奈良教育大学 学生オペラ2024 オペレッタ『メリー・ウィドウ』
本公演より第２幕
2024年３月９日(土)　奈良教育大学 講堂
〜あらすじ〜
舞台は1905年のパリ。東欧の小国ポンテヴェドロ公国の国王の生誕を祝うパーティーが公 使館で開かれています。 パーティーの話題は、若くして莫大な遺産を手に入れた未亡人ハン ナのことで持ちきり。多くの男たちはその美貌と財産の2つを手に入れようと彼女を狙っていました。
もし、ハンナがパリの男と結婚とすれば、多額の資産がポンテヴェドロの銀行からパリへ流れてしまい、国家は存続の危機に晒されます。そこで、ハンナの持つ遺産をポンテヴェドロに残したいツェータ男爵(ポンテヴェドロ公国パリ駐在大使)は、この状況を阻止すべく ダニロ伯爵(同書記官)にハンナとの結婚を命じます。 実はハンナとダニロは昔恋人関係だったものの、身分の違いから結ばれなかった過去がありました。 意地っ張りのダニロは、ハンナの財産目当てで求婚したと思われたくないため、ハンナへ自分の気持ちを伝えられません。ハンナに愛しているなんて言わないと宣戦布告をし、ツェータ男爵の頼みも断ってしまいます。
一方その頃。ツェータ男爵の妻であるヴァランシェンヌは、パリの伊達男カミーユと不倫関係にありました。ヴァランシェンヌは遊びのつもりですが、カミーユはそんなヴァランシェンヌに本気で恋をしているよう...。そして、ハンナがこの2人の関係をかばったことでダニロの誤解を招くことになります。
果たして、国の財政を揺るがす財産とすれ違う二人の恋の行方はいかに...?
★No.別タイムスタンプ★
00:00 開演
00:37 ...