亡くなった祖父が作った曲。
戦後７５年の今年、偶然楽譜を目にして、
何とも切なく想いのこもった歌詞とメロディだったので、エレクトーンで演奏してみました。
勝手なアレンジで、もし天国で祖父が聴いたら
どう思うでしょうか…
母の庭の花と一緒に🌷
【玄海の彼方】
〜旧釜山四校同釜会に寄せて〜
高山幸生　作詞・作曲
１.玄海の　霧のかなた　遠き日の　夢のあとに
　牧の島　峰をわたる　月のみぞ永久に照りて
　語るらん　有りし様を
２.人繁く　港栄え　学び舎は　街に丘に
　文の華　かおる園を　若鳥ら　翼あげて
　春毎に　巣立ちゆけり
３.年ふれば　まして思う　かの頃のはずむいのち
　夢多く　事楽しく　対馬なる　空もはるか
　ゆく雲に　光ありき
４.その海や　山や川の　姿こそ　むかし写せ
　へだてある　国となりて　散らばれる鳥ら四群れ
　今は無き　家路恋うる
５.高遠見　涸れし水の　末絶えんそれに似れど
　おのがじし　生くる日々は　忘られじ胸にきざむ
　そのかみの　ゆめの跡を