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今回の話(38話)は、母を殺すしかなかったお姉ちゃん(31話~33話)と、母が自殺した少年(38話)という対比にもなっています。一歩違えば、少年もまた(31話~33話のお姉ちゃんのように)母を殺すことになっていた…かも知れない…(自分を守ってくれない母に憎しみを抱いて) 少年母の方も、その前例を知っているからこそ(娘を守れず、逆に娘に人殺しの十字架を背負わせてしまった)、自分と彼女を重ね合わせて、息子を守れる自信がないなら、いっそのこと死んだ方が息子のためになると思ったのかも知れません…(あくまでも、もしかしたら…の話です。真相は当事者のみぞ知るところ。作者の私にすら分かりません) 第3章では「優しさ」は「人を殺す」ものでしたが(第1章も同様)、第４章ではいよいよその超克「本当の優しさ」を目指します。イヤミスだからこそ、僅かな救いに全力を注いでいきますので、今後ともよろしくお願いします！

そうです！ 繋がっているとはまさにそういうことです。ただ繋がっているがゆえに、新規の視聴者様がみた時に『？』(置いてけぼり)となってしまうという弊害に悩まされてもいます(独り言です) なるべく単独作品としても楽しめるように心掛けていますが、たまに他の話との繋がりありきになってしまうのが反省点…(RUclipsの特性を活用し、スムーズに関連作品に案内出来るよう頑張ります！)

この先生視点の物語も描こうか迷ったのですが、本編から少し脱線してしまうので今回は描かないことにしました(といいつつ、かめごん様のコメントを頂いで、やっぱり描きたくなってきました。今回の件で懲りずに島の男どもと一緒になって…という展開は想定になかったのですが、面白そうだと思いました！時間が間に合えば次の番外編、おそらく41話当たりに盛り込みます) いずれにしても、被害者(娘)の相談相手になれなかった…ということが結末を物語っているような気がします…

深い… 「愛」というテーマは、私ごときではまだまだ描き切れない深く重たいテーマです。この母娘の「愛」は作者の想像をもゆうに越えるものなのかも知れません。死んでもいいと思えるほどに…

こちらこそ、いつもありがとうございます！ 伏線に気付いて下さって、そして覚えていて下さって嬉しいです(週一投稿ですので、忘れられても仕方がないと思っていました) ちゃんと伝わっているんだ、という安心感と達成感で一杯です。 ここからは独り言ですが… 「結局誰が悪い？→加害者が悪い(あるいはこの人が悪い)」という結末にしたくなかったので、最終的にこのような結末になりました。厳密には加害者(父)は本当の加害者ではありませんが、日頃の行いが悪くなければこのような事態にはなっていなかったでしょうし、遅かれ早かれ同じような事が起きていたでしょう。それゆえ悪くないとはいえません。被害者(娘)も、結果的には一連の事件の発端となってしまいましたが、本当は母が助けてくれると信じていましたから、悪だとはいいきれません。被害者(母)も、娘の気持ちを汲み取ったつもりで一緒に死のうとしたのですから、悪意があったわけではありません。 怒りの矛先が誰にも向けられないモヤモヤ感…(自分でいうことではないですが)良いイヤミス作品に仕上がりました

まさしく、『一度でもその手段をとったら何度でも簡単に使ってしまう』『新しいもので埋めてもその手から血は洗い落とせない』この島の罪を浮き彫りにすると同時に、今後のお姉ちゃんの人生を占うかのようです(ネタバレになるのでこれ以上は…)。

「見て見ぬふり」、おそらく誰しもが身に覚えのあること…でもそれを仕方のないことだと開き直るのでなく、真摯に悔やみ続けたあの人は、(自分では気付いていませんが)実は優しい人、いや優し過ぎた人なのかも知れません。私からも、ゆっくりお休みくださいと届けたいです。

こちらこそお待ちしておりました。 いつも想いの伝わる感想をありがとうございます。お陰様でモチベーションを高く保てています。 お父さんとあの人の出番は今回でほぼ終了ですので、お父さんのキツすぎる今後の人生は想像にお任せするしかありませんが… 少年の物語は38話、38.5話、そして8話(厳密には第1章)へと繋がっていきますので、乞うご期待下さい(第1章と話がリンクしますが、未視聴でも全然大丈夫です)。

