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教養がない! by 古典教養大学
Япония
Добавлен 10 июн 2022
「教養がない」と後ろめたさを感じるあなたへ、世界の教養200テーマ(歴史・文学・宗教・哲学)を10分以内の動画でお伝えしていきます。
第7回 「罪と罰」読書会
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この小説は「共産革命」の縮図ではないのでしょうか? つまり、「共産革命」は、「強盗殺人」か?「社会正義」か? 「世直し」とはなにか?それが根底にあります。 その上で物語に仕上げています。 ロシア革命よりも前に書かれているようで、その意味では「予言」です。 長編なのは、原稿料稼ぎ?
【第10回 罪と罰 感想】 ●録画視聴でしたが、これまでで一番感動的でした。ラスコーリニコフの告白とソーニャの反応の場面です。なるほどと思ったのは、学長の次の意味の解説。「ラスコーリニコフは、老婆を殺すことによって自分を試した。それは、殺しただけではだめで、殺しても平然としていられる自分であるかどうかを知りたかった」――つまり、殺人よりも殺人後の自分のありようの方が重要な意味を持っていたという指摘です。 ●ラスコーリニコフの告白は、殺人の動機をA→否定→B→否定→C→否定→Dというふうに、何段階かにわたり否定し続けながら、最深の動機へ近づいていきます。そして最終的に行き着くのが次です。「あのとき、ぼくは知る必要があったのだよ、・・・自分がシラミか、それとも人間か? 自分に踏み越えることができるかのか、できないのか?」(P151)――これってAの「ぼくはナポレオンになりたかった、だから殺した。……さあ、これならわかるかい?」(P139)と同じじゃないかな、と最初は思っていました。でも、よく考えると、A「ナポレオンになりたい」とD「シラミか人間か?」とはちょっと違います。「ナポレオンになりたい」は、不遜ではあっても前向きです。「シラミか人間か?」は劣等感です。自分は、人間以下ではないかという否定的感情です。――結局、ラスコーリニコフは、自分は劣等感から殺人を犯したと告白しているのです。見栄もプライドも捨てて、ソーニャの前で裸になった瞬間だと思います。
コメントありがとうございます。 殺人の動機をフラフラさせるのは、いわゆる自己コーチングをしているということなんですね。とても腑に落ちました。自己コーチングするには聞いてくれる相手が必要で、それがソーニャだったんですね。
カラマーゾフは正直に言えば大審問官の部分しかよんでいない。但し、この部分は何度も繰り返したが。 早稲田へ行った文学志望の友人はアリョーシャが好きな人物像だった。ドミトリーも好印象をもっていた様だ。 自分はイワンに一番近い人格と自省しているのだが(友人もそういう評価だ)、アリョーシャが好きな人物。 第一篇の動画を観ていて大審問官でイワンのメモを読みアリョーシャ苦しめる場面を思い出し、思わず涙を 流してしまった。 頑張ってコンテンツをアップして下さい
コメントありがとうございます。 カラマーゾフの兄弟には、短編集としても独立させても遜色ない部分があります。大審問官も、そうですし、ゾシマ長老の過去もそうです。イリューシャのエピソードも短編的です。ロシアだけにマトリョーシカのように、長編の中に短編をいくつも入れているのですよね。
レベジャードニコフとルージンの同居について、説明いただき納得できました。倹約家(ケチ?)だから、ということも同居の理屈としては筋が通りますね。
僕も無理な設定だと感じていたので、倹約家という説明で納得が行きました!
