の目次---------------------------------------
    00:00 あいさつ
    01:03 生分解性プラスチックってなんだ?
    05:22 生分解性プラスチックの現状
    09:27 生分解性プラスチックの今後
    13:40 プラスチックゴミ問題
    18:38 まとめ
    ---------------------------------------------------

  • @地図の旅人
    @地図の旅人 3 года назад +4

    微生物が水と二酸化炭素に分解する過程でその他の成分は生成されないのかな?
    水と二酸化炭素に分解されるなら、焼却しても変わらないのでは?(二酸化炭素と水蒸気などの気体となって大気中に散逸するので微生物が分解するのと一緒だと思う)

    • @takenokoLab
      @takenokoLab  3 года назад +2

      コメントありがとうございます!
      微生物での分解では、水と二酸化炭素以外は生成されないようです。
      しかし、生分解性プラスチックに配合されている添加剤は分解されないので、環境中にそのまま残ります。
      全てのプラスチックゴミを回収し、リサイクルや焼却が出来ればどちらも変わりません。
      しかし、ゴミを全て回収することは不可能に近いので、環境中に流出しても影響を小さくできる生分解性能は必要だと考えます。

  • @加藤政市
    @加藤政市 3 года назад +3

    「廃棄物削減に大賛成です」生分解性マルチは黒と透明があるようですが、シルバーマルチはアブラムシ、アザミウマの発生が少なく農薬散布回数が少なく済んでいます。シルバー色はありますか。

    • @takenokoLab
      @takenokoLab  3 года назад +2

      コメントありがとうございます!
      申し訳ありません。
      機械技術のことならいろいろと答えられるんですが、農業関連の知識はなく初心者以下の返答しかできません。
      調べてみた所、生分解性マルチには今のところ黒と透明しかないようですね。
      PLA樹脂ならシルバー色も可能なので、マルチメーカーに要望を出されれば色が増えるかもしれないですね。

    • @加藤政市
      @加藤政市 3 года назад +1

      @@takenokoLab 様
      ありがとうございます。シルバーマルチの使用でアブラムシやアザミウマの発生が激減し農薬防除の回数が少なく済んでいます。現在普通マルチに比べて3倍位の価格ですが、価格が下がれば環境問題を考えた素晴らしい商品になることでしょう。マルチメーカーに大勢で要望出したいですね。

  • @しょーた-f8w
    @しょーた-f8w 4 года назад +3

    生分解性プラスチックとバイオマスプラスチックの両方を指したい場合は何で言えばいいんでしょうか?

    • @takenokoLab
      @takenokoLab  4 года назад +3

      質問ありがとうございます!
      自然分解するプラスチックは「生分解性プラスチック」
      植物由来のプラスチックは「バイオマスプラスチック」
      共に全く別の性質を持ったプラスチックなので、両方を指したい場合は、
      少し長いですが「生分解性バイオマスプラスチック」と呼称するのが今のところ適切だと思います。

    • @takenokoLab
      @takenokoLab  4 года назад

      自分の興味があることが、はっきりしていてとても良いですね!
      もちろん何でも質問してください。
      私で答えられることでしたら、何でも答えます!

    • @takenokoLab
      @takenokoLab  4 года назад +2

      私が設計者の目線で答えますね。
      しょーたさんが挙げられている、良い点での「コスト削減」は現状では、正直あまり進んでいないと思います。
      どうしても材料の量産体制が整っている他の樹脂の方が材料としては安いです。
      今後民間企業にて、バイオマスプラスチック材料の量産が進めば、より安くなり使いやすくなるとは思います。
      バイオマスプラスチックの良い点として、設計者は、
      「製品のイメージ戦略」も考えて選定しています。
      バイオマスプラスチックを使うことで、コストが上がったとしても、
      購入者へエコ意識やクリーンなイメージを訴えることができます。
      既存の樹脂でも多種類を混合して、性質を変えることはされているので、
      性能の向上や特化は出来ると考えます。
      現状ですと、バイオマスプラスチックには、対候性や難燃性、機械特性などまだまだ改善の余地があると思いますので、研究が進んでもらいたいですね。

    • @しょーた-f8w
      @しょーた-f8w 4 года назад +2

      @@takenokoLab
      やはり従来のプラスチックのが安いんですね
      イメージ面は自分では思いつきませんでした
      他のものを混ぜて性能の向上はできると思いますが、環境問題の改善に繋がるんですかね?

    • @takenokoLab
      @takenokoLab  4 года назад +2

      環境問題に対しては、一部問題の遅延ならまだしも、改善は望めないと思います。
      バイオマスプラスチックでは、二酸化炭素排出量の増加を抑える事しか出来ず、
      海洋プラスチック問題や、マイクロプラスチック問題に対しては何の解決策にもならないと考えます。

  • @fumitakakawaguchi8497
    @fumitakakawaguchi8497 4 года назад +1

    田中久重さんの虫歯車から、この動画に辿り着きました。とても勉強になり、大事なことを教えていただき感謝です。更新されたら、楽しみに見たいと思います。応援してます!

  • @stepmasaki
    @stepmasaki 3 года назад +2

    最近、スーパーや、ホームセンターでビニール袋が配られなくなった。でも、ペットボトルがあるー。

  • @marianasato647
    @marianasato647 3 года назад +2

    こんにちは、
    生分解性の商品についてどう思いますか?

    • @marianasato647
      @marianasato647 3 года назад +2

      オーガニック商品と生分解性合わせてなった商品がどう思いますか?
      最近興味がありますが、本当に地球にやさしかどうか気になっています

    • @takenokoLab
      @takenokoLab  3 года назад +3

      コメントありがとうございます!
      質問の内容ですが、オーガニック食品と生分解性プラスチック梱包の商品の環境への影響と受け取りました。
      オーガニック食品は有機栽培された食品のことなので、農薬を使っていないのですが、そもそも農薬は販売する際に環境中に住む生物への安全性が確認されたものもみ販売許可がおります。
      農薬を使わないことで、環境にはあまり影響はないのではないでしょうか。
      また、今のところの生分解性プラスチックは自然環境では、他のプラスチック製品よりも分解が少し早い程度の違いしかありません。
      なので生分解性プラスチックでも環境には影響があります。
      今後の研究次第ではそれも変わってくるとは思いますが。
      以上から、オーガニック食品の生分解性プラスチックでの梱包は、環境からするとあまり意味がないと思います。

  • @中中-j8l
    @中中-j8l 4 года назад +2

    ご安全に!

  • @xitebau140
    @xitebau140 4 года назад +3

    面白ったです〜