昔「学校でいじめがなくならんのは、学校にいじめよりも楽しいもんがないからや」という強者の言葉を聞いた時、不謹慎ながら妙に納得してしまった自分がいます。いじめの出発点がどこから始まっても、どこかしらで「楽しい」という感情に切り替わるんだろなぁ…なんて思いながら、私も島のいじめに対し「呆れて」います。

こちらこそいつもコメントを楽しみにしております。 今回の作品は少し伝わりづらいかも…と不安でしたが、いい感じにまとめて頂きありがとうございます。 +αの考察も面白かったです。かわいそうな「彼」と35.5話の「僕」をリンクさせて新しい見方を提示する、かめごん様のおかげで作品の世界観が深まります。

@@user-bl6fk8tm6s こちらこそ、いつも返信していただきありがとうございます。 コメント打った後に思ったのですが、もし「彼」も「僕」と同じだったらとして、「僕」が「彼」も「僕」だと知ったら「自分じゃなくてよかった」と思うのか、はたまた「おもしろい」と思うのか…そういう妄想もしてしまいましたwごめんなさい、妄想です。

なるほどぉ！確かに「私」からみると「彼」は「かわいそう」ですが、「僕」からみると「自分じゃなくてよかった」「面白い」になるかも知れません。妄想というにはもったいない、鋭い着眼点です。

いつも的確なコメントありがとうございます。 理由があっての復讐だったとしても、その復讐の結果がまた別の復讐の理由となる、今回のお話でいうと、赤帽子が復讐と思ってやったいじめが、かえってお姉ちゃんの島民への復讐の理由となってしまったように…ましてや当人たちを差し置いた復讐だったからこそ、そのしっぺ返しは何倍にもなって返ってきました(ついつい嬉しくなって余計な返信をしてしまいますが、気になさらないで下さい！)

後だしジャンケンみたいになって申し訳ないです🙏 作者的には、真相が明らかになるにつれて見方が変わるような作品を目指していますので嬉しい限りですが、視聴者様にはコメントを後悔させてしまうという、ひどい仕打ちでした…(でも後悔するような言葉は一つも吐いてないと思いますよ。私個人としては全て嬉しいコメントです) とある小説の話も興味深いですね。「繋がりがあったところが腐っていく」という表現が特に好きです。

このお姉ちゃん(名前未定)については、『優しい世界・編』の番外編にて、その後の人生を深掘りする予定です。 人を殺めてしまった以上、万人受けのハッピーエンドは保証出来ませんが、たくましさと自分なりの正義感で生涯を全うすることは保証します。善悪の彼岸にある彼女の人生を見届けて頂ければ幸いです。 (※なお、個人的にはかなり思い入れのあるキャラなのですが、そのせいで逆に名前を決められずにいます。日本人の名前で、彼女にふさわしい名前があれば参考にさせて下さい)

自分は逆に名前をつけない方が、島から出たお姉ちゃんがもしかすると今すれ違った人では？というような知らないことで逆に身近に感じれるような気がします。

なるほどぉ！確かに「知らない」からこそ「身近にいる」ような感覚がこの作品には合っているかも知れません。「誰でもない」からこそ「誰でもある」ような…

まさしく!! 作者本人が答えを書くわけにもいかないので、コメント欄で代わりに答え・考察を書いて頂けるのは作者としてとても助かります。

ありがとうございます。 気持ち悪いは最高の褒め言葉です。 個人的にエミリー・ブロンテの『嵐が丘』や湊かなえさんの『望郷』のような、精神的な"何か"に閉じ込められている世界観が好きなので、この作品で挑戦してみました。 端から見ると簡単に逃げられそうなのに、何かの感情(優しさ？)が邪魔をする…「ブラック企業と分かっているのに会社を辞められない」とか、「DVを受けているのに別れられない」とか、こういった感情に近いのかも知れません。

コメントありがとうございます。作者にとって感想は宝物です。 作品に込めた思いをくみ取って頂けて、嬉しい限りです。おかげさまでこれからも投稿を頑張れます。 次週は被害者遺族の視点で描く"悲しい優しさ"の物語。また被害者親子にもまだ明かされていない秘密があり、話が一転しますので、『優しい世界・編』最後までお付き合い頂ければ幸いです。