オマージュ詩を書いたぐらい、不思議の国のアリスは大好きです♡ おもしろいキャラがいっぱい登場するので、時間を忘れて夢中になって読んでしまいますね。
同感です。不気味だけど愛嬌があり、どれも愛すべきキャラクターたちですよね☺️
【第9回 罪と罰 感想】 今回も興味深いレクチャーでした。以下の部分についての疑問が、半分解けたので、あと半分を考えてみました。 P398 〈法要には間にあうだろう。あそこなら、今すぐにでもソーニャに会える。・・・「今日こそ! 今日こそ!」彼は心のなかでそうくり返した。「そうさ、今日こそ!そうしなくては……」〉 ●疑問1……〝そうしなくては〟とは何をしなくては、とラスコーリニコフは思っているのでしょう? →学長の説明に納得です。ソーニャに殺人の告白をすることですね。「君は自分を殺したんだね。実は自分も人を殺したんだよ。」――告白することによって、ソーニャとつながることができる、この孤独から逃れられる、と彼は感じたのでしょう。 ●疑問2……なぜこの時急に、〝そうしなくては〟と、取り憑かれたように思ったのでしょう?→ポルフィーリーとの対決で追い詰められていたからではないでしょうか。ラスコーリニコフの神経はぼろぼろになっていて、救いをソーニャに切に求めたのでは。 *ラスコーリニコフに感情移入して読むと、この時のポルフィーリーは悪魔のようにいやな存在です。ラスコーリニコフを〝先生〟〝先生〟と呼び、〝はっはっ!〟と何度も笑う。〝わたしみたいな、しがない文官ではあなたのような賢いエリート学生様には、とうていかないません〟という〟一種自虐的な粘り腰でラスコーリニコフを執拗に追い詰めます。究極はP349 L5〈わたしがこうしてずっと部屋を行ったり来たりしているからって、悪く思わんでください。・・・痔持ちなもんですから・・・体操でなんとか治してやれってわけでして。〉――刑事コロンボよりも下品かつ嫌みです。ちなみに、新潮文庫の訳ではポルフィーリーの笑い声は〝へっへっ!〟となっています。これは一段と濃いキャラ表現だと思います。ポルフィーリーには、ペテルスブルク大学法学部学生ラスコーリニコフに対する崇拝と一種の学歴コンプレックスがあるのかな、と思いました。 (補足) 「宗教国家」→「法律国家」という用語がとてもわかりやすかったです。これまでの講義でも同じ内容は聞いていましたが、短い単語でネーミングしてもらうと非常にイメージしやすいです。
ポルフィーリーに追い詰められていた、確かに同感です。ラスコーリニコフ自身の独白にはほとんどポルフィーリーに対する悪口や愚痴が出てこないのか不思議ですが、相当なダメージを与えられたのだと思います。
聖書の第四福音書(ヨハネによる福音書)を読んでみました。信徒さんの気持ちまではわからないのですが、ソーニャにとっては拠りどころであろうとは感じました。 第三章の終わり近くで、ポルフィーリーには「信じていると答えた“ラザロの復活”。唐突感あるやりとりでしたが、第四章のこの場面への伏線なのでしょうね。 そして、ラスコーリニコフがソーニャに読ませるのは、娼婦となったソーニャがそこに救いを求めているであろうことを予想し、かつ権力こそ大事なのだという持論に持ち込む足掛かりにしていますね。 ラスコーリニコフ家族とルージンの場面、3つのことが含められてるということ、気づいていませんでした。旧体制の小さな勝利、ラズミーヒンのバランス感覚という点、よく分かりました。ありがとうございます。 p294最後の1行、ラズミーヒンが息子であり兄となったという一文は、いよいよラスコーリニコフが罪を認めていくことを予告していると思いました。 盛りだくさんの内容で様々な箇所で気になり、まとまらない文で失礼しました。
聖書を読まれたんですね、素晴らしい。 ポルフィーリーのところでラザロの名前が出てくるのは、今の僕では伏線以外に考えられません。 書くことで腑に落ちることがたくさんあると思うのでどんどんここに書いてくださいね。
