Semishigure

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  • Опубликовано: 15 ноя 2024

Комментарии • 1

  • @ああ-d4f5g
    @ああ-d4f5g 10 месяцев назад +4

    ひとり立ち尽くしてた 赤い闇の中で
    軋む振り子の響き 褪せた時間
    他愛ない微笑みも 祈る言葉さえも
    あの夏影の底に 埋めてきたの
    舞い落ちる 花のように 夏見送る声たちよ
    光も木々のざわめきも 人の足跡さえ
    全て覆い尽くして 沈めるのなら
    私の夢も悲しみも喜びも痛みも
    全てを忘れさせて 眠らせてこのまま
    浅い微睡の中 繰り返し見るのは
    不確かな温もりと 鈍い記憶
    照り返す花の色 思い出せない唄
    爪先をすり抜ける 逃げ水のよう
    遠ざかる鈴の音と 揺らぐ眩暈 鮮やかに
    真昼の土に焼きついた 細い足の影と
    今も葉陰に残る 陽炎のように
    私の罪も亡骸も傷跡も名前も
    全て奈落に詰めて 眠らせてこのまま
    真夏の淵に繋がれた 魂のくびきと
    覚めた瞳の上に 降り注ぐ欠片
    私の罪も亡骸も傷跡も名前も
    全てをその手で 眠らせてこのまま
    深い夏の底に