最強のファミリーカーかも？｜シボレー エクスプレス G1500 AWD エクスプローラー ロートップ コンバージョン

「予算400万円で中古アメ車を買う」の8台目です。
今回紹介するのは、エクスプローラー社が製作した豪華なロールフコンバージョン。ベースとなっているのはシボレーエクスプレス G1500 AWDです。
車両の詳細は下記の通り。
↓
2008年型 シボレー エクスプレス G1500 AWD エクスプローラー ロートップ リミテッド SE
・車両本体価格：398万円（税込）
・車検：令和3年7月
・走行距離：11万2024km
・排気量：5.3リッターV8 OHV（ボーテック）
・ミッション：4AT（コラムシフト）
・ボデイカラー：ブラック
・内装：ブラックレザー
・新車並行輸入
・ドレスアップ箇所多数
という車両です。
お手頃価格のロールーフ（ロートップ）のコンバージョンです。この辺のモデルを探しているアメ車ファンは少なくないと思います。需要に対して供給が追いつかない系のモデルですね。もちろん、サイズがサイズだし、大量の需要があるわけではないのですが（笑）
現在の日本において「ファミリーカー」と言えば2リッタークラスのミニバンかトール系の軽バンが主流だと思います。筆者にも小さな子供がいるのでよく分かるのですが、保育園〜小学校くらいまでの子供のいる家庭では、ミニバンタイプのモデルが最も使い勝手が良いんですよね。人が乗せやすいし荷物も積めるし。車高が適度なことや、両側スライドドアなども便利です。
マイカーが一家に一台しか所有出来ない家庭において、その車両をクーペやセダンにするのはなかなか難しいと思います。最近はSUVタイプのモデルも人気がありますが、ちょっと大きくなった子を抱えてチャイルドシートに座らせる事を考えると、車高が高いSUVはバンタイプのモデルには勝てません。逆に車高が低すぎても腰をヤられるんですけどね（笑）
ちょっと話がズレましたが、今回取材したエクスプレスベースのロールーフコンバージョンであれば、両親＋子供2人（チャイルドシート2脚）＋祖父母の6人くらいは楽勝。さらには荷物だっていくらでも積めます。トルクフルな大排気量V8エンジンを搭載しているので長距離移動も楽。超重量級で安定感があるので、ドライバーも後席の乗員も疲れ難いしストレスも溜まりません。
そして何よりも、事故に巻き込まれた際、高確率で乗員が生き残れます。例えば渋滞後尾で停車している際に、脇見運転のトラックに突っ込まれたら？　そういう不幸な事故の際に、最後にモノを言うのはボディサイズです。自分の命よりも大切な我が子の命を最優先に考えるのであれば、ファミリーカーに求める性能において最重要視すべきは安全性であり、安全性の担保となるのは絶対的なボディサイズだと筆者は考えます。
そして、そういう観点で言えば全長5mを楽に超え、全幅は２mで重量２トンを軽く超えるフルサイズのエクスプレスは、パッセンジャーバンとしては最強の部類。前記した通り、実用性は十分以上だし。
フルサイズバンの難点と言えば、嫁さんにドライバーチェンジを嫌がられる事や、駐車場所に少し気を使う事、燃費がイマイチ＆自動車税が高くてランニングコストが少し高めな事くらいでしょうか（笑）。まぁでも、大は小を兼ねるというし、我が子の安全を守るためなら、いずれも瑣末な問題。
今回撮影したこのシボレーエクスプレス エクスプローラー ロールーフ コンバージョンは、我が子のために愛車の買い替えを検討されている方には、かなりオススメできる車両です。また、言うまでもないですが、お子さんがいなくてもキャンプなどのアウトドアが趣味の人や、長距離移動が多い方にもオススメできます（笑）。
◾️取材協力
・BUBU光岡自動車
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住所：埼玉県さいたま市南区内谷1-7-1
◾️撮影＆編集：田中享
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