凄まじく紙一重ですね。
まさに紙一重ですよね。だからこそ、ドン・キホーテは愛され続けるキャラクターなのかもしれません。
【罪と罰・第8回・感想】 今回の、ラスコーリニコフとソーニャの会話は、作中――クライマックスへの伏線という意味で――もっとも重要でかつ難解な場面だったと思います。 ●①ラスコーリニコフは、なぜ突然、ラザロの復活を朗読してくれるようソーニャに頼んだのか。②繰り返されるラスコーリニコフのセリフ。「君とぼくは同類だ。だからいっしょに行こう」の意味。③なぜ、「権力だ。――必要なのは権力だ」とラスコーリニコフは唐突に言い出すのか。 これらは、「罪と罰」を初めて読んだときからずっと謎でした。(最初は中学時代。次は大学時代。その次は就職してから20年くらいしてからでしたが。) 今回、かなりわかった気がしました。 ●現代人の感覚としては、殺人と売春は罪のレベルが違う。殺人の方がずっと重い、という感覚があります。けれど、キリスト教的には〝殺人=売春=魂を殺すこと〟という等号が成り立つということ。――なるほどと思いました。ラザロの復活は死者が蘇る話ですが、象徴的には魂の復活を物語っています。そう考えると、〝ラザロの復活〟にこだわる二人の強い思いがわかる気がします。 ●一番わかりにくいのが、〝権力〟のことですね。こういうことでしょうか。ラスコーリニコフもソーニャも家庭問題(資本主義によって強いられた)を解決するために、超えてはならない一線を踏み越えました。ラスコーリニコフは他者を殺すことによって(かなり飛躍した論理ですが)。ソーニャは自分を殺すことによって。そういうソーニャに向かって、ラスコーリニコフが、「君は行き詰まるよ。君が娼婦に身を堕としても君の家庭は救われない。大事なことは、この腐りきった社会をぶっ壊すことだ。そのためには権力がいる。それが一番大事なことなんだ」――と言っているということかな、と。 *「罪と罰」の次にやってほしいのは「カラマーゾフの兄弟」ですね。これは、一人ではまず読めませんから。笑
ありがとうございます。今回のソーニャとの交流シーンは、この作品の勘所といっても過言ではありません。ここを読めるか否かで、この小説の味わえる深さが大きく変わりますね。
現状日本の売春、買春。立ちん坊と、此処での売春「犠牲心と、ゆがんだ家族愛」 他に、手段が思い付かない。女性には秋色が無い国会情勢の背景。 他責の主人公。内側に秘めたソーニャ。ゆえにソーニャが美し過ぎて愛の対象&己の卑怯さが写し出される 怯えの対象に成るんだと18歳当時に解釈してました
158p.3行目の週刊誌は月刊誌に吸収されたことで、廃刊になったという情報をラスコーリニコフが知らなかったということは、社会から外れて生きているということを示しているようにも思えました。そして ラスコーリニコフの反応は、廃刊になって自分の主張が公になっていないから、実際の行動を起こしたのかなとも思えました。
深読み、素晴らしいですね。 社会への興味不足が、ラスコーリニコフの憎悪を助長し、さらに彼の犯罪が暴かれるきっかけにもなってしまったのですね
序盤でいきなりの 登場人物の生死に関わるネタバレブッパ。 興味なさすぎてついていけないのに 絶対終わらない鯨雑学&伝説紹介コーナー。 エイハブの狂人ぷりとそれと同じぐらいの著者の鯨狂い、 そしてクゥークェグのナイスキャラが非常に印象深い。 あと鯨解体のグチャグチャ感。
コメントありがとうございます。 グロテスクなグチャグチャ感が、生きること、生存することのリアルを示していますね。
狂気の中の正気。参考になります。
コメントありがとうございます!
素晴らしい!、カラマゾフの兄弟、の骨、大審問官 だだ、一度でも読んだとか、何かで小説の大筋を知ってい無いと理解は無理かも?
