【朗読】「山月記」中島敦
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- Опубликовано: 7 окт 2024
- 中島敦の山月記を朗読してみました。
作中で李徴が詠んでいた詩の現代語訳を載せておきます。
「ふとしたことから心を病んで狂気の結果、人とは違う生き物(獣・虎)となってしまった。
災難が内からも外からも重なって、この運命から逃れることができない。
虎の身となった今日では、誰が敢えて敵対することができようか、誰も敵対できない。
以前進士に登第したあの頃は、私も君もともに秀才として誉められたものだったのに。
ところが今、自分は獣となって草むらに隠れ、
君は出世して軺車(しょうしゃ)に乗って、すばらしい権勢である。
この夕べ、谷川や山を照らす名月に向き合い、
私は長く詩を吟ずることなく、悲しみのあまり短く吠え叫ぶばかりである。」
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