尺八珍道中『入門から丸八年お浚会編』曲『瀧落』

お陰様で入門から丸八年目を迎えました。
そう、あの尺八の有名な格言『首振り三年コロ八年』
の八年目であります。
　ん？それって首振り＋コロ合わせて十一年って事なのでは？と気が付かれた方も多い事でしょう。はい。気になった私も先生に確認しました。
「三年＋五年＝八年という認識で大丈夫でしょう。ええ。ものの例えですが、あんまり関係ないと思いますよ」
…関係ないんか。
　日々修行に稽古に励んで来ましたが、一つの問題を解決すれば、すぐまた新たな問題が生まれる。またそれに気が付けるのには理由があって、昨日の自分とのほんの僅かな違い、つまり昨日の記憶がすぐ近くにあるから。だったように思います。やはり毎日欠かさずという事ですね。
　『瀧落』ですが、瀧の流れる爽やかな清涼感を表現する事が理想とされる曲であります。とても良い曲です。
　私は尺八を吹きながら考えます。瀧に打たれる身なのか、或いは眺める傍観者なのか、それとも激しい瀧の流れに飲まれ流されていくのか。
　瀧落の水の流れは連綿と歴史を紡いでゆきます。毎日の修行、稽古のように。清涼感とは程遠い、私の修行はまだまだ始まったばかりであります。
　珍道中は続く

[@makototabata0963]

Isoさん！霞がかかる音もいいですが、無駄な抜けがなく音色が生きているようで凄く感動しました‼️

[@seijiiso2739]

味わい深いコメントありがとうございます❗️励みになります！

[@tagomagotagomago]

birushanahのアルバムの方でもイソさんの尺八のインストがすごい合っていて良かったです！

[@seijiiso2739]

コメントありがとうございます❗️また作品出しますので是非聴いてください！