コメントありがとうございます。読めば読むほどその奥深さに驚きますね
面白い
コメントありがとうございます。
今回は、本当に面白い場面でした。 ⚫ポルフィーリーとラスコーリニコフの息詰まる心理戦。――中学時代にはじめて読んだときは、本当にポルフィーリーがいやな奴に思えました。二人が対決したのが3回だけというのが意外です。私の主観の中では、どこまでも追って来る、地獄の釜の底まで追って来る――悪魔のようにしつこい存在というイメージでした(笑)。 ⚫P176 L7 〈「だとすると、あなたも決心したかもしれないわけだ・・・人類全体のためになると思ったときに、障害を踏み越えることをです・・・まあ、たとえば、殺して、盗むといった?」 そう言うと、彼はふいにまた左目でウインクしてみせた。〉 ◎このウインクが強烈です。「あなたの本心はわかってますから、隠さなくてもいいですよ」と言っているようです。(ウインクは3回は出てきたと思います。) ⚫P217 L7 〈「まあ、妻のマルファとは、ほとんどいちども喧嘩をしたことはありませんでしたね。・・・私が鞭を使ったのは、七年間の暮らしのなかで、たった二度ばかりでした・・・」〉 ◎「たった二度ばかり」が強烈です。スヴィドリガイロフは妻に鞭をふるったことを自ら認めています。それも、〝たった二度〟――特殊な場合を入れると三度。彼はやっぱりDV夫だったようです。彼が妻の幽霊を見るのは、彼の無意識の罪悪感からでしょう。
そうなんですよね! ポルフィーリーの登場回数は決して多くないものの、強烈なキャラクターです。
私は今回の部分、それぞれの女性の雰囲気が伝わりました。またその女性を囲む男性の態度もよく分かりました。 学長が指摘されたp55後ろから2行目のアヴドーチャへの恐怖は、見すぼらしい服装であっても、女王陛下のような高貴さを失っていないことからくる畏怖心ではないかと思いました。 p.84後ろから4行目、「マルファ・ペトローヴナさんが亡くなったのよ」と母親が言った時、ラスコーリニコフは興味を示したように話を続けますが、これは“人の死”というものをラスコーリニコフに提示しているのではないかと思いました。母親はその前のp68でラズミーヒンにもしているのは、この事(人の死)が気になって仕方がないということの表れのように感じました。
唸りました。たしかに、僕は伏線張りとしか思っていませんでしたが、人の死を提示し、ラスコーリニコフの反応を描いているのですね。納得です。 見すぼらしい服でも威厳があることこそが恐怖。それもたしかに納得です。
そのチャンネルは、見たことがないけど、殊更に感じの悪いことをして、人々の正義に対してわざわざ訴求しているのが、違和感なのかな、と思いました。 それがドッキリだとわかった時、頑張って勇気を振り絞った人はどんな印象を受けるのかなぁ。
その通り。ドッキリだと分かった人は案外、ヒーローとして持ち上げられているので悪い気はしてなかったなぁ。
【罪と罰6回・感想】 ●ドストエフスキーの書き癖(会話のリアリティ)の指摘、面白かったです。 P55後ろから2行目〈「どうやら、兄のそばには女の人がついているべきだっていうのも、もっともかもしれませんね」(ドーニャ)〉――「ラスコーリニコフのそばには女性がついているべきだ」なんて、ラズミーヒンは言っていない。ドーニャのセリフは論理的にはぶっとんでいる。けれどリアリティがある。たしかに、そういう〝書き癖〟だと意識するとドストエフスキー作品の会話がわかってきます。私たちの実際の会話も、論理的な脈絡を飛ばすことはよくありますから。むしろそちらの方が自然(リアル)かもしれません。 ●P77後ろから2行目 母(プリヘーリヤ)のラスコーリニコフへの感慨 〈それにまあ、なんてきれな目だろう、顔立ちの整っていることといったら!…ドーニャよりきれいなくらい…〉 ここで、ラスコーリニコフの美貌が間接的に表現されています。ラスコーリニコフが美しい若者であることも、彼に一種悪魔的な魅力を添えていると思います。 ●P55 L6〈もしもアヴドーチャが女王陛下のような身づくろいだったら、きっと彼女を少しも怖れたりなどしなかったろう。ところがいま、彼女の身なりがあまりに貧しく、しかもそういうみすぼらしさにこちらから気づいてしまったせいで、彼(ラズミーヒン)の心にかえって恐怖心がわいてきたのだった。〉 以上のラズミーヒンの気持ちを、参加者の意見を参考にして解釈してみました。 ①アブドーチャは女王のように高貴でしかも美しい。 ②だから女王のような身なりををしていれば、うやうやしく接することができる。 ③けれど、ものすごくみすぼらしい身なりをしているので、どう接していいかわからない。 ④そのため、恐怖に近い動揺がラズミーヒンの心に生じた。 今回も楽しい授業でした!
