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戦後朝鮮史は前編と後編 前編では朝鮮戦争後の韓国、朴正煕の開発独裁まで ざっくりとした韓国政治の左派・右派の主張もまとめました。 2024年末の「非常戒厳」はこの歴史を学んでいると感慨深いものがあります。

第３回は、毛沢東後の中国史 毛沢東を「三分の批判、七分の評価」と結論し、中国の経済発展をもたらしたのが鄧小平です。 過去に３度失脚した男は、巧妙なやり口で実権を掌握しました。 現在の中国は彼の敷いたレールを走っていますが、近年の習近平はどことなく毛沢東を感じさせる節があります。

第４回は「戦後台湾の歴史」 ※戦後中国史と題していますが、私は「台湾＝中華民国」であり、中国は２国あるという立場に共感を覚えます。 内戦に敗れた蔣介石率いる国民政府は、台湾に拠点を移しました。 戒厳令による独裁→経済発展→民主化（現在）までを一気に俯瞰しましょう。

第２回は、毛沢東の時代 後半戦 水面下で中ソ対立が起こる中、毛沢東は「大躍進」に乗り出します。 「15年でイギリスを追い抜く」という巨大な目標は、残酷な現実に打ち砕かれます。 その後の対応をめぐり、中国共産党内では対立構造が生まれました。 党内の闘争、社会の混乱の中、毛沢東 再び！

第１回は、中華人民共和国の成立 日本が撤退した後、毛沢東と蔣介石は結局決裂。 今回は毛沢東に軍配が上がり、大陸は共産党の支配へ。 しかし、意外にも毛沢東は「共産主義一色」で中国を染めるつもりはありませんでした。 では、何が彼を変えたのか…？

教科書『世界史探究』（山川出版社）、最後のテーマが「フェミニズム」です。 教科書改訂により、かなりクローズアップされました。 フェミニズム＝女性の思想と思うかもしれませんが、それは半分正解・半分誤りです。 2023年に公開された映画『Barbie』は、フェミニズムの昔～現在を上手く描いた寓話だと思います。 またクレオパトラや武則天など、これまで語られてきた「女性」はフェミニズムの視点でみると、違った見え方をするのも面白いところです。

今や大学の学問として定着した心理学も、２０世紀に大成されました。 フロイトが革命的だったのは、「無意識」や「夢」に注目した点です。 また近年「メタ認知」という言葉もよく聞きますが、これも心理学用語です。 心理学やカウンセリングによって「自分と付き合う＝生きていく」ということが少しわかった気がします。 社会学も大家マックス=ヴェーバーが登場します。 マルクスが経済で分析した社会を、ヴェーバーは宗教で分析していきます。

１９世紀、世界を「植民地」にした西欧は、２０世紀に衰えをみせます。 この行き詰まりは、「人類史＝進歩の歴史」としてきた合理主義の考えを揺さぶり、「ポスト=モダニズム」の思想を生みました。今の歴史教科書も、その視点が多く採用されています。 「歴史は（視点によって）変わるもの」であることは知っておいてよいでしょう。 またニーチェ以来の実存主義にも、構造主義という視点が参入します。 人間は自由なのか？その自由とは幻想にすぎないのか？

２０世紀の西洋絵画は、ポスト印象派やアールヌーボーの後の世代。 野獣派（フォービスム）、立体派（キュビスム）、シュールレアリスムの画家たちが主役です。 ルネサンス～１９世紀の絵画通史と一緒に見ると、気づきがあると思います。 ruclips.net/video/ndT6ZWvCPfI/видео.htmlsi=2PKXjJcRIrEz9NbL 文学もアメリカの文豪ヘミングウェーやドイツのトーマス=マンなどが登場しますが、 こちらは政治史との関連で学習済みだと思うので、サラッとでＯＫです。

意外かもしれませんが、「環境への国際協力」は大学入試でよく出ます。 覚えることは少ないので、一気に覚えてしまいましょう。 産業革命以降の人口増、２０世紀の人口爆発は地球の「自然」を大きく変容させました。 ６０年代以降の公害・薬害、７０年代の石油危機は、それまでの「大量生産・大量消費」の経済を再考する機会となりました。 一方で、環境保護による協力・規制は、「自由主義経済」と対立しうるものです。 果たして世界はどの辺りに落としどころを見つけていくのでしょうか？

２０世紀は科学技術の世紀です。 物理学は、ニュートンからアインシュタイン、そして量子力学へ。 米ソのミサイル競争は、宇宙開発の道を切り開きました。 ＡＩなどの登場がこの先の世界をどう変えていくのでしょうか…

今回は太平天国（拝上帝会）に現れたシャーマンの話。 彼らは王の称号を与えられ、文字通り「シャーマンキング」となった。 後半は、教団の指導者洪秀全とシャーマン楊秀清の権力闘争の話。 「天京事変」と呼ばれる政変は、教団内の大粛清であった… 【参考図書】 菊池秀明『太平天国ー皇帝なき中国の挫折』岩波新書、2020 高島俊男『中国の大盗賊・完全版』講談社現代新書、2004

「知らなくていい世界史」第2弾 今回は、科挙に落ち寝込んだ洪秀全が見た夢の話。 夢の話ほど、いい加減で曖昧なことは無いのですが、 この落第生は、そこから清朝を揺るがす宗教結社&大乱を引き起こしました… 参考図書 菊池秀明『太平天国ー皇帝なき中国の挫折』岩波新書、2020 菊池秀明『太平天国にみる異文化受容』山川出版社（世界史リブレット）、2003

19世紀　西欧思想史② 功利主義・経済思想など

19世紀 西欧思想史① ドイツ観念論と実存主義哲学

19世紀西欧美術史②－画家と名画解説

19世紀西欧美術史①－流れと特徴を解説

東南アジアの植民地化　⑤タイ

東南アジアの植民地化　④ フランス領インドシナ

東南アジアの植民地化　③フィリピン

ラテンアメリカの独立（後編）

ラテンアメリカの独立（前編）

社会主義（後編）マルクス主義

社会主義（前編）ー初期の社会主義者たち

東南アジアの植民地化② ビルマ・マレー

東南アジアの植民地� ① インドネシア

17〜18世紀　市民文化（英国小説）

宮廷文化（後編）ロココの時代 市民のバロック絵画

宮廷文化（前編） バロックの芸術