はかせが解説「理想のお米づくり」手間がかからず、低コスト、高品質で、安心安全なお米がたくさん採れる冬期湛水不耕起栽培
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- Опубликовано: 30 ноя 2024
- 今回は、現在我々が取り組んでいる冬期湛水不耕起栽培が、手間がかからず、低コスト、高品質で、安心安全なお米がたくさん採れると云う、理想的なお米づくりの要素を多く含んでいることについて紹介します。
<冬期湛水不耕起栽培>
冬期湛水不耕起栽培は、秋に田んぼに藁を戻し、米糠を撒いて、水を張ったまま春を迎え、荒起こしも代かきもせず、成苗を田植えする農法です。除草剤も殺虫剤も化学肥料も使いませんので、手間もかからず、低コスト、高品質で、安心安全なお米がたくさん採れることが期待される農法です。
冬の間に水を自由に使えない方は、もしかしたら春の一番早い時期に水を張って、田植えを6月までずらすことで、2ヶ月ほどの間に、藁が分解されて、厚い泥の層が田んぼ表面を覆うことが実現できるかもしれません。
ぜひ、ご興味がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
早春湛水では秋に発芽する雑草で成長するもの多く、除草剤無しでは駆除困難、10a以上では重労働です。稗は深水湛水で防げます。広い圃場では、均平が悪いと浅いところは稗のジャングルになり手取りだと重労働です。広い水田で研究すると現実的な問題に遭遇、生物多くテグス張るもサギが畦から侵入し稲を踏み倒します。
コメントありがとうございます。やはりそうですか。一度冬になり、草が全て枯れて、種子だけになった状態であれば、藁の下にある種子は、冬期湛水によって発芽抑制が可能になるのでしょうね。自分たちが自由に使える田んぼが複数あると、色々できるのですが、1つしかないと難しいこともある様です。今後ともよろしくお願いいたします。
丁寧な動画をありがとうございます。冬期湛水とても気になっていたのでとても
勉強になりました。
700坪の土地に今年はじめて陸稲で挑戦して、(実質は半分)草刈りに、追われています。
冬期湛水、凄く興味があるのですが、まったく未知のことで田んぼの横に民家がありなんとなく躊躇してしまいます。仲間は冬に水を入れるだけで大丈夫ではないかと言っています。
やはり狭い山奥の土地で実験するほうが無難でしょうか。
コメントありがとうございます。とても面白いですよ。雑草も生えませんし、肥料も入りません。農薬も使わなくて済みます。他にも様々なことが学べます。稲刈り後に藁、米糠、籾殻などを入れて水を張っておくだけです。今後ともよろしくお願い致します。
@@MSL2014 返信ありがとうございます!挑戦したいと思います。
冬から水をはったままというのは、水がなくなったらまた入れることを春まで続けるのですか?
コメントありがとうございます。その通りです。もちろん年中水を入れられない方がほとんどだと思いますので、こうしたやり方が困難だという方も多くいらっしゃると思います。ただ、私たちは大変恵まれた環境でお米作りを行うことが出来ていますので、様々な検討が可能なのです。
今後ともよろしくお願いいたします。