いつもコメントありがとうございます。 こんなにだらだらしたリアリティを表現できる作家を見たことはありません笑 たしかに、ラスコーリニコフの外見が初めて明らかにされましたね。今までラスコーリニコフの第一人称に近かったからですね。
面白かったです。配信頑張って下さい。
コメントありがとうございます。頑張ります!
@@kotenkyoyoタイムリーな具体例で“アウフヘーベン”はわかった気がします😄。
こんばんわ 聞こえてます
水晶宮でのラスコーリニコフの“振る舞い”は、私は彼が挑戦的に行っていると思いました。計算の上ではないにしても、自分の犯した罪を告白したい衝動を抑えられないのだと思います。 また、ラスコーリニコフが動揺していないのは、著者の読者に対する肩透かしでもあり、ラスコーリニコフが何も反応できない状態でもあるように思いました。
コメントありがとうございます。同感です。罪の告白衝動がこんな攻撃的な形で表現されるなんて面白いですよね笑
新潮文庫版の「罪と罰」を持っていましたが、このチャンネルで古典新訳文庫の存在を知り、改めて買い直して、「罪と 罰 」を読みました。翻訳を担当された亀山郁夫先生の解説が素晴らしいです。古典新訳文庫さんありがとうございます‼️ そして、このチャンネルにも感謝してます‼️
コメントありがとうございます。古典新訳文庫の貢献は素晴らしいと思います。是非他の文学も、この文庫で読んでみてくださいね!
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招客と書いて「まろうど」と読むのですね。勉強になりました。
コメントありがとうございます。 マロウドインなんていうホテルがありますが実は日本語なんですよね
因みに麻雀では 玄人と書いて「ばいにん」と読みます🤣
【〈あの考え〉とは? P451 後ろから4行目】 前後を読み直しました。やはりこれは、「ラスコーリニコフが犯人だという考え」だと思います。 〈「あの考えがだ・・・わかるだろう?・・・じっさいやつらの頭にこびりついていた・・・わかるな? ところが、やつらのだれひとりとして。あえてそれを口にして言うことができなかった。なにしろ、あんまりばかげた話だし、とくにあのペンキ職人がつかまったことで、その線がくずれ、どこかに雲散霧消しちまっtからさ。」ラズミーヒン〉 ⚫ペンキ職人がつかまったのは、老婆殺しの容疑によるものです。つかまったことで雲散霧消したのは〝ラスコーリニコフ犯人説〟だと思われます。 ⚫ではなぜ、ラズミーヒンもラスコーリニコフも動揺していないのでしょう。それは、ザメートフの前で、ラスコーリニコフが〝一芝居〟うったのだとラズミーヒンが誤解しているからです。ラスコーリニコフも、一芝居うったというふりをして、その〝ふり〟がうまいったと思っているからだと思います。 P453 L2〈「『水晶宮』での今日の話なんか、いい薬になってるはずさ、あれなんて、まさに完璧のきわみだもんな!だって、きみはまずやつの肝を冷やし、痙攣まで起こさせた! あのぶざまなたわごとをすっかり信じこませ、それから、いきなり、べろっと下を出してみせたんだ。・・・きみはたいした芸人だよ、ほんとうに、やつらにはそういう手でいかなくっちゃ。ああ、そこにいてやりたかった・・・」ラズミーヒン〉 →実際は、水晶宮でのラスコーリニコフのふるまいは、無意識の告白衝動の現れだったと思われます。けれど、みんながそれを誤解してくれたので、その流れにうまく乗っかっているのだと思います。 →ラスコーリニコフの〝一芝居のふり〟を見破ったのがポルフィーリーだということでしょう。(読 者としては戦慄しますが。) ⚫今回も楽しい授業でした。ありがとうございます!
うおー!めちゃくちゃスッキリしました。 号外出さなきゃいけないくらいの納得and衝撃でした。ありがとうございます!!!
