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娘との再開を喜ぶ父親の不器用な姿が良いですね。そして別れ際の哀愁も。先日の「二人妻」は始終不穏な空気が漂っていましたが、こちらは何処か長閑な雰囲気があって好感が持てます。
題名からして、春遠からじという趣きが感じられて、いいお話でした。
大正時代の下町情緒にしみじみ浸れました😊 長年会ってない娘に偶然出会え、、後日…娘をまだか、まだかと心待ちにする兼太郎の父としての気持ち。別れ際の若い2人を見送りながら、自分を捨てた沢次とお照を重ね合わせて見てしまう場面は、少し哀しくなります。この時代のカフェ☕では、女給さんは白く長いエプロンを付けていたのでしょうか? ハイカラな店内? 大正浪漫?😊素敵です💓
お楽しみいただけて、嬉しいです。ありがとうございました。
東京下町情緒がいいですね!目に浮かぶよう。
朗読ありがとうございます。知らない作品でした。大正時代の東京の風俗は永井荷風ならではですね。「つゆのあとさき」を思い出しました。娘と妾を重ね合わせて見るラストのところが女性というものの不思議さを描いている気がしました。奥深い作家だと思います。肩の力の抜けた書き方ですが、教養の深さ広さは底知れないくらいの人ですよね。
お聞きくださりありがとうございます。永井荷風はこれまで読んでこなかった作家ですが、朗読が縁で知ることができました。これからも読んでいきたいと思っています。
墨東奇譚 すみだ川 雪解けと3本続けて永井荷風の世界浸らせて頂きました。どうもありがとうございます。聞きながら 森鴎外が愛した ウィーン世紀末を代表する作家 アルトゥール・シュニッツラー のことを思い出していました。
永井荷風さん いいですねぇ 1年前 は 鮨 でした 登場人物 湊さん 飄々と余生を過ごしていましたけど 荷風先生自体飄々として憎めない方でしたね それはそうと 勉強熱心なしゃぼん朗読横丁様 感謝申し上げます。
荷風先生、お気に召したようで何よりです。岡本かの子も永井荷風も、大正期の小説ってなんだかのどかですね。
荷風の朗読、ありがとうございます。実に渋い、というか苦い小説ですね。雪解けの進行する二日の間の出来事で、三つの人生をまるで切り取ったように描く荷風の筆の見事さを感じました。三つの人生とは、零落して年老いてゆく兼太郎と、間借りしている家主の形だけの夫婦と、偶然再会した娘でカフエの女給をしているお照の人生で、このうち、まだ先があって変化しそうな望みのあるお照の人生も今は袋小路で駆け落ちしか手がなさそう、というフランスのリアリズム小説のように苦い苦い小説という所でしょうか。
人生のほろ苦さ、とでも言いますか。しかし決して悲観してはいないところが、雪解けというタイトルにも現れているように感じます。ありがとうございました。
永井荷風、「雪解」は初めて聴きました。何時もながらお見事です。墨東綺譚は、まだかしら!😄
ありがとうございます。『墨東奇譚』は気長にお待ちいただけたら…☺️
はい、有り難う。奇譚でしたね。☔
シャボンさんの朗読で初めて雪解を拝聴しました。それほど有名ではない作品ですがシャボンさんの朗読にかかるとこの作品は荷風の代表作でしたか?と思えるから不思議だ。
嬉しいお言葉、ありがとうございます☺️
いつもいつも、イントロ部分で一回読む(聴く)のをやめるけども、10分ぐらいするとのめりこんでいつの間にか終わっている。ありがとうございます。 これもまた一般的な一人の人物の一般的な生活。映画やドラマにしようとおもってもできない、小説でしか描けない気がする。小説というか、当時の風俗資料なのかもしれない。妾をつくって、社会情勢とともに没落し、経済状況に伴って妻子と別れ、妾にも捨てられるけども、破滅の一歩手前でふみとどまってなんとか生活している男。再婚相手の腋臭(わきが)がいやでいやで、といいながらもよく子供ができたもんだと思う。つまり最初はそうじゃなかったんだけど、再婚相手の腋臭がいやになるぐらいな時期に、元妻との間にできた娘と再会し、ひどい思いをさせた自分とも向き合ってくれるその成長に驚く。再婚相手の腋臭がいやだとか細かい部分の表現、成長した娘のしゃくの仕方、火鉢で杯をぬぐうしぐさ等を何気なく丁寧に拾うのが、何気なく書くのがよい。おそらく、娘と向き合って、最終的に男との付き合い方のアドバイスを求められるに至って、過去の因縁やらわだかまりやらの「雪解け」ということかもしれない。
大正11年、荷風の好みが芸者からカフェーの女給へと変わる節目。『自動車屋』はタクシーだろう。
朗読お疲れ様です。文章付きは嬉しい限りです。朗読と編集と大変お手間掛けます。目で追いながら聞いていると内容がしっかり入ってきますね。有り難うございました。m(__)m
