【朗読】山本周五郎『日本婦道記 尾花川』 名作朗読 作業用 睡眠導入用 女性 オーディオブック 青空文庫 癒し
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- Опубликовано: 18 окт 2024
- 山本周五郎『日本婦道記 尾花川』(青空文庫)幸子は尾花川の家を訪れる志士たちをいつも篤くもてなしていました。しかし、この頃幸子の様子が変わって、夫の太宰は…。
太宰は近江のくに膳所(ぜぜ)藩の戸田五左衛門の五男に生まれ、30歳のとき園城寺家の池田都維那の養嗣子となりました。妻の幸子はそのとき32歳でした。幸子は彦根藩の医師の娘で幼少のとき、池田家の養女となりました。年齢からいっても気性からいっても太宰にとっては姉のように思われ、いつも言葉では言えない圧迫のようなものを感じていたのでした。
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山本周五郎は1903年(明治36年)6月22日に山梨県大月市で生まれ、1967年(昭和42年)2月14日に神奈川県横浜市で亡くなりました。本名は清水三十六(しみずさとむ)です。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込みとして働きます。雑誌記者などを経て1926年「須磨寺附近」で文壇に登場しました。1943年直木賞に『日本婦道記』が選ばれるが、辞退しました。受賞決定後の辞退としては唯一だと言われています。代表作は『樅の木は残った』1954-1958年、『赤ひげ診療譚』1958年、『青べか物語』1960年、『季節のない街』1962年、『さぶ』1963年、『ながい坂』1964-1966年などです。亡くなる直前まで執筆をされていたのがわかります。小説を書くことに命を懸けていたように思われます。私が好んで読む作品の著者はなぜか短命が多いです。
『日本婦道記』は1942年太平洋戦争の最中に書かれた連載です。それを踏まえた上で改めて作品を読み返すとまた別の感慨が生じてきます。
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日本語の文章を読んだり文字を書いたりするのが大好きな元日本語教師です。
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例えば、日本の落語は話自体は同じでも演じる落語家によって全く異なったものと感じられます。朗読も同じ作品を朗読しても、それを朗読する人によって、受ける印象が全然違います。それが面白くもあり、また難しいところでもあります。私のチャンネルでは自分で小説などを黙読した時に感じた自分の声や間、速さなどにできるだけ近づけて表現できるよう心がけています。そのためには作品を朗読するごとに研究が欠かせません。これからも成長していければと思っています。私の朗読が気に入っていただけたらとても嬉しいです。
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小説 出典 青空文庫
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プー子&hus
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こちらこそいつもすぐに聴いていただきコメントもとても嬉しいです。ありがとうございます。