・25分くらいで学長が仰ったゾシーモフとザメートフ、なんかよく似た名前というところ、私もそう思っていたので、安心しました。私だけじゃない感、読書会の良さですね。 ・その直前のラズミーヒンが語る(落語の)くだり、私には違和感なかったですけど、学長の身振りで、私自身がちょいちょいそんな話し方してしまってるカモと気づきました。反省です(笑。 ・この小説が、ロシア社会が宗教から法律に移行していっている時という点、この作品を理解する上で、重要なご説明をいただいたと改めて思いました。これまで、法があることが当たり前と思っていましたが、そういう変遷があると知ることができました。混沌とした時代を象徴する主人公が引き裂かれたものとも読めるなと思いました。 感想が前半に寄ってて、すみません💦。
コメントありがとうございます。 ・理解することより、みんな理解できてないことを確認できることのほうが僕は大事かななんて思ってます。 ・あんな話し方ができたらめちゃくちゃわかりやすいと思います笑 ・うまく言語化できてなかったのですが、まさにその通りです。伝わっていて安心しました。まさに意義ある宗教から無味乾燥な法律が支配する国家への変遷時期なんですよね。
現在、「罪と罰」を読んでます。先日、神保町古本祭りで装丁の立派な「白鯨」を買いました。近いうちに読んでみようと思います。
コメントありがとうございます。是非感想聞かせてくださいませ。
まず、前コメントの訂正です。 「口述」ではなくて「供述」でした。供述という言葉にラスコーリニコフは事務的な冷たい響きを感じて反発したという学長の説明への感想でした。 【居場所と行く場所と出口】 最近、TVで印象に残る場面を見ました。Eテレ「人生レシピ~カフェがつなぐ人と人~」の一コマ。偶然スイッチを入れてなんとなく見ていたものです。 名古屋市内にある昔ながらの喫茶店。店内はレトロな装飾で、カフェを任された姉妹が先代の意志を継ぎ、一生懸命に運営しています。常連客である高齢の女性がぽろっとこう漏らしました。「この店が無くなったら、行くところがなくなっちゃう…」 淋しそうな顔でした。 ここで思い出しました。マルメラードフの言葉です(第一回 P36L3)。 「人間だれしも、どこか行き先がなくっちゃ、どうしようもない。何せ、どこでもいい、どこかに行かなくちゃならないときってのがあるもんなんです」 「わかりますか、学生さん、おわかりになりますか、これ以上どこにも行き場がないってことがいったい何を意味するか?」 マルメラードフの言う〝行き先〟の意味がすこしわかった気がしました。 「行くところ」とは「居場所」の一種だと思われます。家の中にいても居場所のない人は、どこかへ行って居場所を見つけるのです。その「行って見つける居場所」が「行くところ=行き場」だと思います。 マルメラードフには、〝居場所も行くところもない〟のです。そこで、お金を絶対に貸してくれない、嫌な顔をされるにきまっている人のところへ会いに行くのです。どんなに嫌がられても、全く相手にされないよりはいいのです。彼にはそこしか行くところがないからです。相手から罵倒されることによって彼は自分の存在を確認しようとするのです。 ラスコーリニコフがマルメラードフの言葉を思い出すシーンがあります。母親からの長い手紙を読み終えた直後です(P112 L4)。そのときラスコーリニコフはぎくりとします。なぜでしょう。 ラスコーリニコフは、母や妹が自分に寄せる期待と犠牲が重荷になり、追い詰められています。家族の中に居場所がないのです。どこかに、〝行く場〟がいるのです。それはどこか。それが〝老婆殺し〟です。その行為の中で自分を確認する。そこにしか行くところがない。――と思い至り、ぎくりとしたのです。 もう一箇所「行く場」という言葉が出てくる場面があります。 ラスコーリニコフがベットに横たわって幻覚、幻聴に悩まされた後です。看護していた ナスターシャが言います。「それって、あんたの血が叫んでいるのよ。行き場がなくってさ、血がこちこちに固まりだすと、そういう幻覚があらわれるのよ…」(P274 L8) 血の行き場がなくなると幻覚が現れる。行き場のなくなったラスコーリニコフに老婆殺しの妄想が取り憑いたように。――この言葉を聞いてラスコーリニコフはぎょっとしたと思います。(読者もぎょっとします。) さて、今回出たのは「出口」(P40 L47)という言葉です。これは〝居場所も行くところもない〟状態からの出口ということだと思います。それは自死か自首だと。… ドストエフスキーは小説づくりの天才ですね!