コメントありがとうございます。作者にとって感想は宝物です。 今となっては"加害者遺族"をテーマに描いた映画や小説なども沢山ありますので、新しい問題提起にはならないかも知れませんが、この作品を通じて何か少しでも考えるキッカケになれば幸いです。 余談ですが、描いている本人も"何と理不尽な…"と思いながら描いていました。 文章自体は今から一年ほど前に書いたものなのですが、先日漫画にする際にもう少し内容を軽くしようかなと思ったくらいです。ただそのせいで内容が薄っぺらくなっては本末転倒なので、心を鬼にしながら描きました。

こちらの動画も見て頂きありがとうございます！ まさに、Yayoiusagi841様から頂いたコメントがこの動画の全てだと思います 余談ですが、 ここまで来ると、もはや"いじめ"という言葉が正しいのかさえ分からなくなってきますね…(犯罪と呼ぶべき？) さすがに私の身の回りでここまでのいじめは見たことがないですが、ニュースなどで見る限り、必ずしも漫画の中だけの話とは言いきれません。事実は小説よりも奇なり…作者が言うのもなんですが、こればっかりは漫画の中だけの話であって欲しいです

コメントありがとうございます。作者にとって感想は宝物です。 「結局いじめる子が悪い」で終わってしまうコメントが多かったので、『両者の関係においてより自分に甘く他人に厳しい側がいじめっ子となるように見えた』という一歩先の感想を聞かせて頂けて、作者としてはありがたい限りです。 「いじめる子が悪い」で議論が終わってしまうと、結局何の解決にもなりませんから。

​@@user-bl6fk8tm6s いじめられる側にも原因があると　そう仰りたいということですか？ どんな事情があってもいじめは駄目なことです いじめをやっていい理由もいじめられる理由もありませんよ 嫌われる理由はあってもね いじめられる理由なんて言葉はいじめる側の卑怯な言い訳です

大前提として、「いじめられる子に原因がある」=「いじめられる子が悪い」ではありませんし、「いじめられる子に原因がある」から「いじめても良い」ことにはなりません。 私の言葉足らずで誤解を与えてしまったのなら、お詫び申し上げます。 大事なことは、そのいじめがなぜ起きたのか？その原因をしっかり追求して、二度と同じことが起きないようにすることではないでしょうか？ 私自身もよくいじめられる子供だったので、あえて厳しいコメントを残しますが、「いじめる子が悪い」でその場を終わらせても、また次の環境でいじめられるだけです。逆にいじめられる子が対策を取ることで、無くせるいじめもあります。私の場合は親や先生に相談して、いじめがなくなりました。その際に、自分がなぜいじめの対象になったのか？本人たちの口から聞いたことで、自分自身を見つめ直すことが出来ましたし、それ以降、環境が変わっても一度もいじめられたことはありません。 「いじめられる子が悪い」わけではありませんが、「いじめられる子」次第で乗り越えられるいじめもある、この実体験を否定される謂れはありません。 念のためにもう一度申しておきますが、「いじめられる子に原因がある」=「いじめられる子が悪い」ではありませんし、「いじめられる子に原因がある」から「いじめても良い」ことにはなりません。 ※そもそも論として、物語に対して頂いた感想に作者が口を挟むこと自体ナンセンスなのかも知れませんが…私の見苦しい独り言だと思ってお許し下さい

​@@user-bl6fk8tm6s 実体験を否定される謂れはありませんとのことですが　私は今の今まであなたにいじめられた経験があることを存じませんでしたので　あなたの実体験を否定している訳ではありません いじめられる側に原因ある＝いじめられる側が悪いではないんですね あなたにとって 私にとっては違いました 私は相手の我が儘でいじめられたことや　いじめられている子を庇う発言をしたらイジられたことがあるので　原因あるという言葉が責められているように感じました 適当にターゲットを決めていじめをやるケースもありますし　いじめられる側に原因あるとは限らないと思います

