入管法改正案「帰されたら殺される」当事者が国会前で訴え 難民審査“不透明”な部分残るまま6日にも採決へ【news23】|TBS NEWS DIG

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  • Опубликовано: 11 сен 2024
  • 国会前では5日に入管法改正案に反対する大規模なデモが行われました。改正案は6日の委員会で採決される見通しです。
    ■6日にも採決 ミャンマー人「帰されたら、命が殺されます」
    5日午後7時から始まった入管法改正案をめぐるデモ。国会前には反対の声をあげる方たちが多く集まりました。
    反対デモ参加者たち
    「改悪入管法案反対」
    Q.(入管法の)どういったところが問題?
    デモ参加者(大学4年生 女性)
    「難民審査のやり方について問題があがっているのに、それを無視して、“改悪法”を通すというのは、全然、道理が通っていないなと」
    デモ参加者(大学3年生 男性)
    「日本は難民として認めてもらえる率が、1%とかその程度。統計的に見ても、99%拒否されることはあり得ない話だと思う」
    Q.(支援を行う)現場からは国会どう見える?
    デモ参加者(大学3年生 女性)
    「不信感がすごくあると思う。全然真摯に対応してくれない政府の姿とか、“不信感”が募っていると思う」
    難民申請中のミャンマー人の男性は…
    3回目の難民申請中 ミャンマー人男性
    「この法案、あす(6月6日)採決してしまったら、大勢の人達がミャンマーに強制送還される」
    Q.ミャンマーに強制送還されたらどうなる?
    3回目の難民申請中 ミャンマー人男性
    「本当に危ないですね。毎日、毎日、罪のない人達、何もしていない人達も、弾圧されて殺されている。難民申請者、何も罪ないですよ。助けを求めて、この国にやって来た。命が危ないからこの国まで来て、お願いしているんです」
    ■“明らかに難民に該当しない”と判断できる事案を難民審査参与員に配分
    一方、5日の国会。入管側への野党ヒアリングで指摘されていたのは、難民の審査を担当する、認定NPO法人「難民を助ける会」の柳瀬房子 難民審査参与員をめぐる問題です。
    難民審査参与員 柳瀬房子 氏(2021年衆院法務委員会)
    「難民を探して認定したいと思っているのに、ほとんど見つけることができません」
    今回の改正案の根拠とされる柳瀬氏の発言です。
    しかし、柳瀬氏の審査をめぐっては、▼明らかに難民に該当しないと判断できる事案等が配分、▼他の参与員に比べて関与した案件が突出して多いことが明らかになっています。
    立憲民主党 石川大我 参院議員
    「柳瀬さんを(国会に)呼ぶことは、不都合だという風に入管庁を持っているか」
    入管側の担当者
    「不都合等ではなく政府参考人としてお答えをするのは、本庁幹部であるべきだというのは今答えた通り」
    与党側は6月6日、参院の法務委員会で採決する予定です。難民申請をしているミャンマー人男性はこう訴えます。
    3回目の難民申請中 ミャンマー人男性
    「大勢の人たちが不安で不安で、恐れで恐れでいっぱいですよ。本当に帰されたら殺されちゃいます。逮捕じゃない。命が殺されます」
    ■難民と“共生”する欧州 出入国を“管理”する日本
    山本恵里伽キャスター:
    入管法改正案は、2021年2月にも国会に提出されました。その3月には名古屋入管でウィシュマ・サンダマリさんが亡くなりました。これを機に入管の不信感が強まり、廃案となりました。
    小川彩佳キャスター:
    2年が経って再び提出されたわけですけれども、5日の夜も大規模なデモが国会前で行われるなど、反対の声が強まっているようにも感じますよね。
    山本キャスター:
    その一つの理由として考えられるのが、難民申請をめぐる規定なんです。
    ・現行法→申請中は強制送還されず
    ・改正案→3回目以降は、強制送還の対象に
    法案に反対する人たちからは、たった2回で難民の審査ができるのかという疑問の声が上がっているんです。
    この根拠の一つとなっているのが、難民の審査を行う1人である柳瀬房子氏のこちらの発言です。
    難民審査参与員 柳瀬房子 氏(2021年衆院法務委員会)
    「見落としている難民を探して、認定したいと思っているのに、ほとんど見つけることができない」
    つまり、日本には難民と認定される外国人がほとんどいないという発言なんですね。ところが2023年5月、入管側は、柳瀬氏が担当したケースについて、このように明らかにしています。
    西山卓爾 入管庁次長
    「明らかに難民に該当しないことを書面で判断できる事案などを配分」
    小川キャスター:
    星さん、これはどういうことなんでしょうか?
    TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
    この法律改正の根拠となる「日本には難民申請に該当する人はほとんどいない」という根拠がもう明らかに揺らいでいるわけですね。相当データがずさんだったということがわかったわけで、そういう点ではこの法律の改正案は今回の国会では見送るというのが妥当だと思います。少なくとも経過についてしっかりと国会で説明する責任があると思いますね。
    小川キャスター:
    根拠に大きな疑念が上がる中でも改正案は6日にも採決される予定ですけれども、可決した場合、本当に難民の皆さんがしっかりと保護されていくようになっていくのかですよね。
    TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
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