「先頭走れるように」地元唐津から新人ボートレーサー川辺郭人選手がプロデビュー【佐賀県】 (23/11/29

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  • Опубликовано: 10 сен 2024
  • シリーズ「かちスポ」
    今回は地元・唐津市で11月、ボートレーサーとしてプロデビューを果たした男性です。過酷な減量にも耐えながら、初めてのレースに挑む道のりを追いました。
    水面を走る、圧倒的なスピード感。最高速度は時速80キロにも達します。
    【レース実況】
    「6号艇の川辺郭人、晴れてデビューを迎えました。唐津市出身の133期生。記念すべきプロ初出走は大外6コースから」
    【川辺郭人選手】
    「ピット離れのときとかのすごいどきどきした緊張感はちょっとたまらないと思いました。ああプロだなぁみたいな感じで」
    唐津市の川辺郭人選手23歳。
    11月、夢だったボートレースの世界でプロデビューを飾りました。
    【川辺郭人選手】
    「同期結構デビューしてるんで皆のレース見てたら自分も頑張らないとって思います」
    幼い頃から野球一筋だった川辺選手。
    大学まで野球を続けていましたが、けがが続いた影響もあり心機一転。
    大学在学中にボートレーサーを志し、今年9月、柳川市の養成所を卒業。
    新人レーサーとなりました。
    【川辺郭人選手】
    「皆仲間で入るんですけど試験を通して落ちた人は帰らないといけないので、厳しい世界というのを思い知らされました」
    ボート同士をぶつけ合いながら争うことから、「水上の格闘技」とも呼ばれるボートレース。一瞬の駆け引きが魅力のモータースポーツです。
    【父 直樹さん】
    「まさかこういう職業を選択するっていうところはちょっと想像してなかったんで。彼にはですね何とか地元に恩返しをしてもらいたいなという風に思います」
    【川辺郭人選手】
    「筋力向上と減量がてら養成所に受かる前までもずっと走ってて、1278段あるんですけど上までダッシュで行きたいと思ってます」
    黙々と階段を駆け上がる川辺選手。レース場の外での自主トレです。
    不安定なボートの上でバランスを取るため、下半身の筋肉を鍛えます。
    階段ダッシュを終え、お昼休憩。
    しかし食事もストイック。この日食べるのは卵とブロッコリーだけです。
    【川辺郭人選手】
    「今の身長は171センチで目標は最低体重の52キロを目標にしています。ボートレーサーは体重が軽くないと不利なので」
    レーサーにとって過酷なのが体重管理。
    ボートは、体重が軽いほど加速力が上がるため、多くの男子レーサーは最低体重基準値の52キロを目標に調整します。
    【川辺郭人選手】
    「食事制限が一番大変です。糖質とか脂質などを抑えて摂取してるのでやっぱ甘いものが食べたいとかなるんですけど、そこを我慢してするのがちょっときついです。」
    プロデビューを目前に控えたこの日、川辺選手はレース前最後の実戦練習に臨みました。
    デビュー戦へ、順調に調整!といきたいところですが…転覆してしまうシーンも。
    【川辺郭人選手】
    「筋肉痛で転覆しちゃいました(笑)あーやってしまったなっていう、気付いたら水の中にいました」
    【川辺郭人選手】
    「先輩方からは気にせずもう一回こけてもいいので乗ってこいと言われたので、ちょっとは感覚取り戻せたのでよかったです、はい」
    そして、11月21日、地元でのデビューの日。
    【レース実況】
    「ボートレース唐津の初日。富士通フロンテック杯。そして6コースは6号艇の川辺郭人、晴れてデビューを迎えました。唐津市出身の133期生。記念すべきプロ初出走は大外6コースから」
    川辺選手は、一番手前側にスタンバイ。緑のボート・6号艇です。
    【レース実況】
    「スタートしました。1号艇、2号艇、3号艇、それから5号艇が好スタートとなりました。」
    スタートからしばらくは上の順位も狙える位置につけていた川辺選手ですが、コーナーを回ろうとしたそのとき。
    【レース実況】
    「なお、後ろは一艇アクシデントとなりました。6号艇の川辺郭人が転覆のため失格となりました」
    デビューレースは失格。ほろ苦い結果となりました。
    【レース実況】
    「先頭1番ゴールイン。3番ゴールイン…」
    【川辺郭人選手】
    「デビュー戦結構友達とか皆応援してくれて見に来てくれたと思うんですけど、転覆しちゃったんでそこは申し訳ないです。でもそうですね、けがなく終われたことは良かったと思います。」
    【父 直樹さん】
    「親としても元気に怪我無くその節やってもらうとそれが一番かなと思ってますけど。勝負の世界はそんなに甘くないっていうのを肌身にしみて分かったと思います」
    憧れのボートレーサーとして、第一歩を踏み出した川辺選手。
    デビュー戦のリベンジに燃えていました。
    【川辺郭人選手】
    「先頭を走れるようになりたいですし、佐賀支部にはすごい選手がたくさんいらっしゃるので、その選手たちに負けないようなレーサーになりたいです。めっちゃ悔しいです、来節やっぱリベンジできるように頑張ります。」

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