杉山先生だ
アスイタネースイタネー 姉さん方の手拭は(ユイセー) 京染か地染か鳴海絞りか アスイタネースイタネー (アスイタネースイタネー)あの娘はよい娘粋な娘だ(ユイセー) 瓜ざね顔で色白 アスイタネースイタネー (アスイタネースイタネー)ところはどこだ岡田村(ユイセー) 宮沢町の中ごろ アスイタネースイタネー (アスイタネースイタネー)あの娘とならばどこまでも(ユイセー) 奥山のさいかち茨の中まで アスイタネースイタネー (アスイタネースイタネー)
エーェ島やがちかくなるね 押せや押せ押せ(コイショコイショ) 二丁櫓で押せばヨーホホイ(ヨーホホイ) 押せば島屋が近くなるね (エーェ島やがちかくなるね)島屋女は(コイショコイショ) 渡し場の舟でヨーホホイ(ヨーホホイ) 上り下りの客のせるね (エーェ下りの客のせるね)目出度目出度が(コイショコイショ) 三つ四つ五つヨーホホイ(ヨーホホイ) 末にゃつるかめ五葉の松ね (エーェつるかめ五葉の松ね)
(十余すじ) 十七と二十一と浜へさがりて水を汲む (水を汲む) 水汲めばたもとが濡れるたすきをかけます十余すじ (十余すじ) 十七が忍ぼうとすれば七重の障子で忍ばれぬ (忍ばれぬ) 神諸神ところの氏神七重の障子の明くように (明くように) 十七が帰る細道小藤がさがりて帰られぬ (帰られぬ) その藤を切りてたぐりて束ねて夜を明かす (あぁ目出度いな目出度いな)
エーエチョイトきたお客にチョイトわしや惚れたオヤそのネーサ エー三味の音もする太鼓の音も わしがお客の声もするオヤそのネーサ エーエチョイトきた端唄にチョイト笛太鼓オヤそのネーサ エー開きかかりし寒中の梅よ 水揚げすませば床の花オヤそのネーサ エーエチョイトきたお庭にチョイト梅桜オヤそのネーサ エー心しづかに時節を待てば 花の咲くよなこともあるオヤそのネーサ エーエチョイトきたお客にチョイト岡惚れだオヤそのネーサ
ア ヤァサソラヨーイサナ ホンヤァソーラーヨーイサナア 下田出しかやナーアーアーヨェ ア柿崎ェ ア出しかヨーエ ェ但しや須崎のァァ宵出しか やさそらよーいさな ア ヤァサソラヨーイサナ 下田の女郎衆で ヨーイサナ ホンヤァソーラーヨーイサナー 須崎出しかやナーアーアーヨェ ア爪木のェ ア沖でヨーエ ェまぎる片帆はァァどれ丸だ やさそらよーいさな ア ヤァサソラヨーイサナ 須崎の女郎衆で ヨーイサナ ホンヤァソーラーヨーイサナー 吹いた西出しよナーアーアーヨェ ア矢羽根にェ ア受けてヨーエ ェすぐにその帆でェァァお江戸まで やさそらよーいさな ア ヤァサソラヨーイサナ 日和りがよければ ヨーイサナ ホンヤァソーラーヨーイサナー
ソラ仲良く暮らせばヨーシヨシ宝町にていさばやの アノッタノッタ 娘や若い衆にどんと惚れこんで 娘や米屋で岡惚れだ ソラオカボが万作とり次第 山と山とが金山で アノッタノッタ 娘やたのしむ仲良しの顔で 娘や宝町で宝夢 ソラ親達や夢にも宝夢目出度めでたが三つ四つ五つ アノッタノッタ 末にや鶴亀どんと五葉の松 末にやつるかめ五葉の松末 ソラ仲良く暮らせばお目出度い
(晴れればお星がたんとたんと)今年や良い年よいことばかり岡は万作浜大漁 (雨風少のうて豊年で畑にゃ稔りがたんとたんと)晴れる十五のわしゃ月なれどよそで曇りをかけたがる (曇りを晴らすは西の風晴れればお星がたんとたんと)目出度目出度が三つ四つ五つ末にゃつるかめ五葉の松 (瓜にからまるササギの手 女にからまる男の手) 末にゃ子どもがたんとたんと
(スッココンヤッチキデッポウハトマメホイ)山が山がと足げにするが そんなもんぢゃない(ソンナモンジヤナイ) 色に咲く花チョイト山に咲く そんなもんぢゃない ※一夜でも妻二夜でも妻って そんなもんぢゃない(ソンナモンジヤナイ) 妻でないとは言わしやせぬ そんなもんぢゃない ※たとえ錦の旗風吹くが そんなもんぢゃない(ソンナモンジヤナイ) よそになびかぬチョイト糸柳 そんなもんぢゃない ※
杉山先生だ
