涌谷町として、企業版ふるさと納税制度を活用し、特に寄附を募集している重点プロジェクト「町指定有形文化財建物『佐々木家住宅』保存活用事業」にかかわるご紹介について、ご紹介いたします。
寄附を活用させていただく「町指定有形文化財建物『佐々木家住宅』」にかつて住まわれていた佐々木家は、涌谷伊達家家中の中でも上級の家柄となっていました。その家柄を現代に伝えるかのように、屋敷地には茅葺屋根が目を引く母屋と客人を通す離れ、板蔵などの歴史的建造物に加え、江戸時代からの歴史を感じさせる日本庭園が現存しています。屋敷内には、涌谷伊達家の城下町を及び知ることができる数々の文化財も保管されています。
涌谷町では、祖先から脈々を受け継がれてきた、この「佐々木家屋敷」を次代に受け継ぎながら、涌谷町の観光や交流などの拠点としてにぎわいを創出する場へと生まれ変わらせるため、企業版ふるさと納税を通じて寄附を募らせていただいております。
現在、試験的にではありますが、新緑の時期にジャズコンサートを開いたり、秋には文化財と紅葉をお楽しみいただけるよう、無料開放イベントを実施しています。いずれも、好評いただき、涌谷町として新たな観光拠点としての手ごたえを感じているところです。
このプロジェクトを実行に移すためには、企業の皆さまからの5000万円のご寄附を必要としております。
文化財に造詣が深い企業さまや観光業を営まれている企業様からのご支援や利活用にかかわるご提案をお待ちしております。