「ギャー!アー!ちょっとやめて!」生まれて初めて散髪する5歳男の子“見守る母は思わず涙”そこまでして伸ばした髪を切ったワケとは…
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- Опубликовано: 22 ноя 2024
- 宮城県登米市の親子2人が、5年間伸ばし続けてきた髪を切りました。親子は、なぜ髪を伸ばし続けてきたのか?そして、その髪をなぜ切ることにしたのでしょうか?そこには、ある子どもたちの役に立ちたいとの思いがありました。5年間伸ばした髪の毛とお別れ鈴木さん親子:
「ハーイ!こんにちは!」登米市内に住む鈴木睦美さん(43)と三男のおうがくん(5)です。6月24日、親子にとって特別な日を迎えました。鈴木睦美さん:
「髪をチョキチョキするよね…。三つ編みができなくなるからいやと言われたが、役に立つためならと話した」親子は、ともに5年間伸ばし続けてきた長い髪の毛と、この日でお別れします。「ヘアドネーション」に協力します実は、誰かの役に立ちたいという思いから、小児がんや交通事故などで髪を失った子どもに無償で髪を提供する「ヘアドネーション」に協力しようと、これまで髪を伸ばしてきました。おうがくん:Q、髪を切れますか?
「わからない!」鈴木睦美さん:
「(髪を)早く切りたいと思って伸ばしてきたが、実際にきょう切るとなったらもったいないという気持ち」元気いっぱいの5歳、おうがくん。生まれてからこれまで前髪以外、一度も髪の毛を切らずにすごしてきました。まずは睦美さんが髪をカット!鈴木睦美さん:
「5歳の行動力が半端なくて、幼稚園から帰ってくると汗をかいたり遊んでいても泥だらけで帰ってきたりするので、もう夏を越せないと思って、きょうにした」鈴木さん親子は、ヘアドネーションのNPO法人と提携する栗原市内の美容室「サロンドチャーム」を訪れました。鈴木さん:
「よろしくよろしくお願いします」
おうがくん:
「めんどくさ~い!」鈴木さん:
「何てこというんだ!」おうがくんにとっては生まれて初めての散髪。きちんと髪をカットすることができるのでしょうか。まずは、母、睦美さんから髪を切ります。鈴木さん:
「結べるくらい。どれだけ切ってもいい」美容師:
「40センチくらい切りましょう」髪を切った鈴木さんは・・・。おうがくん髪を切る、母は思わず涙・・・鈴木さん:
「軽い気がする。軽い。5年分は重かった」そして、いよいよおうがくんの番です。見守る母、睦美さん。5年分の思いがこみ上げます。鈴木さん:
「もったいないと思うけど…(涙)」美容師:
「40センチはありました。でもこの辺が使えるかどうかなので、ちょっと長めに切る」おうがくん。生まれて初めて髪の毛を切る瞬間です。睦美さんがおうがくんの髪にハサミを入れます。いずれも医療用ウィッグに必要となる長さ31センチ以上の髪の毛を無事、切り終わりました。しかし、おうがくんの散髪はこれで終わりではありません。おうがくん:
「ギャー!アー!ちょっとやめて!」2人の髪の毛は、こども達が待つ医療用ウイッグに5歳にして、初めてバリカンを使った刈り上げにも挑戦。男前のかっこいい髪に仕上げられました。おうがくん:
「これが俺の髪か…」母、睦美さん。散髪を通して息子の姿が少したくましく感じていました。鈴木睦美さん:
「髪が長かった数分前が想像できない。かっこいいじゃん。おうちゃん」この日、ヘアドネーションとして切った髪の長さは母・睦美さんが50センチ、息子のおうがくんが40センチでした。親子2人合わせた髪の重さは76グラムとなりました。鈴木睦美さん(43):
「毎日編み込んだり三つ編みしたり、毎朝子ども園に送っていっていたのに、そういうことができなくなると思うと切なくなったが、髪を役立ててほしいのでいいきっかけになった」なんということでしょう!ロングヘアからさっぱりヘアへと変貌した鈴木さん親子。2人の思いが込められた髪の毛は、美容院を通じてNPO法人に送られ、医療用ウィッグを待つ子どもたちに提供されます。医療用ウィッグを1つ作るにはおよそ5キロの髪が要り、髪を提供するには、寄付を受け付けるNPO法人と提携する美容室で切る必要があるということです。鈴木さんによりますと、登米市内の子ども園に通うおうがくんは26日、散髪後初めて登園しましたが、友だちなどから、「短い髪も似合うね」などと言われて本人も喜んでいたということです。
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