2020年3月にアメリカのカリフォルニア州で行われたRescue System 1の様子です。
本研修は、「レスキューシステム1」と呼ばれる都市型災害を対象とした救助トレーニングとなります。
911テロ災害の教訓から災害時の初期段階において、重機の使用が不可能あるいは不向きな状況には、人的救助法が極めて効果的かつ重要と判断され、人的救助法を主たる目的として開発されたプログラムが「Rescue Systems トレーニング」となります。
USAR とは正式名称「Urban Search and Rescue」の略語であり、日本語にすると「都市型災害対応チーム」と なります。この USAR は、FEMA(連邦危機管理局)に属する消防組織で構成される災害対応チームであり、全米に28 チーム存在し、構成する隊員は、認定された消防職員や特殊技能を持つ専門家で構成されています。
　本研修を担当する講師は、現役の消防職員兼、USAR・TASKFORCE3チームの一員であり、大規模災害の活動実績はもちろんのこと、講師としての経験も豊富な講師が担当いたします。また担当講師はこれまでに、 英語圏以外の指導経験も豊富であり、通訳も同行しますので、本場米国において、日本語での研修を体験できる貴重な機会となっています。
米国現地でのトレーニングで終わるのではなく、帰国してからもトレーニングを継続し今後の災害にも備えています。