0:010:010:01 Ⅰ. I pini di Villa Borghese ボルゲーゼ荘の松 ボルゲーゼ荘の松の木立の間で子供たちが 遊んでいる。彼らは輪になって踊り、 兵隊遊びをして行進したり戦争している。 夕暮れの燕のように自分たちの叫び声に昂闘し、 群をなして行ったり来たりしている。 突然、情景は変わり、第二部に曲は入る。 2:572:572:57 Ⅱ. Pini presso una catacomba カタコンバ付近の松 カタコンバの入り口に立っている松の木かげで、 その深い奥底から悲嘆の聖歌がひびいてくる。 そして、それは、荘厳な賛歌のように 大気にただよい、しだいに神秘的に消えてゆく。 9:499:499:49 Ⅲ. I pini del Gianicolo ジャニコロの松 そよ風が大気をゆする。ジャニコロの松が 満月のあかるい光に遠くくっきりと立っている。 夜鶯が啼いている。 15:5015:5015:50 Ⅳ. I pini della Via Appia アッピア街道の松 アッピア街道の霧深い夜あけ。 不思議な風景を見まもっている離れた松。 果てしない足音の静かな休みのないリズム。 詩人は、過去の栄光の幻想的な姿を浮かべる。 トランペットが響き、新しく昇る太陽の響きの中で、 執政官の軍隊がサクラ街道を前進し、 カピトレ丘へ勝ち誇って登ってゆく。
素敵すぎです🥹
どのソロも素敵で、個人的にバスクラとコールアングレのソロがピカイチでした✨
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Ⅰ. I pini di Villa Borghese
ボルゲーゼ荘の松
ボルゲーゼ荘の松の木立の間で子供たちが
遊んでいる。彼らは輪になって踊り、
兵隊遊びをして行進したり戦争している。
夕暮れの燕のように自分たちの叫び声に昂闘し、
群をなして行ったり来たりしている。
突然、情景は変わり、第二部に曲は入る。
2:57 2:57 2:57
Ⅱ. Pini presso una catacomba
カタコンバ付近の松
カタコンバの入り口に立っている松の木かげで、
その深い奥底から悲嘆の聖歌がひびいてくる。
そして、それは、荘厳な賛歌のように
大気にただよい、しだいに神秘的に消えてゆく。
9:49 9:49 9:49
Ⅲ. I pini del Gianicolo
ジャニコロの松
そよ風が大気をゆする。ジャニコロの松が
満月のあかるい光に遠くくっきりと立っている。
夜鶯が啼いている。
15:50 15:50 15:50
Ⅳ. I pini della Via Appia
アッピア街道の松
アッピア街道の霧深い夜あけ。
不思議な風景を見まもっている離れた松。
果てしない足音の静かな休みのないリズム。
詩人は、過去の栄光の幻想的な姿を浮かべる。
トランペットが響き、新しく昇る太陽の響きの中で、
執政官の軍隊がサクラ街道を前進し、
カピトレ丘へ勝ち誇って登ってゆく。
この曲を聴い
ているとローマ帝国のことが思い浮かぶ
ローマの松はローマ帝国の栄枯盛衰をみてきた。
カルタゴを滅亡させた小スキピオのローマ帝国軍の凱旋行進やネロ皇帝のキリスト教徒迫害を逃れてきたパウロの姿
そして
ローマに向かう亡きイエスキリストの光り輝く姿など
アンコール、アッピア街道をリベルテ土気の130人でやって欲しかったなー