「保守」とは何か?『フランス革命の省察|エドマンド・バーク』

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  • Опубликовано: 28 ноя 2024

Комментарии • 20

  • @yamamomoizm
    @yamamomoizm 3 месяца назад +7

    エドマンド・バーク解説してくださいましてありがとうございます。まとめも良かったです。

  • @tacos7699
    @tacos7699 3 месяца назад +10

    保守と革新は変化の有無、で対立してるわけではないはずですよね。
    どこで読んだか忘れましたが、両者は想定している変化の速度が違うんだ、みたいな話を聞いて「そうだよなあ」と納得してました。
    次回の動画も楽しみにしてます!

  • @thelemasa.y
    @thelemasa.y 3 месяца назад +4

    素晴らしいまとめの言葉でした!
    私のバークとの出会いは大学の頃に読んだ『崇高と美の観念の起源』。バークは現代に通じる発想の持ち主であったと思います。日本でももっと広く知られるべき偉人ですね。

  • @la_tea_time
    @la_tea_time 3 месяца назад +4

    私が、以前から思っていた事を言葉で体現された方がいたんだなぁ〜
    現在の西洋思考はリセットの社会。
    たまたま、とある対談番組を見てこの動画を思い出しました。
    凄い、いい勉強になりました。
    ありがとうございます🙏

  • @qoamb410
    @qoamb410 3 месяца назад +1

    お話し面白かったです。「保守」とは、リベラリズムや急進的な改革を進める立場の対義語と捉えていましたが、守るべき本質は守り、変えるべきことは変えるとの話しは、なるほどと思いました。一方で、変えるべきは変えるは、あくまでも「保守」側の匙加減であり、「保守」側の伝統(本源的契約)を根拠にするもので、伝統を絶対視する考え方に陥る恐れがあるのではないかと、個人的に感じました。これは極端な例かもしれませんが、会社の「朝礼」で大声で一人々が目標を言うなど5分10分ならまだしも、30分近くやるなんて会社の話しを聞くと、慣習として続いているから妥当なのかというと、甚だ疑問であり、ただ単に事勿れ主義の産物なのではないかと感じたりします。私は革命の全てが全て良い事とは思いませんが、フランス革命や日本の現状の最大の問題点は、対話がなされていない、対話がなされている様に装う事にある気がします。バークの社会の安定や継続性が、国家や国民の繁栄に繋がるはよく分かりますが、果たしてその慣習や伝統が本当に必要なのかといった話しは、常にある事が健全な気がします。長々とすみません。つい、色々言ってしまいました。