録画で視聴しました。「罪と罰」、ますます面白くなりました。 今回、特に共感したのはザメートフのこと。私もその名前を忘れていました。忘れていたのが自分だけじゃないと知って安心しました。一つの本をみんなで読むことの楽しさがこういうところにもありますね。 「罪と罰」を集団で読んでゆくことを学長は「この旅を続ける」と表現されていましたが、いい言葉ですね! ・ザメートフの事務的な態度を「口述」という言葉をあえて使って皮肉るラスコーリニコフの気持ち、わかります。私も田舎から東京の大学に出てきたとき、大学事務室の〝事務的〟対応にショックを受けました。事務室が事務的なのは、当然といえば当然なのですが、新入生にはもうちょっと親身になって優しく対応してくれてもいいんじゃないかと、反発していました。笑 ・ザメートフは、私は中学六年までしかいっていません、という意味のことをラスコーリニコフに言います。ザメートフの方も、ペテルスブルク大学にまでいったラスコーリニコフに引け目と反感を感じているように思います。 もう一つ、「出口」という言葉が気になりました。別便で書きます。 ・
無理しなくて、良いですよ‼️
巻末の亀山先生の解説も良いですよ。
この調子で、レ・ミゼラブルやって欲しいですね‼️😊
すいません、忘れてました。
また次回お会いしましょう!
経過10分ほどのところで学長がおっしゃった、おかみさんが殴られる幻覚(?)の場面ですが、ラスコーリニコフの気持ちとして以下の心情が、ない交ぜになっているように思いました。 警察の手が自分にひたひたと近付いている恐怖を主として、家賃のことで警察に呼ばれたが、警察は自分の言うこと(借用書を入れたこと)を信じて、おかみさんを非難するかもしれないというおかみさんに対する後ろ暗さ、またさらにうがって、警察が自分に近づいているようで捕まらないこれからを暗示しているのではないでしょうか。 学長がおっしゃった一つひとつにあまり意味を持たせすぎないことも大事という点は理解しつつ、会の中で問いに対する考察でした。
「そうか!」と思わずうなりました。人に責任転嫁をしてしまった罪悪感を持っているのですね。それは非常に納得です。
ありがとうございます😊
コメントありがとうございます。励みになります!
「仕事をする→金がたまる→良くないことに使う」0:46~0:56 ちょっと単純化し過ぎというか、当てはまらないことが多いと思いました。 ・仕事がうまくいくとは限らない、給料が安い、支出が多くて貯まらない ・金がたまっても良くないことに使おうという発想が出るとは限らない
コメントありがとうございます。 確かに金はたまらないかもしれませんが、稼いだ金を投資ではなく浪費してしまうという点ではあっていると思います。この文脈では基本的に最低限の衣食住以外の出費は良くないことです。 給与が少ない人に限って、スマフォゲームに課金したり、コンビニを多用したり(スーパーで買い物して自炊すべきところを)、タバコや酒を嗜んだりするのは結構散見されます。
学生の頃、あさきゆめみしと言う漫画で読みました。😊 漫画を読むのが先だったので国語の教科書に載っていた光源氏の資料写真を見てがっかりしたのを覚えています。😢
コメントありがとうございます。 歴史の肖像画ってかっこいいのあまりないですよね笑
ヤハウェイが人間を作る時に、悪の要素を与えなければ無問題だったのに。
アメリカ文学の傑作、ムービーディック。映画化された作品も最高の感動。アメリカ文学のもうひとりの天才エドガーアランポー、作品モスケーストロム。これを映画化して欲しい。
自由、教養とは疲れるものですね ほいでも求めてしまったら楽しい疲労でもあります
おっしゃるとおりです。馬鹿のように生きて、自由を搾取されていることも知らずに生きるほうが幸せなのかもしれません。しかし、自由や教養の意味を知った人々は、もうそんな愚鈍な生活には戻れないのです。ミルの言葉「満足した豚より、不満足なソクラテスでありたい」
数学は「コレが答えなんです、異論は認めません」なところが良いですね
面白くてわかりやすい
「人間には行く場所が必要です」というマルメラードフの言葉の断片が、今回もどこからに出ていました。「行く場」でしたっけ。これがキリスト教と関係があるというお話でしたが、どういうことでしたか?
