そして鼓動は海から空へ...〜スネアドラム、サクソフォーン四重奏の為に〜/山下久幸

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  • Опубликовано: 16 окт 2024
  • そして鼓動は海から空へ...
    〜スネアドラム、サクソフォーン四重奏の為に〜
    the heartbeat goes from the sea to the sky
    for Snare drum & Sax quartetto
    I.Prelude 海流の唄
    II.Interlude 鼓動の交差
    III.Finale 空へ
    演奏
    スネアドラム:新野将之
    サックス:アーバンサクソフォンカルテット
    解説
    新野将之さんの音は迫力がありつつも、音楽への愛や優しさに満ちている。マリンバや、ティ ンパニ、スネアドラムなどと、同じ打楽器とは言えど違った特性の楽器も、彼にかかればいろん な言葉、鳴き声など作曲家が託した言葉を生き生きと話し出す。これが私が初めて彼の演奏を聴 いた時の印象だった。そんな素晴らしい演奏家に作品を書けることはとても光栄なことであり、 この場を借りて感謝いたします。 話は変わるが、ロシアがウクライナを侵攻して1年半経つ。多くの人が戦争に駆り出され、国や 家族を守るために傷ついているのが現実である。私は日本にいてニュースでしか実感はできないが、改めてこの世界は本当に平和なのか疑問に感じる。今回、楽曲を通して人間の未熟さを嘆くとともに、歴史的に戦いと結びつきがあるスネアドラムと兵器が発達していった産業革命後に出 てきたサクソフォーンで「平和」を願う楽曲を作りたいと思い制作をしていった。 楽曲は、サクソフォーンがゆっくりと朗々と歌う中、スネアドラムがソリスティックに特殊奏法 などでリズムを刻む1楽章。サクソフォーンとスネアドラムがアンサンブルとして融合していく2 楽章。速いテンポで曲が展開されていく3楽章で構成されている。 (初演プログラムノートより:山下久幸)
    山下久幸
    静岡県焼津市生まれ。山梨大学大学院教育学研究科修了。作曲を藤原嘉文氏に師事。第7回TIAA作 曲家コンクールにて入選。2013年には山梨県甲府市にて「山下久幸作品展」を開催。現在、神奈川と静岡を中心に作曲活動を精力的に行ってる。代表作は「此の世界のはじめもこんなであった か」、「交響する阿修羅の嘆き-打楽器8重奏の為に」などがある。

Комментарии • 1

  • @concertiino
    @concertiino 8 месяцев назад +1

    曲のコンセプトが伝わる演奏と表情
    大好きです