お役に立てて嬉しいです☺️
娘との再開を喜ぶ父親の不器用な姿が良いですね。そして別れ際の哀愁も。
先日の「二人妻」は始終不穏な空気が漂っていましたが、こちらは何処か長閑な雰囲気があって好感が持てます。
題名からして、春遠からじという趣きが感じられて、いいお話でした。
大正時代の下町情緒にしみじみ浸れました😊 長年会ってない娘に偶然出会え、、後日…娘をまだか、まだかと心待ちにする兼太郎の父としての気持ち。別れ際の若い2人を見送りながら、自分を捨てた沢次とお照を重ね合わせて見てしまう場面は、少し哀しくなります。この時代のカフェ☕では、女給さんは白く長いエプロンを付けていたのでしょうか? ハイカラな店内? 大正浪漫?😊素敵です💓
お楽しみいただけて、嬉しいです。ありがとうございました。
東京下町情緒がいいですね!目に浮かぶよう。
朗読ありがとうございます。知らない作品でした。大正時代の東京の風俗は永井荷風ならではですね。「つゆのあとさき」を思い出しました。娘と妾を重ね合わせて見るラストのところが女性というものの不思議さを描いている気がしました。奥深い作家だと思います。肩の力の抜けた書き方ですが、教養の深さ広さは底知れないくらいの人ですよね。
お聞きくださりありがとうございます。永井荷風はこれまで読んでこなかった作家ですが、朗読が縁で知ることができました。これからも読んでいきたいと思っています。
墨東奇譚 すみだ川 雪解けと3本続けて永井荷風の世界浸らせて頂きました。
どうもありがとうございます。
聞きながら 森鴎外が愛した ウィーン世紀末を代表する作家 アルトゥール・シュニッツラー のことを思い出していました。
永井荷風さん いいですねぇ 1年前 は 鮨 でした 登場人物 湊さん 飄々と余生を過ごしていましたけど 荷風先生自体
飄々として憎めない方でしたね それはそうと 勉強熱心なしゃぼん朗読横丁様 感謝申し上げます。
荷風先生、お気に召したようで何よりです。岡本かの子も永井荷風も、大正期の小説ってなんだかのどかですね。
荷風の朗読、ありがとうございます。
実に渋い、というか苦い小説ですね。
雪解けの進行する二日の間の出来事で、三つの人生をまるで切り取ったように描く荷風の筆の見事さを感じました。三つの人生とは、零落して年老いてゆく兼太郎と、間借りしている家主の形だけの夫婦と、偶然再会した娘でカフエの女給をしているお照の人生で、このうち、まだ先があって変化しそうな望みのあるお照の人生も今は袋小路で駆け落ちしか手がなさそう、というフランスのリアリズム小説のように苦い苦い小説という所でしょうか。
人生のほろ苦さ、とでも言いますか。しかし決して悲観してはいないところが、雪解けというタイトルにも現れているように感じます。
ありがとうございました。
永井荷風、「雪解」は初めて聴きました。何時もながらお見事です。墨東綺譚は、まだかしら!😄
ありがとうございます。
『墨東奇譚』は気長にお待ちいただけたら…☺️
はい、有り難う。奇譚でしたね。☔
シャボンさんの朗読で初めて雪解を拝聴しました。それほど有名ではない作品ですがシャボンさんの朗読にかかるとこの作品は荷風の代表作でしたか?と思えるから不思議だ。
嬉しいお言葉、ありがとうございます☺️
いつもいつも、イントロ部分で一回読む(聴く)のをやめるけども、10分ぐらいするとのめりこんでいつの間にか終わっている。ありがとうございます。
これもまた一般的な一人の人物の一般的な生活。映画やドラマにしようとおもってもできない、小説でしか描けない気がする。小説というか、当時の風俗資料なのかもしれない。妾をつくって、社会情勢とともに没落し、経済状況に伴って妻子と別れ、妾にも捨てられるけども、破滅の一歩手前でふみとどまってなんとか生活している男。再婚相手の腋臭(わきが)がいやでいやで、といいながらもよく子供ができたもんだと思う。つまり最初はそうじゃなかったんだけど、再婚相手の腋臭がいやになるぐらいな時期に、元妻との間にできた娘と再会し、ひどい思いをさせた自分とも向き合ってくれるその成長に驚く。再婚相手の腋臭がいやだとか細かい部分の表現、成長した娘のしゃくの仕方、火鉢で杯をぬぐうしぐさ等を何気なく丁寧に拾うのが、何気なく書くのがよい。おそらく、娘と向き合って、最終的に男との付き合い方のアドバイスを求められるに至って、過去の因縁やらわだかまりやらの「雪解け」ということかもしれない。
大正11年、荷風の好みが芸者からカフェーの女給へと変わる節目。『自動車屋』はタクシーだろう。
朗読お疲れ様です。
文章付きは嬉しい限りです。
朗読と編集と大変お手間掛けます。目で追いながら聞いていると内容がしっかり入ってきますね。有り難うございました。m(__)m
お役に立てて嬉しいです☺️