【本編】田沢の獅子舞

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  • Опубликовано: 26 июн 2023
  • 田沢地区には、ささら竹持ち1人と3人の獅子による獅子舞が伝えられている。これを地元では、単に「獅子舞」と呼び、他地区からは「田沢の獅子舞」あるいは「田沢の獅子」といわれている。また、舞の特徴から「花吸いがかりの獅子」ともいわれている。獅子舞は、田沢の鎮守である熊野神社の旧暦8月8日の祭礼と、同8月15日の八幡神社の祭礼、さらに同8月18日に日山山頂の旭神社(日山神社)祭礼の年3回、いずれも午前の祭典に引き続いてと午後の2回、それぞれの社前で奉納されてきた。しかし、昭和42年からは旧暦8月17日の午前に熊野神社、午後に八幡神社、翌18日に日山に奉納することになり、同45年からは新暦10月17、18日の両日に、同46年からは同10月9日に、さらに同54年からは旭神社は新暦10月8日に変更になり、現在は10月第1土曜・日曜となっている。獅子頭は桐彫りで、太郎獅子には牙が2本、次郎獅子には1本あり、3つとも後頭部には黒光する鳥の羽を多数つけてある。腹太鼓は直径21cm、胴長24cmの桶胴で、長さ15cm、直径約1cmの金銀の紙で飾ったばちを持つ。ささら竹は長さ250cmの丸竹で、ササラといっている色紙で飾った細い割り竹を、丸竹の先端に30本、上半分には孔を開けて、約250本ほど差す。
    獅子の一行は列を組んで神社の境内に入ると、「宮入り」といって獅子は頭を振り、腹太鼓を打ちながら社殿を右に3回まわる。社殿正面にもどって、本舞となる。種目は11種あり、そのうち「岡崎」の1種目だけは一庭に2回舞う。
    舞は隣の地区の茂原の獅子舞とよく似ている。茂原では幕末に田沢に伝授したと伝えており、獅子舞用具を納める長持ち蓋の寄進覚の墨書とを考え合わせると、安政2年(1855)ころに習い受けて始まったと考えられよう。
    ♦本編:112分
    福島/二本松市
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