コメントありがとうございます。p274の「血の行き場」ですね。すみません、キリスト教と関係があると言っていれば、それは僕の間違いです。ただ、この文学のテーマの一つである「社会に行き場のないものが行く果て」を意識した台詞であると思いました。
ラスコーリニコフが橋の上から教会を眺める場面は印象的で、はじめて読んだ時から独特の憂鬱美を感じていました。けれど、その背後に彼の無意識の信仰があったということに気付いていませんでした。なるほどです!
わかりやすい、たすかる。
ありがとうございます!
会の中でコメントしなかったのですが、私はp.153〜の安食堂でのシーンが印象に残りました。初めて「殺人」という言葉が出てくるかと思います。 また、まるでラスコーリニコフの気持ちを代弁しているような会話で、彼の決意を固くさせたことを印象づけているように思いました。
コメントありがとうございます。わかります。二人の何気ない冗談(冗談だから殺人なんていう言葉がぽろっとでてくる)が、追いつめられたラスコーリニコフにアイデアをもたらせてしまったのですよね。
【なぜあの場面で突然雌馬の夢が描かれたのか】 ⚫ソーニャ→ドーニャ→弄ばれた少女→雌馬 という学長の指摘、納得です。 当時の女性は、(資本主義による)性的搾取の対象となりやすい存在だったと思います。 手紙を読み終えたラスコーリニコフは、「おお、かわいいドーニャ。・・・ルージンなんかにいいようにさせないぞ!」という意味の言葉を内心で叫びます。ドーニャが可愛くてたまらない。さらに、ドーニャを守らねばならないという家父長的意識が強くあります(父親代わりの長男なので)。だから、ソーニャのことも少女のことも〝人ごと〟とは思えない。女性への性的搾取に対してラスコーリニコフは異様なまでに敏感になっています。自分のために犠牲になるドーニャのことが強く頭にあるからです。 ⚫雌馬の象徴性は多義的だと思います。搾取される女性の象徴でもあるし、搾取される労働者の象徴でもあるし、イエスキリストの象徴でもあるような気がします ただ、この場面で突然雌馬の夢が出てくるのは、ソーニャ→ドーニャ→弄ばれた少女の流れが無意識の契機になっていると思います。 ⚫スヴィドリガイロフとルージンの違い。――スヴィドリガイロフは犯罪者的、セクハラ的、ストーカー的。ルージンは弁護士。合法的かつ偽善的にドーニャを支配しようとしている。どちらも妹をねらっている点では同じだけれど、〝酔った少女をねらう男〟のイメージと重なるのはスヴィドリガイロフの方かな、と思います。 ⚫ラスコーリニコフが同情していた少女への態度を豹変させる下り。 ラスコーリニコフは、資本主義的な競争社会への反発から弱者に同情を寄せる一方で、強者と同一化することで社会に対抗しようとしています(ナポレオンのような強者と)。揺れる心の現れかと思います。
マモルさん、コメントありがとうございます。 スヴィドリガイロフと、ルージンの明らかな違いに非常に納得しました。また、もてあそばれた少女への態度の豹変も、強者へと立場が入れ替わったと思えば理解できました。ありがとうございます。
Spanish speaker here. Im very happy to see this human jewel get apreciated as it deserve
Thank you for your comment. Spain has many masterpieces. I would like to continue introducing those masterpieces.
@@kotenkyoyo And ill be glad to watch those videos. Even thought im latin not spanish. May i recomend you "Platero y yo" o "Yo el supremo" they both won a Cervantes award and are some of the largest and more important pieces here on hispanic america