アスイタネースイタネー 姉さん方の手拭は(ユイセー) 京染か地染か鳴海絞りか アスイタネースイタネー (アスイタネースイタネー)あの娘はよい娘粋な娘だ(ユイセー) 瓜ざね顔で色白 アスイタネースイタネー (アスイタネースイタネー)ところはどこだ岡田村(ユイセー) 宮沢町の中ごろ アスイタネースイタネー (アスイタネースイタネー)あの娘とならばどこまでも(ユイセー) 奥山のさいかち茨の中まで アスイタネースイタネー (アスイタネースイタネー)
エーェ島やがちかくなるね 押せや押せ押せ(コイショコイショ) 二丁櫓で押せばヨーホホイ(ヨーホホイ) 押せば島屋が近くなるね (エーェ島やがちかくなるね)島屋女は(コイショコイショ) 渡し場の舟でヨーホホイ(ヨーホホイ) 上り下りの客のせるね (エーェ下りの客のせるね)目出度目出度が(コイショコイショ) 三つ四つ五つヨーホホイ(ヨーホホイ) 末にゃつるかめ五葉の松ね (エーェつるかめ五葉の松ね)
(十余すじ) 十七と二十一と浜へさがりて水を汲む (水を汲む) 水汲めばたもとが濡れるたすきをかけます十余すじ (十余すじ) 十七が忍ぼうとすれば七重の障子で忍ばれぬ (忍ばれぬ) 神諸神ところの氏神七重の障子の明くように (明くように) 十七が帰る細道小藤がさがりて帰られぬ (帰られぬ) その藤を切りてたぐりて束ねて夜を明かす (あぁ目出度いな目出度いな)
エーエチョイトきたお客にチョイトわしや惚れたオヤそのネーサ エー三味の音もする太鼓の音も わしがお客の声もするオヤそのネーサ エーエチョイトきた端唄にチョイト笛太鼓オヤそのネーサ エー開きかかりし寒中の梅よ 水揚げすませば床の花オヤそのネーサ エーエチョイトきたお庭にチョイト梅桜オヤそのネーサ エー心しづかに時節を待てば 花の咲くよなこともあるオヤそのネーサ エーエチョイトきたお客にチョイト岡惚れだオヤそのネーサ
ア ヤァサソラヨーイサナ ホンヤァソーラーヨーイサナア 下田出しかやナーアーアーヨェ ア柿崎ェ ア出しかヨーエ ェ但しや須崎のァァ宵出しか やさそらよーいさな ア ヤァサソラヨーイサナ 下田の女郎衆で ヨーイサナ ホンヤァソーラーヨーイサナー 須崎出しかやナーアーアーヨェ ア爪木のェ ア沖でヨーエ ェまぎる片帆はァァどれ丸だ やさそらよーいさな ア ヤァサソラヨーイサナ 須崎の女郎衆で ヨーイサナ ホンヤァソーラーヨーイサナー 吹いた西出しよナーアーアーヨェ ア矢羽根にェ ア受けてヨーエ ェすぐにその帆でェァァお江戸まで やさそらよーいさな ア ヤァサソラヨーイサナ 日和りがよければ ヨーイサナ ホンヤァソーラーヨーイサナー
ソラ仲良く暮らせばヨーシヨシ宝町にていさばやの アノッタノッタ 娘や若い衆にどんと惚れこんで 娘や米屋で岡惚れだ ソラオカボが万作とり次第 山と山とが金山で アノッタノッタ 娘やたのしむ仲良しの顔で 娘や宝町で宝夢 ソラ親達や夢にも宝夢目出度めでたが三つ四つ五つ アノッタノッタ 末にや鶴亀どんと五葉の松 末にやつるかめ五葉の松末 ソラ仲良く暮らせばお目出度い
ソラ仲良く暮らせばヨーシヨシ宝町にていさばやの アノッタノッタ 娘や若い衆にどんと惚れこんで 娘や米屋で岡惚れだ ソラオカボが万作とり次第 山と山とが金山で アノッタノッタ 娘やたのしむ仲良しの顔で 娘や宝町で宝夢 ソラ親達や夢にも宝夢目出度めでたが三つ四つ五つ アノッタノッタ 末にや鶴亀どんと五葉の松 末にやつるかめ五葉の松末 ソラ仲良く暮らせばお目出度い
(晴れればお星がたんとたんと)今年や良い年よいことばかり岡は万作浜大漁 (雨風少のうて豊年で畑にゃ稔りがたんとたんと)晴れる十五のわしゃ月なれどよそで曇りをかけたがる (曇りを晴らすは西の風晴れればお星がたんとたんと)目出度目出度が三つ四つ五つ末にゃつるかめ五葉の松 (瓜にからまるササギの手 女にからまる男の手) 末にゃ子どもがたんとたんと
(スッココンヤッチキデッポウハトマメホイ)山が山がと足げにするが そんなもんぢゃない(ソンナモンジヤナイ) 色に咲く花チョイト山に咲く そんなもんぢゃない ※一夜でも妻二夜でも妻って そんなもんぢゃない(ソンナモンジヤナイ) 妻でないとは言わしやせぬ そんなもんぢゃない ※たとえ錦の旗風吹くが そんなもんぢゃない(ソンナモンジヤナイ) よそになびかぬチョイト糸柳 そんなもんぢゃない ※