銀河を駆ける(Through the galaxy)

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  • Опубликовано: 24 сен 2024
  • ビオラ、チェロ、オーボエなどを使って、ゆったりとした曲を作りました。
     大昔から、人々は夜空を眺めながら、「果てしなく広がる宇宙の彼方にはなにがあるのか」を思念し、夢を広げてきました。
     空に広がる雲状の光の帯は、天の川(Milky Way)と呼ばれるものです。私たちの住む地球は太陽の周りを公転しており、その太陽系が属するのが「天の川銀河」です。現在、天の川とは、「空に広がる星々の光の帯」を指すこともあれば、固有の天体としての「天の川銀河」を指すこともあります。
     「太陽系」には、太陽という一つの恒星と、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星という8つの惑星、惑星を回る 165 個の月、そして火星と木星の間に位置する多くの小惑星、海王星軌道の外側のカイパーベルトに位置する数千個の小惑星によって構成されています。
     「冥王星」は、かつては惑星とされていましたが、2006年8月に「準惑星」という区分になりました。2005年、冥王星より大きな天体「エリス」が、冥王星の軌道付近で発見されたからです。
     「惑星」の定義である、「太陽のまわりを回る」、「自己重力によってほぼ球形になっている」、「軌道の近くに衛星以外の天体を排除している」というもののうち、三つ目の条件が満たされなくなってしまったのです。
     太陽系が属する「天の川銀河」は、直径が10万光年ほどの凸レンズ型をした円板状の天体で、そこには2000〜4000億の恒星があると言われています。
     さらに、天の川銀河の他に、アンドロメダ銀河や大マゼラン銀河など、宇宙には無数の銀河が存在し、全体では数千億もの銀河があることがわかっています。
     人間の頭では想像することができないほどの、とてつもない広がりの宇宙。「生命が生存可能な惑星」の数は、銀河系だけで数百億個あるという推定が発表されたそうです。
     さて、微生物は発見できたとしても、私たちと同じような高等生物を見つけ、交信することができるのでしょうか。何万光年の彼方の星で見つかったとしても、その存在ははるか以前のことになります。
     私たち自身、これから何万年、地球に存在し続けられるでしょう。もし仮に、私たちが他の星の人達に見つけてもらえたとしても、そのとき人類はすでに滅亡しているかもしれませんね。

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