08 自由意志なしで生きる方法

Поделиться
HTML-код
  • Опубликовано: 18 ноя 2024
  • 動物や小さい子供って、自由意志ありませんね。ついでに言うと、自我もありませんし、原因と結果というのもわかりません。これがふつうの大人 だったら、じゃあどうやって生きるの? といった感じになるんじゃないかと思いますが、かれらはたぶん本能なるもをつかって生きているんですね。でも、ふつうの大人の人間が本能のままに振舞うというと、あまりいい風には聴こえませんね。それは、ぼくたちが大人の本能というのを、かなり問題視しているからですね。こう書くと、「あれっ、それってへんだな」と思われるかもしれませんが、そう、へんなんですね。なぜなら、それって、ぼくたち大人は、自分の本能を疑いながら生きるという、なんかへんてこなことをしているからですね。
    __________
    こんにちは。私は田口達三といいます。大学で哲学を勉強して(カナダのビクトリア大学です)以来、ずっと哲学を勉強してきました。特にニーチェさんがすきで、竹田青嗣先生の『ニーチェ入門』を英訳したりもしました(アマゾンキンドルで発売中です)。ぜんぜん売れていないみたいなんですが、じつはこれ、ぼくが何か哲学のことに関する文章をこどもに残せたらなと考えた結果、こどもに伝えたい最善の文章というのが竹田先生のこの本であり、ニーチェさんというひとのことだったんですね。ぜひぜひお読みになられてください。とは言っても、ほとんどのひとは、「日本語で書かれた原文を読めばいいんじゃないか」という感じでしょうね。でも、もし、外国人とニーチェさんの話を含めた哲学的あるいはちょっと深い、たとえば人生についてとか、世界の在り方についての話を英語でできるようになるのもわるくないなと思われたら、この本にはそのための語彙や文例がたくさんあるので、お役に立てるのではと思います。
    哲学というとなんかややこしそうな話に聴こえるかもしれません。デカルトさんの「我思う、故に我在り」とかカントさんの「物自体」とか、いったい何のことなんだかとか見当がつかないとか、ちょっと調べてみても、何のためにそういうことを考えないといけないのかぜんぜんわからないとか、まあたしかにややこしいと言えばややこしいですね。でも、それは逆に言うと、人生あるいは現実というもの自体もややこしいからで、そういうややこしいことをきちんと要約し、把握して行こうねというのが哲学の役目かなと思います。
    ややこしいことを、ややこしいままにしておくと、整理整頓のできていない街やお部屋が住みにくくなるように、人生も現実も輪をかけてややこしくなって行きます。ぼくのこの談義がすこしでもみなさまの人生や現実の整理整頓のお役に立てればさいわいです。よろしくおつきあいくださいませ。
    テキストは以下のサイトに掲載しています。ご参考まで。
    tatsuzotaguchi...
    __________
    もしまちがいやご不明な点がありましたら、ユーチューブのコメントは停止しているんですが、このオリジナルのテキストを掲載しているWORDPRESSのぼくのブログサイトではコメントが可能です。お手数ですが、そこからご質問くださいませ。

Комментарии •