秋の行楽シーズン到来!でもこの時期ならではの危険生物に気をつけて!

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  • Опубликовано: 3 окт 2024
  • 紅葉狩りに食欲の秋。北海道は秋の行楽シーズンを迎えていますが、この時期ならではの危険も潜んでいます。特オシ!で検証です。
    《気温に騙される?》
    月別の食中毒発生件数のグラフを見ると、一年を通して最も発生件数が多いのが10月なんです。細菌による食中毒で増えるのが「ウエルシュ菌」。この菌は10~50℃の温度域で増殖(適温は約42℃)するので、気温が下がったから大丈夫とおでんや煮込み料理を鍋のまま放置していると一気に増殖します。鍋ごとではなく小分けして、冷凍庫での保存が安全です。
    《秋の味覚に注意!》
    10月には「自然毒」による食中毒も最多となります。件数を押し上げるのがキノコです。キノコ狩りは秋の楽しみではありますが、危険と隣り合わせでもあります。去年10月、道南の厚沢部町で90代の男女がドクツルタケとみられるキノコを誤って食べて入院し、1人が死亡しました。
    「札幌キノコの会」は近郊で採ったキノコの展示を通して慎重なキノコ狩りを呼びかけています。例えば間違うことが多い食用のホンシメジと、食べると嘔吐や下痢などの症状が出るクサウラベニタケについては、通常カサの裏の色で見分けるが、若いクサウラベニタケは見分けが付かず、軸の色や根本の形、生えている環境など、見分けるためにさまざまな知識が必要だと指摘します。札幌キノコの会は、5月から10月末まで毎週土曜日、札幌・南区の市街地に近い森で無料の鑑定会を行っています。詳しくは札幌キノコの会のホームページをご覧ください。
    《森に潜む危険生物とは!》
    キノコ狩りや果物狩り、もみじ狩りでも郊外の野山に入りますが、そんな時に気をつけてほしい生き物がいます。先ずは「小さくても油断大敵」、マダニです。大きさは1センチ以下、生息地はシカやキツネなど野生動物が生息している場所ですが、最近は都市部の公園や、イヌやネコなどのペットからも見つかっています。噛まれるといくつかの感染症が発症することがありますが「ダニ媒介脳炎」は日本では北海道でのみ7例が確認されています。ダニ媒介脳炎を発症すると、意識障害やけいれんなどの症状が出ます。致死率は20パーセントで少なくとも2人が亡くなっています。死に至らずとも重い障害が残ります。1993年、日本で最初の症例となった女性がHTBの取材に答えてくれました。
    《大きな後遺症も…マダニの被害》
    北斗市に住む佐藤厚子さん(67)は31年前、国内で初めてダニ媒介脳炎を発症しました。飼っていた犬についたダニを取り除くときにダニと接触してしまい、脳炎に感染したと見られています。一命は取り留めたものの、首から上と足先しか動かせなくなりました。動物が大好きで当時、夫の能久さんと酪農を営んでいましたが、病気がきっかけで廃業に追い込まれました。
    Qダニにかまれた感覚は?
    ■佐藤厚子さん「記憶がないんです。ダニにかまれれば体で分かるんです。痕は残るし、すごくかゆいし」「(病気を)もっと理解して、ダニにかまれたっていうだけで流さないでほしいと思う」
    ワクチンの専門でダニ媒介脳炎に詳しい札幌市の米川元晴医師は、マダニを運ぶシカやクマなどの野生動物が頻繁に人里に現れると、発症リスクは高まると危機感を募らせます。
    ■米川医師「ダニに噛まれたからと言って必ずしも脳炎を発症するわけではない。多くの方が不顕性感染といって(脳炎を)発症しないで終わって来るんですけれども、実際発症してしまうと2~3割の方が亡くなるか、もしくは助かっても後遺症を残してしまう」「市街地だろうとシカが出たり、キツネが出たり、アライグマも出て。今までマダニに噛まれて『皮膚科で取ってもらったんだよね』という方も発症しなかったのがラッキーだなって思ってもらえたらいいかなと」
    新たな予防策もあります。日本でダニ媒介脳炎のワクチンが初めて承認され、先月、発売されました。野山に入る機会が多い人に推奨されています。マダニから身を守るには、首元もタオルを巻く、シャツの裾はズボンの中に、そして袖は手袋や軍手の中に。長袖、長ズボンを着用し、できるだけ肌を出さない、帰宅したらダニがついていないか確認することも忘れずに。
    《スズメバチは秋が一番危険》
    他にも危険生物はいます。スズメバチは北海道では9月に数がピークとなりますが、10月中旬までは警戒が必要です。山だけではなく市街地にも巣を作ります。この時期、新しい女王バチが生まれ働きバチは女王バチや巣を守ろうとより攻撃的になります。対策はハチが周囲を飛び回っていたら、ゆっくりと距離を取る。体にハチがとまっても、パニックにならずにハチを刺激しないように。攻撃された場合はとにかく逃げる。体を低くするとハチの警戒範囲から逃れやすくなるということです。
    《秋に遭遇率が上昇!》
    道の調べで人身被害が10月に最多となっているのがヒグマです。人がキノコ採りなどで山に入り、クマは冬眠前にエサを求めて活発に活動するため、遭遇する確率が高まるということです。実際、札幌の定山渓では9月25日から30日にかけて6日連続でクマが目撃されています。定山渓温泉のホテル駐車場にも出ています。野山に近づく際は、まずクマの出没状況を確認する、出没情報があれば近づかないことが重要です。
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Комментарии • 1

  • @としおしばた-q2b
    @としおしばた-q2b Час назад +1

    食欲の秋、芸術の秋、行楽の秋、読書の秋、八代亜紀!