💬浦塩の町で、一人の男が話しかけてきた。
彼が語るのは、兵隊時代の話と、それにまつわる “死後の恋” についてであった―。
相手が死んでしまってから分かることもある。
■愛と欲望の対比と人間の本質の描写。
■戦争の悲惨さと非情さの表現。
■ロシア革命と王朝の没落を巡る考察。
夢野久作の小説の中でも特に難解で衝撃的な作品！
🐸青空文庫 ～ 夢野久作「死後の恋」
👉www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2380_13349.html
【主な登場人物】
ワーシカ・コルニコフ －－－ 語り手。モスクワ生まれの貴族の息子。24歳。
リヤトニコフ －－－－－－－ モスクワ生まれで、貴族の血筋を引く者。17～18歳。
白軍の兵士
赤軍の兵士
日本の軍人
📌目次
00:00:00『オープニング』
00:00:28『しおり１』
00:28:06『しおり２』
00:55:39『エンディング』
👦🏻夢野久作（ゆめの きゅうさく, 1889年1月4日 - 1936年3月11日）
日本の小説家。陸軍少尉、禅僧、新聞記者、郵便局長という経歴も持つ。
三大奇書の一つ『ドグラ・マグラ』をはじめ、田舎の風土を醸したホラー、怪奇幻想の色濃い作風で名高い。
詩や短歌に長け『白髪小僧』中の神話、『猟奇歌』などに代表される。
絵もよくし、初期には『九州日報』で童話や今でいう一コマ漫画を描いた。
【主な代表作】
1926年『あやかしの鼓』でデビュー
1928年『瓶詰の地獄』
1929年『押絵の奇蹟』
1933年『氷の涯』
1935年『ドグラ・マグラ』
1936年『少女地獄』
【関連ワード】
藤沢周平, 邪剣竜尾返し, 臆病剣松風, 暗殺剣虎ノ眼,...