山中に２か月以上放置されたリュックサックに『覚醒剤』か…近くでは『注射器』も発見（2023年6月15日）

京都の山の中で覚せい剤のような粉末が見つかりました。京都府警は６月１５日、午前１０時ごろから約５時間にわたって、京都と奈良・三重・滋賀との県境付近にある山の中を捜索しました。
　（記者リポート　６月１５日の正午すぎ　京都・南山城村）
　「京都府警の捜査員らが山の捜索に当たっています。覚醒剤に関する事件の被疑者の特定を進めているものとみられます」
　捜査関係者によりますと、６月９日に京都府南山城村の茶畑で、近くの住民から「数か月前から不審なカバンがある」などと警察に通報がありました。見つかったのはリュックサックで、覚醒剤とみられる白い粉末を包んだ複数の袋や財布などが入っていたということです。財布に身分証や現金は入っておらず、リュックサックは２か月以上前から放置されていたとみられます。また近くからは注射器なども見つかりました。
　警察は密売組織の関係者などが捨てた可能性もあるとみていますが、６月１５日の捜索では手掛かりになるものは発見できなかったということです。
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