返信ありがとうございます。 同じ言葉を使っていても、受け取り方は人それぞれですので難しいところですね。「原因がある」というのは、たとえば「身長が低い」「貧乏」など、本人の努力ではどうにもならない場合もあるので、決して「いじめられる子が悪い」ことにはなりませんし、いじめて良い理由にもなりません。「いじめられる子が悪い」と責める意図は全くないということが伝われば幸いです。 余談ですが、物語の構成的な話をすると、この回(第９話)はいじめっ子目線で描いていますが、第1話~第8話はむしろいじめられた側目線で描いています。第19話はいじめっ子が報いを受ける話ですし、これから始まる第3章では、絵に描いたようないじめっ子が登場したり、村八分が起きたりと、作品全体を通して見れば、むしろいじめる子を悪く描いていることの方が多いです。その中の一つとして、この第９話に限っていえば、いじめられる子にも悪いところがあった、そう捉えて頂けると、誤解も解けるかと思います。 この作品に「繋がりにおいてある世界」という題名をつけている理由もここにあります。一つの事例、一つの視点だけを取り上げていじめを語っても、それは見方を変えれば結論も変わります。極端な話、人の数だけ答えがあるといっても過言ではありません。だからこそ、いじめられた側の目線も描きますし、いじめた側の目線も描きます。見てみぬふりをした人たちの目線も描きます。そういったものを全て繋ぎ合わせることが、この作品の目的です。 長々とすみませんでした

嬉しいコメントありがとうございます 話数が増えるに連れ、物語の全体としては複雑になっていきますが、一話完結としても気軽に楽しめるよう、引き続き精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします

コメントありがとうございます。作者にとって感想は宝物です。 罰を与えるだけでは根本的な解決にならないですものね。みんなで寄り添い合いながら、叱るべきところは叱る、そんな世の中になって欲しいものです。

コメントありがとうございます。作者にとって感想は宝物です。 私の絵が拙いため、大人か子どもか見分けることは難しい(というより不可能)ですが、一応だいの大人のつもり…で描いてます。 今のところ、私もネット特定班のターゲットになっていませんので、クマクマさんもきっと大丈夫！…でしょう。クマクマさんのように物事を考えられる人が増えるといいのですが…

コメントありがとうございます。作者にとって感想は宝物です。 「いったいどの立場で？」まさにその通りです。人が人を攻撃する方向へと繋がっていく世界ではなく、人が人を助ける方向へと繋がっていく世界でありたいものです。 余談ですが、妹さんは見た目は「少女」ですが、年齢は24歳という設定です(名探偵コ◯ンを意識しているわけではありませぬ…)。語りの男性はただの野次馬(他人)ですから、もちろん妹さんの年齢を知っているはずもなく、見た目で「少女」と判断しています。 "相手の年齢すら知らない"="相手のことを何も知らない"のに責め立てる彼は、まさに「いったいどの立場で？」

ご返信頂き、 ありがとうございます。 嬉しくて、勢いでチャンネル登録しました。w 感情的な書き込みをしてしまい、申し訳ございませんでした。（汗） どれも大切なテーマだと思って、少しずつ遡って観ていこうと思います。^ ^

こちらこそありがとうございます。嬉しいコメントを頂いたものですから、私も思わず返信したくなりました！ プレイリストの上から順に1話2話3話・・・となっていますので、参考にして下さい↓ ruclips.net/p/PLQUszCn_uM9WbWxUOawgSWbRjXlmhJ3q5&si=sMQZ9oEGYyHOPCuj (ちょいちょい、意味不明な回や納得できない回、つまらない回などあるかと思いますが、作品のことは嫌いになっても私のことは嫌いにならないで下さいw)

熱いコメントありがとうございます。せっかく頂いたコメントですので、少しだけ捕捉させて頂きます。まず、この物語を一人称視点で描いているのは、あくまでも私(語り手・本作の主人公)の物語であることを強調するためです。彼女(本作の主人公)は"いじめ加害者"の意見を代弁している訳ではありません。「私」がいじめをしていた理由を、「私」目線で語っています。それゆえ、彼女の意見には普遍性がありませんし、私自身普遍性を持たせようという意図もありません。 第一話～第九話を通しての群像劇になっている理由もここにあります。各話それぞれの(主人公の)主観を対立させて、その対立の過程に普遍性を見出だす、これが本作の目的です。

ソレ！