  • @空蝉-i4q
    @空蝉-i4q 3 месяца назад +1

    「保守」という言葉は今ではいろいろな意味で使われてわけがわからない状況になっているので、本来の「保守」とは何かを考えるうえでこの本は有効だと思いました。しかし、だからといって「保守思想のバイブル」とまでいえるのかというと若干疑問はあります。
    (ちなみにロマン主義のバイブルというのも ? ですが)
    私のような高校世界史程度の知識しかない者は、バイブルだけ持っていてもしょうがないんじゃないか。この本だけでなく、西欧近代の歴史、政治、経済、宗教、文化、思想など全般的な知識が背景にないと理解も判断も難しいように思えます。今回、ウィキペディア等でイギリス近代の歴史など少し調べましたが、高校のときと同様ごちゃごちゃとややこしくてよくわからない感じはありました。
    イギリスでは1640年代に清教徒革命があり、議会により国王が処刑され、その後、クロムウェルによる独裁が行われる。その後に王政復古し、その後に名誉革命が起こる。
    結局、イギリスでも百年以上前に暴力もあり、国王も処刑し、独裁政治、王政復古という経過をたどった。成果として、議会が強くなり、国王の権力が弱体化した。その上にたって名誉革命が実を結んだ。つまり、それまでの伝統なり歴史なりを否定することによって名誉革命が可能になったともいえるでしょう。
    百年後のバークの時代、イギリスではそうした経験を過去に積んでいたから、フランス革命を見て、いつか来た道だと見えただけではないかという気がしないでもありません。
    そうするとバークのいう歴史や伝統とはなんなのかと思えてきます。
    ひとつ考えられるのは、王政と議会の二人三脚という構成が当時のイギリスの国力を上げるのに適したものだったのではないかということ。東インド会社など作り、海外に進出して植民地を作って富を蓄え始めた時代ということを考えると、国王を中心とした中央集権的な体制は、資金調達、技術や人材の確保などに有利に働いたでしょうし、商工業者にしても貿易などで儲ける市場を確保することにもなったでしょう。日本だって明治維新のときは天皇を中心にした中央集権で富国強兵・殖産興業したわけですから、帝国主義の国家体制としては王政と議会の連携という形は有効なんでしょう。
    結局、その頃のイギリスが国家として成功して右肩あがりに発展していたという状況があって、その体制を保守しようというのが、バークの立場だったのではないか。それなら、ホイッグ党(自由党)だったというのも理解できますし。
    さらにいうと、バークの時代、フランスより百年進んでいたイギリスで問題になっていたのは市民革命ではなく、産業革命で顕著になった無産労働者による革命の方ではなかったでしょうか。そこにバークが「革命」を否定するのにやっきになっていた理由をみつけることはできないでしょうか。バークは雇用主側にいたわけですし。
    というような個人的な憶測はあるわけですが、思想的には、「理性を過信しない」だの「伝統や常識(コモンセンス)を重んじる」といった考えは、ホッブズ、ロック、バークリー、ヒュームといったイギリス経験論の流れからくるといえるんじゃないでしょうか。
    イギリス経験論は理性より経験によって積み重ねた知識の方を重視する(それもひとつの理性でしょうが)。大陸合理論のような確信した特定観念をもとにすべてを演繹するといった理性の働きを信じてませんよね。理性が拠りどころとする因果律すらも懐疑するぐらいのスタンスですから。その懐疑をつきつめた結果、日常生活においてはコモンセンスを重んじるという当たり前の態度にはなるんでしょうね。
    フランス革命を思想的に後押ししたのはルソーだと言われてますね。フランス革命の理念である「自由・平等・博愛」はルソーの「人間不平等起源論」や「社会契約論」などから着想されたといった話も聞きます。ここで、ルソーは人間の「自然状態」として、原始の互いに共同して平等に暮らしていた状態というような性善説的な前提を置いていたようです。このちょっと楽天的空想的ともいえる発想には、人間の理性に対する信頼といったものを見てとれるでしょう。結果的にはそれが、理性の暴走につながったりもするわけですが。
    その点、イギリス経験論のホッブズは人間の「自然状態」は「万人による闘争」であり、それを調停するためにリヴァイアサンという怪物的権力が必要であるといった性悪説な前提に立っています。人間の理性に対して懐疑的であるといった経験論のリアリスティックな姿勢は、すでにホッブズの中に感じとれますね。
    ということで、保守思想の思想的特徴は、イギリス経験論に通ずるというか、保守思想というより、むしろイギリス経験論といった方が正確かもしれないと思う次第です。
    個人的には、人間の「自然状態」は何なのかという問いに対しては、人類の歴史をどれだけ遡るかによるんじゃないかと思ってます。縄文時代ぐらいまで遡って温暖な自然に恵まれた環境の中で暮らしていた頃ならルソー的な「原始共同性」もありかと思いますが、気候が厳しくなって農耕が必要となり、その結果、食物の余剰を蓄積するようになってからは「万人の闘争」が始まったのではないか、とか。
    結局、人間の「自然状態」のようなものは、置かれた環境や条件や自身の状態などによって変わるものだから、特定の歴史時点を想定することなく、そのつど考えるしかないだろうという、身も蓋もない答えになるかと思います。
    「保守思想」についても、何を「保守」するか、あるいは「変更」するかは、個々具体的に、そのつど考えるしかないですよね。普通に考えて。権力争い、勢力争いでもしようというのでない限り。

  • @akiraooq8498
    @akiraooq8498 3 месяца назад +3

    適切な変更の範囲は、適切じゃないことを変更する範囲にある。

  • @天上天下唯我独尊-e6d
    @天上天下唯我独尊-e6d 2 месяца назад +1

    カール・ポパーの反証主義や反証可能性の意味があまりよく分かりません
    時間があれば解説してくれませんか?
    お願いします

  • @kan3945
    @kan3945 3 месяца назад +3

    「保守も革新もその根底には国民の幸福あるいは国家の繁栄という”愛”が存在しています」
    なお、ネットの‥😅

  • @中野志朗-z8d
    @中野志朗-z8d 3 месяца назад

    既得権益層が伝統を独り占めすることに問題があるように思います。また伝統も権力が作り上げることがあります。明治時代をやたらに持ち上げたがる風潮です。バークの議論だけでは足りないように思います。夫婦別姓をめぐる問題や、LGBTの人権をめぐる問題はどうなるのか。

  • @Jichimao
    @Jichimao 18 часов назад

    リベラルと左派は似てるけど保守と右派は決定的に違うと思ってる
    今の日本に多いのはあくまでも右派

  • @mmm2915
    @mmm2915 3 месяца назад +1

    バークの保守思想では、世代を多く重ねないと救われない人たちが出る訳だ。

  • @2000me
    @2000me 3 месяца назад +2

    毎年、憲法問題を見ていて。護憲、改憲の両者を見ていると何故か矢鱈と「こうすれば、皆上手くゆく」と言う片付け方をする傾向が両者に見えてしまう。護憲の人は「護憲さえすれば平和が保てる」改憲の人は「改憲をして自衛隊を憲法に記載すれば安全保障が全て良くなる」等と言うのが何故か理性や設計図を満遍なく押し当てさえすれば、全て良くなると言うエドマンバーグが嫌う思考になっていると思うのは気のせいなのか。

  • @ぎなぎな-b9p
    @ぎなぎな-b9p 3 месяца назад +1

    偏見(プレスクリプション)の擁護、保守するための革命。バークの思想には精神的に目を開かれます。