stoneisland~悠久の時の中~
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- Опубликовано: 21 окт 2024
- 『石と意思』
北木島には山から石を切り出したり、石を割ったりするときに歌われた作業歌がある。それは石切唄という。石工職人が作業中に唄っていたらしい。山での仕事は、真夏の炎天下でまた、冬の凍りつくような寒風の中で大変な作業であった。この唄を歌いあうことで、その辛さや厳しさを紛らわし、お互いを励まし合った。また、ノミを打つときには、この唄にテンポを合わせることによって作業能率が向上した。
そうやって切り出された石は各地にある
北木石は靖国神社の大鳥居、東京日本橋、大阪城の石垣などに使われている。今もなおそうやって残っているのは感慨深いなと思う。
なので私は石には意思が宿ると思っている。